
6月に作陶した備前焼を美作市の登り窯で窯焚きをし、11月に窯出しが行われました。
完成した自分の作品を手に取った生徒たちは、本当に嬉しそうな表情をしており、焼き色の美しさに感動していました。


生徒の中には、「使うのが楽しみ。」「卒業制作展示発表会で使いたい。」と楽しそうに話す姿が見られました。
今回の体験を通して、料理をより美味しく演出してくれる器について学び、岡山県の伝統工芸とふれあう貴重な経験になりました。
6月に作陶した備前焼を美作市の登り窯で窯焚きをし、11月に窯出しが行われました。
完成した自分の作品を手に取った生徒たちは、本当に嬉しそうな表情をしており、焼き色の美しさに感動していました。
生徒の中には、「使うのが楽しみ。」「卒業制作展示発表会で使いたい。」と楽しそうに話す姿が見られました。
今回の体験を通して、料理をより美味しく演出してくれる器について学び、岡山県の伝統工芸とふれあう貴重な経験になりました。
11月10日(日)、第27回さら山時代祭が皿川公園(津山市平福)一帯で開催され、本校から、行学地域PJの一環として普通科2年生3名が、ボランティアとしてサッカー部1・2年生9名が参加しました。
佐良山公民館で時代祭の衣装に着替えましたが、今まで着たことのない衣装を身に着けることができ、みな大喜びでした。
武者2人を先頭に駕輿丁、天皇、貴族が続き最後尾に女官3人が小学生の手を引いて皿川公園まで歩きました。
行列が見え始めると会場にいた人たちが集まり、珍しそうに写真を撮っていました。
まず、ステージ上で司会者の方から時代祭や装束についての説明があり、その後、後醍醐天皇に扮した生徒が和歌を詠みあげました。
次に、貴族の衣装を纏ったサッカー部の2人が蹴鞠を披露しました。
サッカーボールとは大きさも重さも違うので難しそうでしたが上手に蹴り合い、観客のみなさんから大きな拍手を浴びていました。
最後にステージ上から、小学生に向けて菓子投げを、中学生以上の観客の方には餅投げを行いました。
みな、歓声を上げて、お菓子やお餅を拾っていました。
晴天にも恵まれ、伝統ある地域の行事に参加でき貴重な体験ができました。
11月9日(土)、三笠高校生レストランMIKASA COOKING ESSOR内併設キッチンスタジアム(北海道三笠市)において、うまいっしょ甲子園 全国高校生料理選手権2024が開催されました。
本校から食物調理科3年の木元芹奈さん、川原環楽さんが出場しました。
1次選考(書類審査)の後、2次選考としてオンライン審査が行われ、本選(会場にて実技調理・試食等)への出場権を獲得しました。
<2次選考(オンライン審査)の様子>
実際に料理を作り、料理の説明をした後、審査員の方から販売した場合のことや黄ニラの別の食べ方などの質問を受けました。
思いもよらない質問もあり、少し戸惑うこともありましたが、無事終了し本選出場を勝ち取ることができました。
今回のテーマは「秋冬に食べたい×高校生のアイデア」のセットメニューで、 津山は、江戸時代から全国でもまれな「養生喰い」の習慣があり、牛肉の独特の料理が数多くあります。
そのひとつとして市民から愛されている「そずり鍋」をアレンジして献立構成を行いました。そずりの語源である骨周りの肉を削り取ることは、SDG’sの食品ロスをなくし無駄なく食べるという食文化が根付いているということを、皆さんに伝えたいと思い選びました。
そずり鍋を汁物として飲みやすくするために、味付けを薄めにし、野菜の種類を増やし、うま味をアップさせました。
また、本来は鍋のしめにうどんを入れることが多いのですが、津山の特産品である自然薯をすりおろして加え、初冬の雪景色を想像させる汁物としました。
調理中は衛生面について、冷蔵庫の中や調理台の整頓、片付けや調理手順等を審査員の方が間近で見られ、とても緊張しました。時間も100分を越えると減点され、10分以上は失格になるので、時間との戦いでもありました。
また、学校と勝手の違う調理台でもあり、作業中インタビューにも答えたりと、いつもは多少の余裕を持ってできていた調理も、当日は時間ギリギリに何とか作り終えました。
<作品名>
岡山県北の秋冬のおいしいものをたくさん詰め込んだ「食肉の秋!! 肉花堂弁当」
ジビエのおいしい時期となり、身近な食材のいのしし肉を臭みなくやわらかく食べるための工夫をして主菜とし、岡山県北の秋の味覚である黒豆、きのこ、自然薯、柿、特産の黄ニラなどを使い、それぞれの料理が一見和食のようで、ところどころに洋食の要素やアクセントを加えているため、年齢を問わず楽しんでもらえる料理に仕上げました。
デザートには、津山藩の藩医で蘭学者の宇田川榕菴が「珈琲」という漢字を考えとされる、「榕菴珈琲」を使用したちょっと変わった大福にしました。
「シシかつ&やきシシ」
「チーズ入り黒豆ばら寿司」
「黄ニラときのこのチーズみそ和え」
「自然薯入りそずり汁」
「榕庵珈琲大福」
審 査 員 特 別 賞
審査員の方からはそずり汁の味の濃さとあくのとり方の指摘と、黄ニラをもっとたくさん使ってもよかった、シシかつのパン粉のつけ方とタレにとろみを付けた方が良かったとアドバイスをいただき、大福は非常においしかったとコメントをいただきました。
翌日は、今回の規定食材の北海道米のセミナーと審査委員長の「ラ・サンテ」の髙橋 毅オーナーシェフの料理セミナーを受講しました。
北海道米の4種を食べ比べ、特徴やどんな調理に向くかなどを教えていただきました。
料理セミナーでは、フライパンで作る炒飯のコツやスフレの作り方についてお菓子作りの基本を一から丁寧に教えてくださり、大変勉強になりました。
夏休みの献立作りから2次選考、本選まで長期間にわたっての練習を経て、審査員特別賞をいただくことができて本当にうれしかったです。
今回、調理の面でいろいろとアドバイスをいただいたので、来年挑戦する後輩たちにしっかり伝え、来年も本選に出場し、ぜひ上位に入賞できるように頑張ってもらいたいと思います。
11月8日(金)の昼休みに、図書委員会主催の出張図書館を行いました。
この出張図書館は、読書週間(10月27日~11月9日)に合わせて、普段図書室に行く機会の少ない生徒でも気軽に本を借りられるように、コモンホールで本の貸し出しを行うというイベントです。
今回の担当は2年図書委員です。
図書委員のおすすめ本を並べてコモンホールに設置したところ、通りかかった生徒たちや購買に昼食等を購入しに来た生徒たちが、立ちどまって興味がある本を選ぶ光景が見られました。
昼休みの20分間という短い時間でしたが、合計11冊の貸し出しがありました。
また、今年度の読書週間には、昼休み限定で、図書室に癒しのBGMを流し、小声でのおしゃべりはOKとする取り組みも行いました。
こうした行事をきっかけにして、これからも読書に親しんでほしいと願っています。
11月8日(金)、第2回防災訓練を実施しました。
今回は、停電により校内放送が使えないとの想定で、無線機を活用しての報告などを訓練しました。
<緊急地震速報で訓練開始>
速報が出されたら机が動くことがあるので、しっかり机の脚を持ち頭の保護の目的で机に下に入ります。
<本部による被災状況の確認>
全て、無線機を使用し、教室棟の各階や体育館・専門科棟の被災状況の確認後、避難指示が出されました。
「お」さない、「は」しらない、「し」ゃべらない、「も」どらないに注意しながら、全生徒・教職員の約650名が避難しました。
災害看護を学んでいる専攻科生も、授業の一環として参加しました。本科生の見本となり、避難指示からわずか2分ほどで避難も完了しました。
消防署の方は、今回、急な出動があったため来校できず、本校の自衛消防組織の担当教員が、消火器について説明し、消火訓練を実施しました。
周囲に大きな声で「火事だ!!」と知らせ、初期消火にあたります。消火器の安全ピンを抜き、ホースを火元に向けて構えたら、レバーを握り、徐々に火に近づいていきます。
板谷教頭からも、今回の避難がスムーズに実施できたことを評価いただき、併せて、今後30年以内に発生する確率が70~80%の南海トラフ地震について、そして、今年各地で多くの災害により甚大な被害が発生しており、日頃からの備えが必要であること等、講評をいただきました。
11月7日(木)、食物調理科3年生を対象に蟹ヶ峪エコファーム代表福井利夫先生からタイの伝統工芸であるフルーツカービングを教えていただきました。
熟練した技術により芸術的な作品が生まれることを知り、体験することで他国の食文化に興味関心を高めることを目的として実施しています。
今年度はマスカット、すだち、にんじんを使って飾り切りを教えていただきました。
福井先生は慣れた手つきで進めていかれますが、生徒たちは初めて扱うカービングナイフの使い方に戸惑っていました。それでも、福井先生の手元を見ながら集中して取り組み、作品ができるようにそれぞれに一生懸命取り組みました。
基本的なカービングナイフの使い方から、難易度が高い切り方まで教えていただきました。
最後に、代表生徒から、「貴重な経験ができて、とても楽しかったです。今回学んだ技術や感性を卒業制作展示発表会や社会に出た時に活かしていきたいと思います。」とお礼の言葉を述べました。
11月4日(振替休日・月)、知和地区(津山市加茂町)で枝豆収穫体験&竹炊飯・竹ワークショップ(主催:加茂の今後を考える会)が開催され、本校から、 普通科2年生の5名が参加しました。
4月から行学で地域に分かれて知和地域について学んでおり、NPO法人スマイル知和の國米さんに来校していただきお話を伺ったり、先輩から話を聞いたりして地域について学び、自分たちなりのイベントを考えて実施するために、準備を重ねてきました。
また、10月のフィールドワークにも実際に現地に足を運び、その後も電話等で打ち合わせを行ってきました。
当日は地元の方や美作大学の学生さんやたくさんのスタッフさんと一緒にイベントを実施することができました。
朝早くから集合してカレー作りの準備のお手伝いをして、生徒たち自身が企画した知和でとれたお米でおにぎりを作ったり、竹ぽっくりで競争したりするイベントも実施しました。
まだまだ勉強不足で地域の方に助けられることが多くあり、イベントをする難しさや、地域の皆さんや子どもたちを惹き付ける難しさを実感しました。
これからはプレ発表会に向けて、自分たちの感じたことをまとめ、来年度の後輩に繋いでいきたいと思います。
11月1日(金)、本科全校生徒を対象に「薬物乱用防止・ネットモラル講演会」を実施しました。
薬物やネットモラルについて正しい知識と心身に及ぼす影響を理解し、適切な行動と意思決定ができる力を身につけることをねらいとして、津山少年サポートセンター上村博史先生にご講演いただきました。
上村先生は、近年違法薬物の販売手口が巧妙化し、実は身近なところに危険性が潜んでいることを話されました。
誰でも些細なきっかけから薬物中毒・薬物依存に陥り、自他ともに命を落とす危険があることを、DVD映像を交えながら生徒たちに訴え、何ごとも落ち着いて善悪の判断をし、「してはいけないことは絶対にしてはいけない」と強調されました。
生徒たちは真剣な表情で話を聞き、薬物乱用のリスクを自分たちの問題として受け止めていました。
万が一、周囲の人から薬物使用を誘われた場合の断り方など、具体的なお話は大変参考になりました。
10月29日(火)の昼休みに、図書委員会主催の出張図書館を行いました。
この出張図書館は、読書週間(10月27日~11月9日)に合わせて、普段図書室に行く機会の少ない生徒でも気軽に本を借りられるように、コモンホールで本の貸し出しを行うというイベントです。
今回の担当は1年図書委員です。
図書委員のおすすめ本を並べてコモンホールに設置したところ、通りがかりの生徒たちや購買で昼食等を購入しに来た生徒たちが、立ちどまって楽しそうに本を選んでいました。
読書週間特製ブックカバーも展示し、希望者には持って帰ってもらいました。昼休みの20分間という短い時間でしたが、合計12冊の貸し出しがありました。
読書週間に合わせて、昇降口では、9月に行われた2年生のミニ・ビブリオバトルで生徒たちが紹介した本をまとめ、掲示しました。
また、読書週間限定で、昼休み限定で図書室に癒しの曲を流す取り組みも行っています。
こうした行事をきっかけにして、これからも読書に親しんでほしいと願っています。
10月28日(月)、普通科1年生が岡山大学(岡山市北区)を訪問しました。
本活動は、視野を広げ、様々な学問に触れることで学習意欲を高め、自身の進路決定に活かすという目的で実施しました。
午前中は、大学の高大接続部門の方による岡山大学の概要説明がありました。大学が研究していることや研究所について、大学選びに関することなど幅広く話してくださいました。
昼休憩は多くの生徒が学食を利用し、午後は8学部11学科に分かれ学部訪問にうつりました。学部訪問終了後は、岡山大学の50周年記念館金光ホールで卒業生との懇談会があり、卒業生の話を聞きました。
学部訪問では、日ごろとは異なる雰囲気の中で受ける講義に緊張する様子も見られましたが、大学の先生の話によく耳を傾けて集中していました。
また、グループ活動では周りの友人と積極的に話し合いをする場面も見られ、大学の専門的な学びに触れることができる貴重な体験となりました。
懇談会は、事前に生徒たちが提出していた質問に、卒業生が答えるという形で開催しました。
卒業生の方々の話を聞きもらさないようにメモをしながら真剣に聞いていました。勉強の仕方や進学後の様子、アルバイトに関することなど、普段は聞くことができないので、生徒にとってはよい機会になりました。
最後に、生徒代表がお礼の言葉を述べました。
今後は、大学訪問で学んだことをLHRで振り返りをして、自身の進路決定に向けた見通しを持っていけるようにしていきます。また、2年生に向け、学習の仕方を今一度見直していきたいと思います。