教職員救急法講習会

5月12日(火)、津山圏域消防組合消防本部の方にお越しいただき、教職員対象の救急法講習会を実施しました。
いつどこで起こるかわからない緊急事態に備え、心肺蘇生法、AED使用方法の個人スキルの維持、向上を目的として、本校では毎年全教職員を対象として行っています。

当日は、救急隊が到着するまでの対応が命を救う鍵になるという緊迫感のもと、実技講習がスタートしました。講師の方からは、時間経過とともに救命率が急激に低下するため、1分1秒を大切に対応することの重要性が強く語られました。

胸骨圧迫は、しっかり押すことと同時に、押した後に胸を元の高さまで戻す(圧迫を解除する)ことが大切であること、ベッドなどの柔らかいものの上では体が沈み込んでしまい十分な効果が得られないため、必ず固い地面におろして行うことなど、実践的なポイントを確認しました。
さらに、数々の現場を経験されてきた講師の方ならではの視点から、AEDのパッドは粘着力が非常に強いため、一刻を争う場面でも衣服や別の場所に貼り付いてしまわないよう慎重に扱うべき、という訓練では見落としがちな失敗についてもご指導いただきました。

何より強調されたのは、胸骨圧迫を中断しないことの大切さです。AEDのパッドをはる間も、救助者が交代する間も、極力手を止めない工夫が求められます。救急車の到着には平均で8~10分かかるため、できるだけ多くの人を集めて交代しながら続けることが不可欠です。参加した教職員は、救急隊の到着まで全員で命のリレーを繋ぐ想定で、繰り返し訓練に励みました。

万が一の事態において生徒の安全と命を守り抜くため、教職員一人ひとりが「自分が最初の救助者になる」という意識と責任感を持って行動できるように今後も研修を重ねたいと思います。