うまいっしょ北海道 全国高校生料理選手権(食物調理科3年)

1月22日(土)、うまいっしょ北海道 全国高校生料理選手権2021がオンラインで開催され、本校から食物調理科3年金子恭子さん、髙橋未菜美さんの「こんぺいとう」チームが出場しました。
本来は、北海道の三笠高校にある三笠高校生レストラン「MIKASA COOKING ESSOR」キッチンスタジアムに行き本選に出場予定でしたが、新型コロナウイルス感染症急拡大により、競技が中止となりオンライン交流会という形になりました。

冬休み中、毎日のように試作をしプレゼンテーションを考えていたため、とても残念でしたが、気持ちを切り替え、全国の皆さんに津山の美味しい食材をPRしようと思うことにしました。

「笑顔さくらンチ~えぇとこじゃで。春は津山へ~」と題し、春の津山へ桜を見に来られた20代の女性を対象にした作品を考案しました。
「桜咲くままかり城」は、ゆず香る酢飯にままかりをのせ、津山城の石垣を表現しました。
「姫とうがらしで召し上がれ天ぷら」は素材の甘みを引き立てるための、姫とうがらし塩を添えました。
「なぎビーフのステーキ&干し肉のハーブスモーク&よめなかせの唐揚げ」は、牛肉の様々な部位を異なる調理法で食感と味が楽しめます。


他にも2年生の時、日本料理で身に付けた技術を生かした春野菜の煮物とだし巻き卵を入れ、女性に欠かせないデザートとして桜もちを入れました。
そして、美作地域のお正月のお雑煮からヒントを得たスルメ出汁のすまし汁を添えました。



オンライン交流会まで多くの先生方に試食いただき、プレゼンテーションをさせてもらい、様々なアドバイスをいただいたことで、当日は緊張しましたが自分たちの伝えたいことを思う存分伝えることができました。



審査員の方々に実際に食べていただくことができずに本当に残念でしたが、卒業を前に3年間学んだ調理技術や、津山地域の食文化を披露し、伝えることができてとてもうれしく思いました。
卒業後も調理師としての使命を忘れず活躍していきたいです。