朝ごはんを食べよう!高校生朝食レシピコンテスト(食物調理科2年)

9月23日(木・祝)、2021年度津山東高校連携事業「朝ごはんを食べよう!高校生朝食レシピコンテスト」が開催され、食物調理科2年生が挑みました。
今年度は、一日を元気に始めるに欠かせない朝食を8グループに分かれて2品ずつ考案しました。

グループごとに、考案したレシピを審査員の方々にプレゼンテーションを行い、試食作品を提供し、
「独創性」「味」「再現性」「地域性」「プレゼン力」の5項目で審査をしていただきました。

審査の結果、
グランプリ に、マジックガール
優秀賞(津山市) に、家らの素
優秀賞(味の素) に、Little moon
の3グループの受賞が決定しました。

審査員の方から、「忙しい朝食メニューとして、簡単だが栄養価があるものを工夫して作っていた。味の素商品を上手に使用し、うま味が引き出されていた。食材についてもしっかり研究がされ、どの作品も味がいい。」と褒めていただきました。

優秀賞:Little moon
「椎茸の肉詰め、焼きおにぎりスープ 」

冷凍の焼きおにぎりを使用し、時短を目指しました。椎茸を丸ごと使うことで無駄なく、うま味も向上し、食物繊維も多く摂取できます。
冷凍食品をうまく活用し、和の食材にチーズとケチャップを組み合わせたところを評価されました。

優秀賞:家らの素
「くる~みチーズパン、津山産しょうがのhotスープ 」

ダイエットをしている人や糖尿病の人に脂肪燃焼という視点から考案しました。低糖質なブランパンを使用したり、砂糖にかわるパルスイートを使用し、エネルギーを抑えました。また、生姜を入れることで体温を上げ血流を良くすることができます。
スープの味がよく、小麦の表皮まで含んだブランパンを使用した工夫が高く評価されました。

グランプリ:マジックガール
「さっぱりアボガドサーモン丼、まるごとトマトスープ 」

忙しいOLを対象に考えました。洋風メニューで朝から重たいイメージがあるかもしれませんが、タレに梅を入れたり、温かいスープにすることで代謝を上げることができました。
味・栄養価のバランスがよく、高評価を得ました。

どのグループも審査項目である独創性、味、地域性をよく考えたものになっていました。そして、作品をアピールするスライドもよくできていて、プレゼンテーションもしっかりでき作品への想いが伝わりました。
今後は、入賞チームのレシピがリーフレットとなり、商品化も検討される予定です。