普通科3年生対象の夏季学習セミナーも終盤にさしかかりました。
8月7日(木)に実施された最後の特別講座は『卒業生との座談会』でした。
今年の3月に卒業した先輩方をお招きし、高校時代の勉強法や当時のモチベーションをお話しいただきました。
中には「共通テストは何点取れましたか?」「今の時期の模試ではどれくらい取れていましたか?」と直球な質問がありましたが、先輩方は「これくらい取れたよ!自分は共通テストまでに100点以上、上がったよ。」と優しく応えてくれました。
様々な話を聞き、3年生は驚きや戸惑い、不安な感情が出ていましたが、最後には、「自分たちも頑張れるかも、できるかも。」と前向きな気持ちになったようです。
卒業生のみなさん、お忙しい中、母校に来ていただき、さらに貴重な話もしてくださり、ありがとうございました。
特別講座では授業や補習期間にできないような内容を実施しました。
難関国公立大学の数学の問題を解いてみたり、普段は授業を行わない先生の漢文の授業を受けてみたり、高校の実験と大学の研究の違いに触れてみたりと様々な講座で特色のある内容が開講されました。受講したみなさんはこの体験を活かし、自分が何をすべきか、何ができるか考えていきましょう。
8月8日(金)で夏季学習セミナーは終了します。
100分×4コマのスケジュールで5日間行ってきました。スマートフォンやTV、ゲームなどの誘惑を断ち切り、頑張れたのではないのでしょうか。本当の勝負はここからです。来週からは自分で計画を立てて、誘惑に負けないように頑張りましょう。
8月5日(火)、普通科3年生の学芸員志望などの有志生徒を発起人として、「城東ふれあいツアー」を実施しました。ツアーでは本校南にある城東から散策を行い、丹後山、津山洋学資料館、イナバ化粧品店、大隅神社、津山郷土博物館、鶴山公園を巡りました。
丹後山には津山測候所(現:津山特別地域気象観測所)があり、丹後山から眺める鶴山公園は宮川も臨め、普段とは違った角度からの趣でした。また「獣道(けものみち)」と、本校生徒が呼んでいる東津山駅への抜け道も、サバイバル感覚で楽しみました。
鶴山城の遺構(城門)を移築したと言われる大隅神社(津山市上之町)から津山洋学資料館(津山市西新町)に入り、学芸員の方から説明を受けたり、敷設されている和蘭堂で津山小麦を使ったうどんや、カキ氷を堪能したりしました。
グループごとでの「イナバ詣」も、汗をかきながらでしたが、奉納された玉垣に「イナバ」のお名前を見つけ、来た甲斐があったと感じました。
津山郷土博物館(津山市山下)では、旧津山市役所の大理石の階段などの風格に驚きを隠せませんでした。津山とアメリカと2例しか見つかっていない、パレオパラドキシア(よくわからないもの、という意)という生物の化石など、津山が海だった時代からの展示を学芸員の方に詳しく説明していただきました。
階が上がるごとに美作の歴史がわかるという展示や、出雲街道の要所として、加茂岩倉遺跡(島根県雲南市加茂町)から出土した銅鐸(副葬品)が私たち津山の地元と同じ型のものだということも、伺えました。
「学校で習った知識があるから、話をうかがって楽しかった。勉強は受験のためだけにするものではないということがわかった。」 と感じました。また、活動後、学校での「夏季学習セミナー」へ、合流していった人もいました。
「歴史を学ぶこと、展示することの意義は自分たちの地元に対するアイデンティティを育て、地元に誇りを持つことに繋がる。」 という学芸員の方のお話に、教育学部や地域学部志望の生徒たちも自分たちの進路についても深く考えることができ、楽しさもあり、深さもありの、充実した半日となりました。
9月にはさらに探究を重ねた「城東ふれあいツアー」を企画しています。皆で、楽しんできたいと思います。
8月4日(月)から8日(金)までの5日間、夏季学習セミナーを行います。対象は普通科3年生の希望者で、今年は48名が参加します。
生徒たちは限られている時間を自分で学習計画を立て、自分がするべきことをしていきます。
昨年とは少し変わり、今年は午後の1コマに「特別講座」を行います。
「志望理由書講座」「小論文講座」「グループディスカッション講座」「数学Super High」「ミスターXによる漢文講座」など様々な教科で、受験に向けて鼓舞できるような内容を考えています。
5日間、頑張っていきましょう。
7月11日(金)、2年生の学部学科別ガイダンスが実施されました。
進路教育の一環として、大学や各種学校の高度な学びに対する意欲を高め、進路意識を高揚させることを目的として行われました。
HR教室、特別教室を使用し、学部学科ごとに分かれ、講義形式の授業を受けるという流れで、食物調理科は1講座、普通科は2講座受講しました。
講師の先生に積極的に質問をしながら、真摯に話を聞く姿が、各講座で見られました。
岡山大学の先生による教育分野の講座では、「学ぶとは何か」、「教えるとはどのようなことなのか」を考える場面があり、グループワークを通して、意見交換をする様子も見られました。
今後は、この学部学科別ガイダンスを踏まえて、自分の学びたいことや興味のある分野をさらに絞り、科目選択に向かいたいと思います。
また、夏季休業中は三者懇談もあり、進路について考える機会が多くなります。振り返りを丁寧に行いながら、進路意識をもちたいです。
6月23日(月)放課後、消防士志望や、医療系志望、教員志望や公務員志望の3年生13名と1年生1名とで、津山圏域消防組合(津山市林田)を訪問させていただきました。
これは、消防士受験を控えた生徒や、災害救助、地域防災に興味のある生徒を中心に行っているものですが、今年度は災害医療に関心の強い看護志望の生徒を中心に、医療系志望の3年生も訪問しました。
まず、一般的な消防署の業務内容や救急搬送の内訳、美作圏域の現状をうかがった後、医療系と消防系に分かれた研修を行いました。
医療系の生徒は、救急救命士の方のご指導の下、実際に訓練で使用されている心肺蘇生トレーニングシミュレーターを使い、気道確保や胸骨圧迫の研修を最新の機器で行いました。
防護服も署員の方に手伝ってもらい試着させていただきましたが、「これで、ボンベも背負って一時間以上、活動を行う。」と言われた時には、まだまだ自分たちに足りないものがあると痛感しました。
また、救急車や工作車、消防車はもちろん、総務省消防庁の災害救助車にも試乗させていただきました。
<参加生徒の感想から>
私たちは、事前に送った質問事項に沿って、医療も消防も詳しい説明をうかがうことができました。業務のお忙しい時間の中で、私たちのために時間を作ってくださいったことに感謝し、学校に戻っても明確な目的意識の中で勉強を始め学校生活に真摯に取り組んでいます。
考査後には先生から、総務課の方が回答をメールで送ってくださったものをいただき、「ご恩に報いるように頑張ろう!」と、さらに精進できるよう頑張っていきます。
最後に「自分も津山東高生OBです。」と、体育コース出身の方々など、多くの方にお声がけいただき、地域に貢献されている先輩方に恥じないよう、自分も自分の夢の場所で社会に貢献したいという気持ちを新たにしました。
津山消防署の皆様、本当にありがとうございました。
3月26日(水)、27日(木)の2日間で春季セミナーが行われ、国公立大学を目指す1年生35人が参加しました。
開会式の後に、昨年度卒業し広島大学に進学した森江さんによる進路講話がありました。現在の大学でのことや、高校時代の勉強への取り組み方などをスライドを用いて説明していただきました。また、質疑応答の時間では、今までの経験を踏まえてをざっくばらんにお話しいただきました。
その後、3教科の講義を行いました。
英語科の射場先生、数学科の畦田先生、国語科の飯田先生の3名から熱い素晴らしい講義をしていただきました。ハイレベルな内容に、参加した生徒たちが必死に食らいついている姿が印象的でした。
各講義の後には、教えていただいたことを振り返りながら、真剣に自習に取り組む参加者の姿が見られました。
最後に振り返りとして、学んだことを他の参加者と共有しました。参加した生徒たちはみな、充実した表情をしていました。
この経験をもとに、学習や進路に対する意識を変え、進路実現に向け行動を起こすことを期待しています。
3月21日(金)、食物調理科1・2年生を対象に「卒業生の話を聞く会」を開催しました。
3月1日に卒業し、就職する先輩と、進学する先輩、就職して経験を積み、自分のお店を開店させる先輩を迎え、高校生活で頑張ったことや、しておくべきこと、進路決定についてなどお話をいただきました。
先輩たちからは、就職にしても進学にしても、早くに試験対策や面接練習をしたり、検定に取り組んだりすることが大事だとアドバイスをもらいました。
1・2年生からは多くの質問があり、勉強方法や1日の勉強時間や過ごし方、自分のお店を持つことになった経緯などを聞くことができました。
先輩のアドバイスから自分を振り返ることができ、生徒各々の夢が広がる機会になりました。
3月21日(水)に受験報告会を実施しました。
この春卒業した卒業生から受験に関するポイントやアドバイスをいただきました。身近な先輩の経験を聞くことで、進路意識を高め、学習意欲を向上させることを目的としています。
卒業生は勉強についてのみならず、学校選びのポイント、睡眠の大切さなどさまざまな視点からの経験を語ってくれました。
1、2年生も先輩の話を真剣に聞き、多くの生徒がメモをとっていました。
最後は「先輩の話を聞いて、みなさんはこのあとすぐ何をしますか?」という進路支援部長からの問いに全員がこのあとすべきことを1つ全員が書き出し、報告会を終えました。
3月5日(水)、2年生食物調理科と普通科の生徒が、3年0学期進路ガイダンスに参加し、希望する3講座の話を聞きました。
本格的な受験年度を迎える前に、受験する上級学校の学校情報を聞くことで、進路選択を明確にし、受験対策及びその準備に役立てるために行いました。
生徒たちは主体的に講師の方々の話を聞き、活発に質問も飛び交いました。
また、就職や公務員に関する講座も開講され、専門家の方から就職活動の準備などの役立つアドバイスや情報を教えていただきました。
生徒たちは、進学先を考える上での必要な情報や勉強方法などを、これからの学習に役立てていきます。
就職希望の生徒は、志望理由の考え方や面接での取り組み方などに備えていきます。
今後は、3年生進級後すぐに進路希望調査を行い、より具体的に進路を考えていく予定です。
3月5日(水)、普通科1年生対象に自分の少し先の未来をイメージし、次年度からの学習や進路選択に向けた準備のため、昨年度の卒業生6名をお呼びして進路ガイダンスを行いました。
初めに、卒業生6名にステージに上がってもらい、2つのテーマでパネルディスカッションを行いました。
テーマは、「社会に出てみて感じたこと」「高校時代にやっておいて良かったこと、やっておくべきだったこと」でした。
現在の自分の状況を踏まえながら話をしてくれ、どの卒業生からも、社会に出ると”責任感”が大切だという話があったのが印象的でした。
次に6つのグループに分かれ、1つのグループに1人ずつ卒業生に入ってもらい座談会を行いました。
どのグループからも積極的に質問がなされており、終始なごやかな雰囲気ですすんでいきました。
最後に卒業生を代表して日下さんから1年生に熱いメッセージをいただきました。
1年生が、歳の近い卒業生からの言葉に真剣に耳を傾けている姿がとても印象的なガイダンスとなりました。
この日の学びをもとに、今後の進路選択に活かしていってもらいたいと思います。
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