HPDU(即興型英語ディベート)岡山県大会(英語部)

英語部の2年生(山際くん、國米くん、小山さん)が2月6日(日)にZoomを利用してオンラインで開催されたHPDU(即興型英語ディベート)の岡山県大会に出場しました。
この大会は、3月に開催される全国大会であるHPDU連盟杯の岡山県予選を兼ねており、県内からは4校が出場しました。

予選は出場校の総当たり形式で行われ、以下のような結果となりました。

■第1試合:岡山大安寺中等教育学校に勝利
第1試合目の論題は、THBT online education is better than offline education.「オンライン教育の方がオフライン教育よりも望ましい。」というものでした。即興型ディベートでは、論題発表から20分間のみ準備時間が与えられ、一人5分ずつ交互に英語でのスピーチを行っていきます。
対戦校の大安寺中等教育学校は、秋の準備型ディベート岡山県大会での優勝校であり、これまで一度も勝ったことがない学校で、緊張の一戦でした。しかし、教育系のテーマで比較的内容を考えやすく、否定側から対面での教育の良さを丁寧に説明し、勝利をすることができました。この試合では國米くんが試合を通してのベストスピーカー(最優秀選手)に選ばれました。

■第2試合:岡山城東高校に敗北
第2試合目の論題は、THW ban animal sports. (examples: bullfighting, horse racing)「動物がかかわる競技を禁止する(例:闘牛、競馬)。」でした。
肯定側でしたが、動物が苦しんでいる現状などを丁寧に説明し、スポーツの特性の分析も行うことができました。審判の方からも、小山さんの立論については相手チームよりも勝っていたと高く評価をしていただきました。しかし、相手の議論に反論が十分でなく、英語力の勝る対戦校にあと一歩のところで敗北しました。

■第3試合:岡山朝日高校に勝利
第3試合目の論題は、In aging society, THW give more votes to the young. (example: 2 votes at national election)「高齢社会において、若者により多くの投票権を付与する。(例:国政選挙で2票)」というものでした。
肯定側で、現状の人口バランスの不均衡による構造的な不平等について上手く説明をすることができ、勝ちを手にすることができました。この試合では山際くんが試合を通してのベストスピーカーに選ばれました。

結果としては、2勝1敗で準優勝という結果になりました。即興型ディベートは、論題が試合直前まで分からず、事前に原稿などを細かく準備することができないため、英語力をかなり必要とします。事前の練習でも生徒たちはかなり苦戦していました。その中でも、繰り返し他校との練習試合や校内戦、自主練習などに励み、力を付けて県大会を迎えることができました。

皆さんの応援が力になりました。ありがとうございました。