タイカービング特別講座(食物調理科3年)

12月13日(水)、食物調理科3年生を対象に蟹ヶ峪エコファーム代表福井利夫先生からタイの伝統工芸であるフルーツカービングを教えていただきました。熟練した技術により芸術的な作品が生まれることを知り、体験することで他国の食文化に興味関心を高めることを目的として実施しています。

材料は例年とあまり変わりませんが、求められる技術が高度になり完成品も年々難しくなっていっています。生徒たちはカービングナイフの使い方に戸惑っていました。


今回の材料はキウイとリンゴでしたが、どちらの果物も深く刺さないと離れず、力を入れ過ぎると傷ついてしまいます。

福井先生は慣れた手つきで進めていかれますが、同じようにはできず生徒は苦戦していました。それでも、福井先生の手元を見ながら集中して取り組み作品を仕上げる姿も見られました。

基本的なカービングナイフの使い方から、難易度が高いりんごの切り方まで教えていただきましたが、これらの技術を習得するまでには、相当の時間と練習が必要であることもわかりました。

今回学んだ技術や感性を、卒業制作展示発表会や社会に出た時に活かしていきたいと思います。