


7月23日(水) 公益社団法人岡山県聴覚障害者福祉協議会より、芦田タキ子先生と大西香保里先生をお迎えし、聴覚障害への理解と支援方法について学びました。
先生方から、聴覚障害は「みえない障害」と言われており、理解されづらいということと、普段私たちが使用している「聞く言葉」ではなく、「見る言葉」を使ってコミュニケーションをとっていることを教えていただきました。




「見る言葉」のコミュニケーション方法として、筆談をはじめ8種類あることや、通信機器が発達し、昔よりコミュニケーションは取りやすくなってきているが、感情などは文章だけでは伝わりにくいことも教えていただきました。
手話や空書などの特徴についてはお話やゲームを通して学びました。
生徒たちは、実際に手話や指文字を使って自分の名前をどう表現するか教えていただいたり、自己紹介をしあったり熱心に取り組みました。また、よく使う挨拶や表現なども教えていただきました。そして、手話や筆談だけでなく、表情をつけることで感情も、より伝わることがわかりました。先生方から、大切なことは「気づく」こと、そして、「心をこめる」ことと、より「伝えたいと思う心」であると教えていただきました。

最後に生徒たちから、「いろいろな表現方法があることがわかった。しかし、まずは障害の有無に関わらず自分たちから積極的に『相手の伝えたいことを受け取ろう、私たちの思いを伝えたい。』という思いと、言葉や文字だけに頼らず表情なども大切にしなくてはいけないと学んだ。今後も思いを形に変える行動が取れる人になれるように努力していきたい。」と学びとお礼を述べました。

