校外研修[神戸](食物調理科3年)

6月14日(金)、食物調理科3年生が、調理師の感性を養うため中国料理のテーブルマナーと専門学校でマジパンと練り切りの実習を行ってきました。

中国料理では、コース料理を食すことにより中国料理の献立構成を知ることや、サービスの仕方を学ぶことができました。また、専門学校での実習では、コーヒーなどの提供方法や細工菓子の手法をスペシャリストから学ぶことができました。

ホテルオークラ神戸「桃花林」(神戸市中央区)では、最初に神戸ポークの塩釜焼きの塩釜を割らせていただきました。

どの料理も鮮やかで初めての本格的なコース料理ということもあり、生徒たちは終始感動をしていました。
提供してくださる際に料理の説明をしてくださったり、生徒たちからの質問にも丁寧に答えてくださったりと、プロの仕事を間近で見ることができ、進路選択の参考になりました。

神戸国際調理製菓専門学校(神戸市中央区)では、マジパンと練り切りの2つのコースに別れて実習を行いました。
マジパンは、本校卒業生である森本先生から教えていただきました。細かい作業に生徒たちは苦戦しながらも完成させることができました。
同時にラテアートも体験させていただきました。上手に描くためには、エスプレッソの抽出とミルクのスチームがポイントとなりますが、温度管理も難しく先生に手を添えて教えていただき、描くことができました。

また、練り切りは配色の仕方、1つのパーツの重量、組み合わせる順番、すべてが計算された繊細なものでした。
1つ目は上手くいきませんでしたが2つ、3つと回数を重ねるごとに次第に上達し、箱に入れたときの仕上がりに感動しました。

施設・設備面や技術面等、普段の実習では味わえない貴重な体験ができました。お忙しい中私たちのために様々な準備をしていただきありがとうございました。

3年生になって初めての校外研修であったため生徒たちは終始目を輝かせ、進路選択の参考、そして知識技術の習得をすることができました。
協力していただいたホテルオークラ神戸の皆さま、神戸国際調理製菓専門学校の皆さまには大変感謝をしています。ありがとうございました。