ジュニア料理選手権(食物調理科2年)


11月3日(水・祝)、オレンジページと味の素(株)が共催する、国内最大級の学生向け料理コンテスト「第9回ジュニア料理選手権」の最終審査がオンラインで開催されました。

本校からオリジナルレシピ部門高校生の部に食物調理科2年の筈尾向陽くんが一次選考を突破し出場しました。

今回「がんばる人へチカラになるごはん」がテーマで、筈尾くんは、特定の誰かではなく、自分が調理師になる者としての視点で、コロナ禍で行き場を失い、廃棄せざるを得なかった食材や、食品ロスの増加で困っている生産者の方を元気にしたいと思い、レシピを考えました。
考案したレシピ「岡山の恵み~棚田米のリゾットとなぎビーフのパイ包み~」は、棚田米のトマトリゾットをレタスで包み、その上にマッシュポテトを置き、さらにビーフの赤ワイン煮込み、パプリカと黄ニラのソテーをのせ、パイ生地で包んで焼いたものです。


バルサミコ酢のソースとピオーネのマリネを添えて一緒に食べていただきます。
地元岡山県北のなぎビーフ、棚田米、ピオーネ、黄ニラなどを使い、ひと皿に岡山のおいしいものを詰め込み、全国の人へ発信することで岡山の食材を知ってもらい、購入してもらい、少しでも食品廃棄が減ってもらいたいと、熱くプレゼンテーションを行いました。



オンラインでプレゼンテーションをするのは初めてで、とても緊張しましたが、津山東高校を背負って出場したといった意気込みも伝えることができました。

審査の結果、準グランプリをいただくことができました。審査員の方々にも筈尾くんの思いが届き、とてもうれしく思います。

将来的には生産者の方と協力して、私たちが考えたレシピや活用方法を商品とともにお届けしたり、SNSを活用し、食材の廃棄を減らしていきたいと思います。