校外研修[神戸](食物調理科3年)

6月17日(金)、食物調理科3年生が、調理師の感性を養うため中国料理のテーブルマナーと専門学校での実習を行ってきました。
中国料理では、コース料理を食すことで中国料理の献立構成を知ったり、サービスの仕方などを学びます。また、専門学校では実際に実習を行うことにより、スペシャリストからコーヒーなどの提供方法や和菓子の手法を教わり、知識と技術を習得します。


ホテルオークラ神戸「桃花林」(神戸市中央区)では、最初に料理長がコース料理の説明をしてくださいました。
どの料理も鮮やかで綺麗なので生徒たちは終始感動をしていました。北京ダックは目の前でサービスの方が盛り付けをしてくださったり、提供の際に食べ方や質問にも答えてくださり、プロの仕事を目の当たりにすることもでき、進路選択の参考になりました。



神戸国際調理製菓専門学校(神戸市中央区)では、マジパンと和菓子の2つのコースに別れて実習を行いました。
マジパンは、本校卒業生である森本先生から教えていただきました。作業の細かさに苦戦しながらどうにか生徒たちは完成させました。
同時にラテアートも体験しました。上手に描くには、エスプレッソの抽出とミルクのスチームがポイントとなりますが、温度管理も難しく先生に手を添えてもらい教えていただくことで、ようやく描くことができました。


また、和菓子では、配色の仕方、一つのパーツの重量、組み合わせの順番、全てが計算されており繊細なものでした。
1個目は上手くいきませんでしたが、2個、3個目と次第に上達し、箱に入れたときの出来上がりに感動しました。



施設や器具などの面や技術面等、普段の実習では習えない貴重な体験ができました。コロナ禍でありながらも、私たちの為に様々なことを用意していただきありがとうございました。


今回の神戸研修は、直前まで実施できるかどうかわからない状況でした。そんな中でも協力していただいたホテルオークラ神戸の皆さま、神戸国際調理製菓専門学校の皆さまには大変感謝をしています。

生徒たちは終始目を輝かせ、進路選択の参考、そして知識技術を習得することができました。ありがとうございました。