視覚障がい者の支援方法(看護科1年)

1月17日(月)、看護科1年生を対象に高取茂樹先生と盲導犬テミスちゃんをお迎えし、視覚障がい者の支援方法について学びました。
視覚に障がいがある方が、普段、どのように生活をされているのか色々お話を聴くことができました。

まず、視覚障がいの種類や特徴を学ぶため、生徒たちは実際にハンカチを目に当てて光の感じ方や見えづらさなどを体験したり、パソコンやスマートフォンの画面の読み上げ機能について教えていただき、実践してみました。


視覚障がい者の方の生活について、食事やお金の判別の仕方、包丁の使い方などを実際に見せていただき、一緒に体験もしました。
また、視覚障がい者の方への歩行介助や、白杖の使い方も教えていただきました。


授業中、テミスちゃんも生徒を見守ってくれています。

全盲体験と歩行介助体験では、生徒たちは目が見えないことの怖さや不安さを実感し、歩行介助の大切さを改めて感じました。 また、どのように介助してもらえると安心できるのかについても、学ぶことができました。


<生徒の感想>
■視覚障がい者の方に対して「かわいそうだな」と思っていたが、一般の人と変わりなく暮らしている姿を見て、視覚障がいのある方に対するイメージが変わった。
■視覚障がい者の方が困っていたら、声をかけたり、自分ができることは何なのかを考えて行動していきたい。
■ちょっとした言葉や気遣いの大切さを学び、看護師になるにあたって言葉の選び方にも日頃から気を付けたいと思った。