災害看護校外研修(専攻科1年)


11月11日(土)専攻科1年生が阪神・淡路大震災記念 神戸・人と防災未来センター(神戸市中央区)において校外研修を行いました。

この研修は科目「統合分野・災害看護」の一環であり、記念館の見学を通して災害看護について理解を深めます。

シアターフロアでは、1995年1月17日早朝に発生した兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)の瞬間の映像や、次第に復興していく町の様子が上映され、地震のすさまじさや人間の強さを実感しました。

防災・減災フロアでは、減災グッズの展示や建物の耐震・免震構造について模型を用いての説明を受けることで災害に備えることの大切さを学びました。



語り部ボランティアの方の体験談では、災害はいつどこで起こるかわからないという意識を持つ必要性や、阪神・淡路大震災時には隣近所の人が多くの人命を助けたことから地域との繫がりが大切であることを教えていただきました。

今回の研修で生徒たちは、自分たちが経験したことのない大きな災害の恐ろしさを知るとともに、まず、災害に備えて自分でできることを考え、対策しておく「自助」が基本であり、自分や家族の命を守ることが大切であること、地域で助け合う「共助」の大切さを学びました。

また、看護学生として自分たちに何ができるのかを考える機会となりました。