生徒救急法講習会(保健委員会)

7月7日(金)、生徒対象の救急法講習会を実施しました。事前の告知や、受付・司会など当日の運営は全て生徒保健委員が担当しました。
講師には津山中央消防署から2名の方にお越しいただき、2年生保健委員と各部活動の代表者計27名が受講しました。

はじめに講師から心肺蘇生法・AED操作について丁寧に説明していただき、2グループに分かれて全員が実習を行いました。

初めて実習する生徒の中には、心臓マッサージのリズムや強さに苦戦する様子も見られましたが、「アンパンマンの歌や“もしもしかめよ”の歌に合わせて押すといいよ」「胸が5cm沈むまでしっかり押して」など講師から具体的なアドバイスをいただきながら、真剣に取り組みました。
「強く、速く、絶え間なく」心臓マッサージを続けるのは体力がいること、そのために協力者は多い方がよいことを、生徒たちは身をもって学びました。

また熱中症についても、予防のポイントや応急手当などについて具体的に教えていただきました。


部活動の代表者は今回の講習内容を他の部員に伝達することになっているため、熱中症予防についてもメモを取りながら真剣に説明を聴いていました。

<参加した生徒の感想>
🔹たくさんの人と協力して救命を行うことが大切だと思った。
🔹 心臓マッサージは思ったより疲れることに驚いた。実際にやらないと分からないことをたくさん学べた。
🔹 AEDの使い方が分からなくて、いざというときに使えないと思っていたけど、音声で手順を教えてくれるので安心して使えると思った。
🔹 たくさんのポイントがあるけど、いざとなったら頭が真っ白になってうまくできないかもしれないと思った。冷静になって、勇気を出すことが大切だと思った。
🔹 AEDの場所を知っておかないといけないなと思った。
🔹 熱中症予防にはのどが渇く前に飲まないといけないことを知ったので、これからの生活で生かしたい。


最後に保健委員長から「いざというときに率先して動けるように今回教わったことをしっかり覚えておきたい。」と講師へお礼を伝えました。

今回の講習が、熱中症等の事故防止、緊急時の迅速な対応に繋がることに期待します。