校外研修[京都](食物調理科1年)

12月14日(木)食物調理科1年生は、京都市勧業館「みやこめっせ」(京都市左京区)で2日間開催されている「第117回京料理展示大会」の見学に行き、その後、松井旅館別館「はなかんざし」で日本料理のマナーを体験しました。

下鴨茶寮(本校卒業生が携わった展示作品)

京都勧業館「みやこめっせ」の会場には、京都の多くの料亭からそれぞれの代表的な京料理が展示されており、豪華な季節ごとのもてなし料理や懐石料理などに、生徒たちはカメラを構えて熱心に記録をしていました。
また、ステージでは、生間流式庖丁といって、狩衣姿でまな板の上の鯛に直接手を触れずに庖丁刀で切り分ける技の実演や京料理だしの取り方教室などが行われ、生徒は興味深く見学しました。

その後、松井旅館別館「はなかんざし」に移動し、先付けから一品ずつもてなされる京料理をいただきながら日本料理のマナーを楽しみました。

松井旅館には、この春、就職した先輩が勤務しており、この日の料理を作ってもてなしてくれました。

生徒たちは、お造りの歯ごたえ・味が印象的だったり、泡醤油を初体験したり、揚げ物のずわい蟹コロッケは、ズワイガニの身がぎっしり詰まっていることに驚いたりしていました。

最後の水物、酒粕ムース、シャンパンゼリーが提供されるまで2時間の食事でしたが、生徒は写真を丁寧に撮りながら日本料理を学びました。


また、料理長に「泡醤油」の作り方を質問して、丁寧な説明をいただきました。


食事後、生徒代表が、おかみさんはじめ、スタッフの皆さんにお礼を伝えました。


帰り際には、バスまで卒業生やスタッフの方が見送りに来てくださり、おなかも心も温まる研修を終えることができました。