榕菴忌(調理研究同好会)

6月22日(土)、「珈琲」という漢字を考案した、津山藩医で蘭学者の宇田川榕菴の命日に、調理研究同好会の生徒が「珈琲まんじゅう」を作り参拝しました。

調理研究同好会では3年ほど前から「榕菴珈琲」を使用したお菓子作りに取り組んでおり、昨年の3年生が試行錯誤して考案した「珈琲まんじゅう(珈琲豆の形で珈琲風味の白あんの入ったまんじゅう)」を二度販売したことがあり、地域の方から好評だったため、今回是非という声をいただき参加しました。

泰安寺のご住職や珈琲研究会の方から、宇田川家や徳川家、津山城などの津山の歴史を伺うことができ、普段はなかなか見ることのできない建物やお墓も見せていただくことができ、とても勉強になりました。

地域の方の偉大なる偉人に対する敬意と、歴史を後世に語り継ぐ使命感に触れ、調理師になるものとして、歴史を知ることで食文化との繋がりが見え、珈琲だけではなく、郷土の食材すべてに対する思いがより強まり、今後も地域食材を活用して多くの料理を作っていきたい思いました。