7月11日(金)、2年生の学部学科別ガイダンスが実施されました。
進路教育の一環として、大学や各種学校の高度な学びに対する意欲を高め、進路意識を高揚させることを目的として行われました。
HR教室、特別教室を使用し、学部学科ごとに分かれ、講義形式の授業を受けるという流れで、食物調理科は1講座、普通科は2講座受講しました。
講師の先生に積極的に質問をしながら、真摯に話を聞く姿が、各講座で見られました。
岡山大学の先生による教育分野の講座では、「学ぶとは何か」、「教えるとはどのようなことなのか」を考える場面があり、グループワークを通して、意見交換をする様子も見られました。
今後は、この学部学科別ガイダンスを踏まえて、自分の学びたいことや興味のある分野をさらに絞り、科目選択に向かいたいと思います。
また、夏季休業中は三者懇談もあり、進路について考える機会が多くなります。振り返りを丁寧に行いながら、進路意識をもちたいです。
7月8日(火)、第41回東雲祭結団式をオンライン形式で実施しました。当初は体育館にて全校生徒で集まっての実施予定でしたが、暑さやテスト最終日といった状況を踏まえ変更となりました。
生徒会執行部や各団(ブロック)の責任者たちは、それでもどうにか東雲祭のスタートを盛り上げるべく、それぞれの役割を全うしていました。
団(ブロック)決めは、サイコロの出た目の合計が大きい順に、昨年の1位~3位のブロックカラーが割り当てられるというルールで行われ、昨年の各団長から今年の各団長へと団旗が渡されました。
これから本格的に東雲祭に向けての準備が始まります。熱中症対策にも気を配りながら熱く、思いやりのあふれる東雲祭へと向かっていきます。
6月30日(月)、食物調理科3年生が備前焼を体験しました。講師は杉坂焼 円光窯窯元 圓東秀章先生です。
料理を演出してくれるお皿(陶器)を生徒自ら作陶することで、料理を生かす感性を磨き、プロの調理師としての意識を高めることを目的として、毎年実施をしています。
圓東先生がはじめにお手本を見せてくださいました。あっという間に作品ができ上がり、生徒たちは感動していました。
今回は平皿を一人1枚作るという課題が出ましたが、思った以上に難しくほとんどの生徒が圓東先生に助けてもらいながら、何とか作品を完成させることができました。
生徒が作った作品は、圓東先生が高台に名入れをした後、乾燥させ、10月~11月頃に窯焼きを行い手元に届く予定となっています。
完成した作品は1月の卒業制作展示発表会でも展示をします。
津山藩医で蘭学者の宇田川榕菴さんの命日である6月22日(日)に、お墓のある泰安寺(津山市西寺町)で榕菴忌が営まれ、食物調理科の1・3年生の10名が参加しました。
本堂でお経をあげた後、榕菴珈琲や生徒たちが手作りした珈琲まんじゅうをお供えしお参りしました。
全員が初めて参加し、地域の方や和尚さんから宇田川榕菴さんについて伺い、何気なく使っていた「珈琲」という漢字や「酸素」「水素」などを生み出したと初めて聞き、偉大な方がいたことに感動しました。
午後からは、津山文化センター(津山市山下)に移動し、宇田川榕菴さんゆかりのオペレッタが上演されるのに合わせて、津山榕菴珈琲研究会の方と一緒に榕菴珈琲や珈琲まんじゅうを販売しました。
1年生は3年生から販売の仕方などを教わりながら、一緒に楽しく販売を行いました。
上演の前・合間・終了後と時間が限られている中で、一気にお客様が買い求められるため、間違えないようにお互い連携しながら丁寧に接客を行うことができました。
秋には城西まるごと博物館フェアで、珈琲にちなんだ新しい商品を考えて販売する予定です。ぜひお楽しみにお待ちください。
6月19日(木)、食物調理科1年生が西洋料理を学ぶにあたり、より理解度を深めるための体験として、グリーンヒルズ津山にあるTHE HILLS HOUSE TSUYAMA(津山市大田)において、テーブルマナー講座を行いました。
料理の提供方法やそのスピードを体験することで、今後の実習やレシピ作成において役立つものが学べました。
6月18日(水)4時間目に、食物調理科3年の論理・表現Ⅰの授業で対話型鑑賞を実施しました。
授業者の大谷先生の指導の元、スライドに映し出された2枚の絵について、「気づいたことや注目したこと」「どういう感想をもったか」、「タイトルを付けるとしたら何か」などを話し合ったり発表したりしました。
話合いでは「他人や自分を否定しない。」、「分かったつもりにならない。」などいくつかのルールが設けられ、自己や他人への理解を深める充実した活動になりました。
同じ絵でも、見る人によって様々な見え方・捉え方があることが分かり、今後異文化理解を深める上で新たな視点をもつことができた授業でした。
【生徒の振り返り】
・授業前は普段どおりだったけど、授業後は心臓がバクバクした。
・違った考えや視点の人の意見を聞くことで、自分の考えを深めることにつながり、お互いを理解する力が身につく楽しい授業でした。
・人によって見ている部分が思った以上に違うと思った。また、同じ部分を見ていても捉え方や見方が違うと思った。
6月18日(水)に第27回調理師仮認定式が行われ、食物調理科3年生39名にコック帽が授与されました。
この式は、食物調理科で調理師としての一定の知識と技術を習得した証として、コック帽を着用する式典で、誇りと自信を持たせ、キャリア意識を持って7月から始まる校外実習に臨むという目的で毎年行っています。
式のなかで施設長である山本校長や日本料理講師の中西先生より、エールをいただき、生徒一人ひとりが校外実習に向けて気持ちを奮い立たせました。
その後、 生徒たちに河本食物調理科長から真っ白なコック帽を手渡され、保護者の方や後輩たちが見守る中、鏡の前で身に着けました。
生徒代表誓いの言葉として、代表の中村にこさんが、「私たちがこの場に立っているのは、学校や講師の先生方、家族のおかげです。調理師のスタートラインに立ち、10日間の校外実習では気を引き締め、成長した姿がみせられるように精一杯頑張ります。」と述べました。
7月9日から津山市内9カ所15部署の企業の方に受け入れていただき、各自10日間の実習を行います。現場で体験したことをもとに、さらにパワーアップしてそれぞれの夢が叶うことを期待しています。
2年生は、6月10日から6月13日まで3泊4日の日程で東京方面へ修学旅行に行きました。
初日はコース別研修、2日目は班別自主研修、3日目は東京ディズニーリゾート、最終日は浅草や東京スカイツリーを散策した後、帰途につきました。
6月13日(金)、食物調理科3年生が神戸での校外実習で、調理師の感性を養うため中国料理のテーブルマナーと専門学校でマジパンと練り切りの実習を行ってきました。
中国料理のテーブルマナーの会場となったホテルオークラ神戸「桃花林」(神戸市中央区)では、どの料理も鮮やかで初めての本格的なコース料理ということもあり、生徒たちは終始感動をしていました。
コース料理を食すことにより中国料理の献立構成を知ることや、サービスの仕方を学ぶことができました。
サービスの際に、料理の説明をしてくださり、生徒たちからの質問にも丁寧に答えてくださいました。
また、本校卒業生の池田さんが就職のアドバイスをしてくださり、プロの仕事を間近で見ることができ、進路選択の参考になりました。
神戸国際調理製菓専門学校(神戸市中央区)では、マジパンと練り切りの2つのコースに別れて実習を行いました。
マジパンは、本校卒業生である三木先生から教えていただきました。マジパンも練り切りも細かい作業で生徒たちは苦戦しながらも完成させることができました。
同時にラテアートも体験させていただきました。上手に描くためには、エスプレッソの抽出とミルクのスチームがポイントとなりますが、温度管理も難しく先生に手を添えて教えていただき、描くことができました。
施設・設備面や技術面等、普段の実習では味わえない貴重な体験ができました。お忙しい中、私たちのために様々な準備をしていただきありがとうございました。
3年生になって初めての校外研修であったため生徒たちは終始目を輝かせ、進路選択の参考、そして知識技術の習得をすることができました。
協力していただいたホテルオークラ神戸の皆さま、神戸国際調理製菓専門学校の皆さまには大変感謝をしています。ありがとうございました。
5月25日(日)に
PLATPORT(津山市押入)において『3周年祭』が開催され、本校の調理研究同好会も「しののめキッチン」として出店しました。
1年生から3年生までの11名が参加し、生徒たちは協力しながら調理から接客サービスまで行いました。
訪れたお客様から大好評で「しののめキッチン」を終えることができました。
ランチでは、SDGsを意識したランチを提供しました。中でも、ブロッコリーのポタージュは、茎まで余すことなく使用した一品です。他のメニューは、和風ハンバーグ・グリルチキンのサラダ・コーンライス・パンナコッタです。
カフェは、イチゴを堪能できるワンプレートで、イチゴのモンブラン・イチゴのクレープ・イチゴのミルフィーユを提供しました。
生徒たちは次回の開催を心待ちに、さらなる成長に向けて技術の向上に励んでいます。
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