行学 校外学習(食物調理科2年)

sozai まつもと
四季の味 日和

6月7日(火)、食物調理科2年生が行学(総合的な探究の時間) 地域プロジェクトの一環で、テーマごとに分かれフィールドワークに出かけました。

これまでに、食物調理科や家庭クラブの活動の一環で、地域へのイベントに参加したり、地元食材を用いたレシピ開発などを行ったりしてきました。さらに、行学での取組みにより、地域の特徴を理解し、その魅力の発信や課題を発見し、解決策を提案することで地域の活性化につなげたいという思いで活動を始めました。

「城西地区チーム」は、観光拠点施設「城西浪漫館(津山市田町)」で津山近隣の特産品について教えていただきました。また、本校の珈琲パウンドケーキにつながりのある宇田川榕菴(宇田川家三代)が、泰安寺(津山市西寺町)に祀られていると浪漫館で伺い、墓所へもお参りしてきました。

*宇田川榕菴は「珈琲」の漢字の当て字を考案した津山出身の洋学者。

神龍


3つのチームは、本校食物調理科の卒業生が経営されている店舗「四季の味 日和(津山市北町)」、「神龍(津山市沼)」、「sozai まつもと(津山市山北)」を訪問し、先輩方からお話を伺いました。
地域に根差した店舗を取材することで、進路研究も兼ねています。

「地元食材チーム」は、校内で地元の食材を使った商品開発を目指しています。食材を活かすドレッシング等を考案中です。お楽しみに。

「城東地区チーム」は、本校の調理研究同好会が「作州城東朝市」に出店しているという情報をもとに、地域の活性化のために開催している朝市に注目し、さらに何か役立てることはないかと、城東町並み保存地区に出かけました。たくさんの店舗を見学させていただき、参考にさせていただきました。

フィールドワークを終え、生徒たちは具体的にどうすれば、地域活性化につながるか、今後、私たちがどのように関わらせていただくか、地域の方との触れ合いを大切にしながら考えていきます。