看護学生交流会[5校](専攻科2年)

4月22日(土)、岡山県内の高等学校看護科に在籍する生徒同士の親睦を図り、看護専門職者を目指す者として教養を深める目的で、5校交流会が真庭市落合総合センター(真庭市)を会場に行われました。
交流会は研修の形で行われ、「ICLS(二次救急処置)ミニコース」、「HUG(避難所運営ゲーム)」を各校混合グループで演習しました。

真庭高校豊田校長より、この研修を通じて、専門的知識、技術を身に付けると共に、災害の場で次々と発生する諸問題についてチームで協力して解決していくことの大切さを学んでほしいと、ご挨拶がありました。

避難所運営ゲーム(HUG)とは避難者を「抱きしめる」という意味があり、災害時における避難所をイメージし、発生する多様なケースに対して、皆で解決策を話し合い、避難者に対応するゲームです。
次々に避難してくる避難者をどのように配置するかや、地域をなるべく考慮しながら要配慮者をどのように配置するか、ペットを連れている場合にはどうするのか悩みながら生徒たちは演習しました。


ICLSでは、心肺蘇生法に加えてバッグバブルマスクを用いての講習を受けました。確実に酸素を送り込む難しさを痛感しました。


除細動器を使用しての演習では、授業で学習していましたが、実際、除細動器に触れる機会はなかったため、とても良い勉強になりました。
除細動が必要なケースについて学べたと共に、周りの人との連携の仕方、声かけの必要性についても理解ができました。


1日の研修を通じて、生徒より、
🔹他校の生徒との交流を通じて、初対面の人とも協力することがチーム医療において大切だということが研修を通じて実感できた。
🔹同じ看護を学んでいる仲間が沢山いることを改めて実感し、自分たちももっと頑張らなければいけないと感じ、良い刺激を受けた。
とても実りの多い一日となりました。