手話講座Ⅱ(看護科1年)

8月22日(月)、岡山県聴覚障害者福祉協会から、山本修先生、大西香保里先生をお迎えし、看護科1年生を対象に第2回目の手話講座を開催しました。

始めに前回の復習を生徒2人1組で行い、手話を用いて挨拶や自分の名前を指文字などで表現しました。また、複数の生徒たちが、みんなの前でお互いに自己紹介をし、手や指の動きだけでなく、顔の表情も使い「言葉」を表現することができました。

その後、生徒からのアンケートを基にした〇×クイズや、ろう者(聴覚障害者)の方々の日常生活の困り事を考えるグループワークが、講師の先生方と質問形式で進められました。グループワークでは、真剣に聾者の日常生活を考え、意見交換をし先生方への質問を考えました。
また、基礎的な医療単語や病院での患者との簡単な会話表現を学び、手の動きだけでなく、相手に何かを伝える時には、表情も大切だと改めて気づかされました。


生徒からの先生方へ「夜、眠っている時に誰かが入ってきたらどうしますか。」という質問から、火災や災害時に音声による情報が伝わらないことの深刻さや、近隣の方々に配慮をお願いしていることを教えていただき、生徒一人一人が、自分たちに出来ることについて深く考える機会になりました。


最後に、生徒代表が、「2回の講座で学んだことを活かし、聴覚障害者の方とコミュニケーションが取れるように、これからも手話について学んでいきたいです。」とお礼を述べました。