教職員救急法講習会

5月16日(火)、教職員対象の救急法講習会を実施しました。
いつどこで起こるかわからない緊急事態に備え、心肺蘇生法、AED使用方法の個人スキルの維持、向上を目的として、本校では毎年全教職員を対象として行っています。
講師として、津山圏域消防組合消防本部から3名の方にお越しいただき、心肺蘇生法の一連の手順についてデモンストレーションしていただいた後、参加者全員がグループに分かれ実習しました。

写真①


【手順とポイント 】

写真①  反応(意識)の確認
・複数回呼びかけ、反応をみる

写真②


写真② 119番通報とAED手配の依頼
・協力者が複数いる場合は、別々の人に依頼する
・119番通報の際は「意識がない」「呼吸がない」としっかり伝える


写真③ 呼吸の確認
・胸とお腹の動きをみて、普段通りの呼吸がなければ(よくわからない場合も)直ちに胸骨圧迫する

写真③


写真④ 胸骨圧迫
・強く、早く、絶え間なく!胸が5cm沈むまでしっかり圧迫する
・協力者がいれば1~2分ごとの交代が理想

写真④


写真⑤ AEDの使用
・パッドを貼っている間も胸骨圧迫は継続する
・AEDのアナウンス通りに行う

写真⑤

参加者は、様々なケースにも慌てず対応できるよう、講師に積極的に質問をしながら丁寧に手順を確認し、終始熱心に講習に取り組みました。

救急車到着までの迅速な一次救命処置が命を救うことの鍵になります。そのことを胸に刻み、全教職員が迅速かつ適切な対応ができるよう日頃から研修を積みたいと思います。