11月9日(日)、津山市佐良山地区でさら山時代祭が開催されました。
本校から1年生4名、2年生8名(有志ボランティア、サッカー部員含む)が参加し、地域の方々と交流しました。
後醍醐天皇時代行列では天皇・武者・駕籠かき・貴族・女官の衣装を身に着け写真撮影をしました。あいにくの雨で町を歩くことはできませんでしたが、地域の方々が1時間近くかけて着付けをしてくださり、貴重な体験をさせていただきました。
その後、本校普通科2年生の榎本せらさん、江原雅さん、定森心香さんが総合的な探究の時間「行学」での取り組みで、さら山時代祭PRのためのマスコットキャラクターを制作し、その名前を決定するために佐良山地区の方々にアンケートを実施しました。
マスコットと提案内容を書いたポスターをみなさんに見ていただき、3つの候補名から1つを選びシールを貼って投票していただきました。
アンケートの結果と地域の方々や吉備文化財センターの方のお話をもとに総合的に判断し、「サラヤマロ」に決定しました。
今後はこの「サラヤマロ」をさら山時代祭のPRに活用していただきたいと考えています。
10月28日(火)、看護科2年生を対象とした「行学 看護プロジェクト」の講演会を開催しました。
今回は、特定非営利活動法人いーなプロジェクトの谷本幸子先生を講師としてお迎えし、「地域の課題と向き合い方」をテーマにお話しいただきました。
谷本先生は、「『ないものねだり』ではなく『あるもの探し』をすること」、「相手の立場に立って考えること」を軸に、地域課題への向き合い方や解決のヒントを丁寧にご講演くださいました。
真剣な表情で耳を傾け、講演の内容に深く共感し学びを得る生徒たちの姿が印象的でした。
講演後には、代表生徒が「実際の事例を通じて、課題の発見や解決策を考える力を養うことができた。今後の活動に活かしていきたい。」と感謝の意を述べるとともに、今後のプロジェクトへの意欲を語りました。
なお、「行学 看護プロジェクト」では、1月下旬に各分野(防災・子育て・高齢者医療・健康支援)における研究成果の発表を予定しています。生徒たちのさらなる成長と地域貢献に向けた取り組みに期待が高まります。
10月25日(土)、ザ・シロヤマテラス津山別邸(津山市山下)において、みま咲く未来フォーラム2025が開催されました。
<地元高校生による活動発表>
津山市内県立4校による四校連携講座「地域創生学」の活動発表では、本校から普通科2年生の紙川なぎさん、武地柊音さん、福井心絆さんが参加しました。
7月19日から8月23日までの5日間で行われた津山高校・津山東高校・津山商業高校・津山工業高校の4校による取り組みについて発表しました。
「津山地域への誘客プロジェクト」という全体テーマのもと、「台湾人観光客向けツアープラン(津山~鏡野)」、「若き語り部が案内します!城下町の記憶を歩く。」というタイトルで2つの班が発表しました。
フィールドワークや講座での学びを活かして、わかりやすく発表することができました。
今後は12月25日に行われる「高校生夢育PBLフォーラム2025」での発表に向けて準備をしていきます。
また、本校の総合的な探究の時間「行学」での取り組みについて、普通科2年生の教育分野グループより菅谷千都さん、黒瀬春菜さん、髙野優良さん、山口巧さんが「Enjoy English ~『Global Tsuyama』を支える次世代型英語教育~」というタイトルで発表しました。
小学校における英語教育について教育現場の声を聞きながら、実践的な提案をすることができました。
<高校生たちによるトークセッション>
本校の黒瀬春菜さんと武地柊音さんがステージに上がり、パネルディスカッション形式でそれぞれの地域の魅力と改善していくべき点について高校生らしい視点で意見交換しました。
地域を支える方々の講演や高校生による地域活性化についての取り組みについての発表を聞き、有意義な時間を過ごすことができました。
10月7日(火)、 普通科1年生のSIM津山プロジェクト は 津山市役所の方々を講師としてお招きし、農林、産業経済、福祉、子育て・健康、教育、地域振興、観光・文化、環境、防災の9分野に分かれて市の重点施策についてお話をいただきました。
つやま和牛のブランド化について、自動運転バスについて、津山まちじゅう博物館構想についてなど、津山市が力を入れて実施している取組についての講義でした。
11月18日(火)のフィールドワークに向けてしっかりと話を聴き、イメージを持つことができました。
フィールドワーク後、津山市がさらにより良い街になるような提案ができるよう活動に励みます。
9月30日(火)、普通科2年生が行学 地域プロジェクトの分野別(知和、上山、香北、城西、佐良山、津山市教育事務所)に、それぞれの小グループがポスターセッション方式で発表を行いました。
発表では、担当する地域の現状や抱えている課題、課題解決に向けた今後の取り組みなどについて説明し、自分たちの考えを工夫して伝えるだけではなく、他者の多様な視点や価値観を自らと比較することによって得られる気づきがたくさんありました。
各グループは内容をまとめた1枚のポスターを示しながら説明を行いました。用意した原稿を確認しながら丁寧に伝えたり、ジェスチャーを交えながら生き生きと伝えたりする姿が印象的でした。
聞き手の生徒は、素朴な疑問を投げかけ、質疑応答の後には感想を書いた付箋を手渡し、励まし合いました。
後日、相互のやり取りから得られた気づきを今後の学習に生かすために、グループ内で振り返りを行いました。
地域協働活動コーディネーターの方との面談を通じて、計画の再検討を行います。現在計画している活動が実現可能なのか、地域に求められていることなのか、自分たちにできること・やりたいことは何なのか等、改めてグループ内で話し合いを行います。
そして、11月4日(火)もしくは11月15日(土)に予定しているフィールドワークでは、現地に足を運び、課題解決に向けて前進できることを目指します。
9月9日(火)、普通科1年生を対象に岡山大学の吉川幸先生から「探究活動のレベルアップのために」というテーマで講演していただきました。
講演の中では、説得力のある表現をするためにデータを活用すること、探究活動には明確な正解がないことなどの話がありました。
生徒たちはメモを取りながら真剣に話を聴いていました。
来週からは津山市の未来を考える「SIM 津山」プロジェクトがスタートします。これまで学習したことを生かし、より良い津山市を提案できるように活動していきます。
8月20日(水)に佐良山公民館で行われた「夏休み子どもクッキング」に本校普通科2年生4名が参加しました。授業終了後に移動し、午後2時からの1時間半、「お兄さん、お姉さんと遊ぼう」コーナーを担当しました。
この生徒たちは、地域プロジェクトとして佐良山地区の子どもたちをめぐる現状について調査をする中で、夏休み中の子どもたちの居場所づくりに貢献したいと考えるようになり、この企画が実現しました。
生徒たちは、イベントに参加する佐良山小学校1~4年生の児童の約40名に夏休みの楽しい時間を過ごしてもらうために、様々な工夫を凝らして準備をしました。
前半は、じゃんけんを使った集団遊びを行いました。生徒たちは身体全体を使って子どもたちにルールを伝え、ひとりじゃんけん、はぐれじゃんけん、じゃんけん列車の順に、ゲームを展開していきました。子どもたちは、きらきらした瞳で生徒たちを見つめ、一生懸命にルール説明を聞いてくれました。生徒たちもゲームに加わり、公民館内は大興奮の渦に包まれました。
後半は、卓球台・ボードゲーム・絵本を用意し、子どもたちにやってみたいことを選んでもらいました。卓球台で卓球のゲームやペットボトルへの的当てを行ったり、様々なボードゲームに熱中したり、絵本を眺めたりして、楽しい時間を共有することができました。
生徒たちは、実際に子どもたちと触れ合う中で、より学びを深めていくことができました。
9月30日(火)に行われるポスターセッションにおいて、今までの活動を中間発表する予定です。
今後は、11月9日(日)に行われる「さら山時代祭」にも参加し、佐良山地域を盛り上げるために貢献していきたいと考えています。
7月15日(火)、今年度の第1回地域未来創造会議を開催しました。この会議は、高校生が中山間地域の方々と協働して課題解決に取り組む事を目的とした事業の一環として開催されたものです。
本校は令和3年度から「おかやま高校生地域未来創造事業(県教委主管)」の実施校に指定されています。
今回も引き続き、 大学、地元企業、自治体、地域団体、地域コーディネーターの方々にお越しいただき、 本校からは生徒代表として普通科2年生3名が出席しました。
最初に、地域未来創造会議に出席された方々は、2年生の活動の様子を見学されました。
生徒たちはフィールドワーク後の進捗状況、各地域への提案内容になどについてまとめをしている時間でした。
中には見学に来られた方に対して意見やアドバイスを求めるなどの主体的な活動も見られ、今後の提案内容が楽しみです。
2年の行学担当者から、「2年生の行学では、1年生の時に身に付けた探究学習の基礎をもとに、地域の課題や魅力に応じた提案内容を考えています。また、行学を通して他者や社会とコミュニケーションをとる力や、複雑な問題状況を分析し、課題を設定・解決する力等を身に付けることを目指しています。行学での取組みを通して、生徒たちが多くの力を身に付けてくれることを願っています。」と、発表がありました。
現在の進捗状況について、代表生徒3名が緊張しながらも堂々と素晴らしい発表を行いました。
発表後はたくさんの方にご意見をいただき、今後の活動に生かしていこうという姿勢がみられました。
6月10日(火)、 普通科3年生の行学 社会世の中プロジェクトで、 今年度も総合的な探究でお世話になっている、地域協働活動コーディネーターの中村哲也先生に、普通科3年生が講演をしていただきました。
志望理由書や小論文の一般的な書き方やその目的をうかがった後、グループに分かれての実践演習を行いました。
中村先生の留学時代の貴重なお話もうかがった後、国際的な問題についての実践演習で、生徒たちそれぞれが根拠を提示しながら熱心に取り組み、発表も行うなど学びの多い時間でした。
最後に中村先生のおっしゃった「論文は添削されて書き直した回数。一生懸命書いたものを直されることは本当に悔しい。しかし、それを乗り越えることが、未来へとつながる。」という言葉に、進路達成への気持ちを新たにすることもできました。
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