

10月23日(水)、食物調理科1年生を対象に令和6年度高校生への食育事業「満足ひとりご飯の講座」が行われました。
若者を中心に、朝食の欠食・野菜の摂取不足・ダイエット志向・外食依存などが進み、成人期以降の生活習慣病発生のリスクとなっているため、高校生の時期から食事選択の知識と自炊する技を身につけ、健康的な食習慣の定着を促すことを目的として、津山市内の県立高校を対象に美作保健所、美作保健所管内栄養改善協議会によって実施され、4年に1回本校で行われています。


はじめに、美作大学食物学科の実習生の方から食事についてのミニ講話があり、その後各班に分かれて「簡単!美味しい朝ごはん」としておにぎらず、ふんわり卵キッシュ、野菜たっぷりみそ汁の調理を行いました。
美作保健所管内栄養改善協議会の栄養委員さんから作り方を教えていただき、手際よく調理を進めていきました。
おにぎらずはのりの上にご飯や具を置く位置や量に苦戦していましたが、切って断面がきれいだったときには歓声が上がりました。
また、みそ汁は各班、塩分濃度を計測し、ほぼ、1%前後の塩分となっていましたが、中には0.4%と、かなり塩分濃度の低い班もありました。みそ汁には思った以上に野菜がたっぷり入り、だしと野菜のうま味がしっかり出ていて、薄味でも美味しいみそ汁にでき上がりました。
キッシュは、若者の好きな具がたっぷり入り、電子レンジで簡単にでき、アレンジもできそうな一品でした。


料理ができた後、今日の振り返りをしながらみんなで美味しく試食をしました。
最後に生徒代表から、今日教わったことを今後の生活に活かしたいと抱負を伝え、講座を修了しました。