
1月30日(木)、専攻科1年生を対象に、津山中央病院医療安全管理室専門課長 松本裕子先生より臨床における「医療リスクマネジメントについて」の講演をしていただきました。
医療安全について過去に発生した実際の事故事例から医療事故や医療過誤を防ぐためには、自分一人だけではなく医療者同士のコミュニケーションをしっかりと図ることや周りの力も必要であることも教えていただきました。

医療事故は誰でも起こす可能性があるため、チーム全体で患者の安全を守っていく必要があります。
臨地実習では日々記入しているインシデントレポートなどを活用し、様々な視点から客観的に振り返りを行うことの大切さも改めて考え直すことができました。


コミュニケーションエラーの背景要因としてあげられる「思い込み」を防止するためには、言葉に出してはっきりと伝え、言葉に出して確認することがどれだけ大切であるかを実践を通じて改めて感じることができました。
講演会では今までに起きたことのある医療事故について、医療事故を防ぐために病院で行っていることや法律について学ぶことができました。
医療者同士のコミュニケーションをしっかりとることや看護師のダブルチェック、指差し呼称を行うことでインシデントやアクシデントを未然に防いでいくことが医療事故を起こさないためにとても重要だと思いました。
講演での学びを今後の実習にいかしていきたいと思います。
