教員研修[人権]


12月5日(月)、教職員を対象に「島の喫茶店から新たな継承を~ハンセン病療養所の声を届ける~」と題して、長島愛生園喫茶さざなみハウス店主の鑓屋翔子さんにハンセン病に関する基本的な話や愛生園の現状についてお話いただきました。


鑓屋さんはさざなみハウスを経営される傍ら、入所者の方の生活や療養所の歴史を「長島ストーリープロジェクト」という動画を制作し、YouTube等で発信されています。
入所者の方が高齢化していく中で、語り継ぐ人がいなくなっていく問題を喫茶経営やSNSの活用で解決していこうとされる姿に感銘を受けました。


ハンセン病患者に対する差別は、現代の新型コロナ禍における患者差別と重なる部分があります。
講演で学んだ内容を日頃の指導に生かし、生徒と共に人権意識を高めていきたいと思います。