「普通科」カテゴリーアーカイブ

人権教育講演会(1~3年)

11月28日(金)、全校生徒を対象とした「人権教育講演会」をオンラインで実施しました。
今年度は、様々な人の人権について考えることを目的として、阪井土地開発株式会社代表取締役 阪井ひとみさんにお話していただきました。阪井先生は、DV被害者の方や障害のある方、罪を犯してしまった方への住居支援などを行っており、それらの活動を通して様々な人と関わったご経験をもとにリアルな話をしてくださいました。

自分たちの知らないところで差別を受けている人がいることを知り、差別は絶対にしてはいけないということ再確認しました。
他者を大切にすることだけではなく、自分のやりたいことや思いを伝え、自分らしく生きることの大切さについても生徒に伝えてくださいました。また、困ったときにはいつでも周囲に相談してよいことも伝えてくださり、安心した生徒の様子も見られました。

今日の講演で感じたことを忘れず、自分も他者も大切にできる人であってほしいと思います。

クリーン作戦(普通科1年)

11月21日(金)、津山東高校と学校周辺の環境美化を目的として、普通科1年生で清掃活動を行いました。

落ち葉を集めたり、普段はなかなか気付かないごみを回収したり、日常の清掃活動だけではカバーしきれない範囲を中心に行いました。

生徒たちは、真剣に活動しながらも、楽しそうな笑い声が聞こえてきたり、協力して作業を行う姿があちこちで見られたり、短い時間ではありましたが、とても充実した活動となりました。

英語スピーチコンテスト(普通科2年)

11月14日(金)、英語のスピーチを通して英語力を向上させ、英語で他者と意見を共有し多角的なものの見方を育むという目的で、校内スピーチコンテストを開催しました。
このスピーチコンテストに向けて普通科2年生が2学期の初めから準備を進めてきました。クラスごとにグループ代表を決定し、その後クラス代表を決めました。そしてその中から選ばれた学年代表7名が、普通科1・2年生に向けて、ステージ上でスピーチを行いました。

発表者は緊張の中でも堂々と発表することができました。そして聴衆のみなさんが真剣にスピーチを聞いてくださり、とても心強かったと思います。

普通科1・2年生のみなさんの投票結果より、1位~3位までの順位を決定しました。

1位 山本 里奈さん
2位 酒井 加文さん
3位 定森 心香さん

おめでとうございます!
今回はコンテストということで順位を決定しましたが、普通科2年生のみなさん一人一人のスピーチはすべて素晴らしかったです。この経験を活かして楽しく英語を学んでいきましょう!


行学 地域PJ[佐良山地区・さら山時代祭]Ⅲ(普通科2年)

11月9日(日)、津山市佐良山地区でさら山時代祭が開催されました。
本校から1年生4名、2年生8名(有志ボランティア、サッカー部員含む)が参加し、地域の方々と交流しました。
後醍醐天皇時代行列では天皇・武者・駕籠かき・貴族・女官の衣装を身に着け写真撮影をしました。あいにくの雨で町を歩くことはできませんでしたが、地域の方々が1時間近くかけて着付けをしてくださり、貴重な体験をさせていただきました。

その後、本校普通科2年生の榎本せらさん、江原雅さん、定森心香さんが総合的な探究の時間「行学」での取り組みで、さら山時代祭PRのためのマスコットキャラクターを制作し、その名前を決定するために佐良山地区の方々にアンケートを実施しました。
マスコットと提案内容を書いたポスターをみなさんに見ていただき、3つの候補名から1つを選びシールを貼って投票していただきました。

アンケートの結果と地域の方々や吉備文化財センターの方のお話をもとに総合的に判断し、「サラヤマロ」に決定しました。
今後はこの「サラヤマロ」をさら山時代祭のPRに活用していただきたいと考えています。

防災訓練Ⅱ

11月7日(金)、第2回防災訓練を実施しました。地震とそれに伴う火災が発生し、停電により校内放送が使えないという複合的な状況を想定し、教務室や各管理室をはじめ全てのHRに設置されている無線機を活用して行いました。
最初に、緊急地震速報が放送で流れました。地震の際には机が動くことがあるので、生徒たちはしっかりと机の脚を持ち、頭の保護の目的で机に下に入りました。

次に、無線機を使用して、教室棟の各階や体育館・専門科棟の被災状況の確認が行われました。被災状況の確認後、本部より避難指示が出されました。
生徒たちは、避難指示から点呼・報告までの時間短縮を常に意識し、火災発生時の基本行動である「おさない、はしらない、しゃべらない、もどらない」の原則を再確認し、規律ある行動を心がけ真剣に取り組みました。なお、今年度も、災害看護を学んでいる専攻科生が授業の一環として参加し、本科生の良い見本となりました。

集合・点呼完了後には、津山圏域津山消防組合の消防署員の方々の指導のもと、水消火器を用いた初期消火訓練を実施しました。訓練では、周囲の方に大きな声で「火事だ!!」と知らせ、初期消火にあたりました。

消防署の方からは、火災の発生から消防隊が到着するまでの数分間が、命と建物を守るための最も重要な時間であり、火が天井に達するなど危険な状況になった際の避難への切り替えのタイミングであることなど、判断基準を教えていただきました。

続いて、消防署の方から、真剣かつ緊張感を持って訓練に臨む生徒たちの姿勢が見られたと、ご講評いただきました。

最後に、教育環境部長より、県から本校に配布された防災多機能ラジオライトの紹介がありました。ラジオは災害時、大切な情報収集の手段になります。手動で充電でき、懐中電灯にもなり、その上スマートホンも充電できる優れものです。非常用持ち出し袋に備えておくと便利です。
生徒たちにとって、いざという時のためにどのように備えておけばよいか、そしてどのように行動すればよいか、見つめなおす良い機会となりました。

行学 地域プロジェクト校外研修Ⅱ(普通科2年)

加茂町知和地区(津山市)

11月4日(火)、普通科2年生が行学地域プロジェクトの一環で、今年度2度目となるフィールドワークへ出かけました。
今回のフィールドワークでは1回目の「地域を知る」という目的から、「提案内容を深める」ことを目的として実施しました。

各地域でイベントの打ち合わせや、提案内容へのアドバイスをもらうなど多くの方との交流を通して、自分たちの考えの浅さやターゲットへの理解不足を痛感しました。

香北地区(鏡野町)
上山地区(美作市)
佐良山地区(津山市)
城西地区(津山市)

フィールドワーク後は、準備期間を経てすべてのグループが発表を行い、そこで選ばれたグループが12月末に美作大学で全体発表を行う予定です。
フィールドワークにご協力いただいた地域の皆様、本当にありがとうございました。フィールドワークで得た情報を存分に生かして、地域の未来に少しでもつながる発表を目指します。


校内:教育分野(津山市教育事務所)

食育教室(食物調理科1年・看護科1年・普通科2年)

10月27日(月)から10月31日(金)までの5日間、普通科2年生、食物調理科1年生、看護科1年生を対象に、津山市こども保健部健康増進課主催の「高校生食育教室」が開催されました。
この食育教室は、津山市において若い世代(20~30歳代)に見られる朝食欠食や野菜摂取不足といった課題に対応するため、高校生の段階から食への関心を高めることを目的としています。

内容は、食育SATシステムを用いた食生活診断、相手の話を聴く際のポイント講座、たばこの害についての講話が行われました。
さらに、専門科に即した内容として、食物調理科1年生には栄養士の業務に関する講話、看護科1年生には保健師の業務に関する講話を実施していただきました。

食育SATシステムは、ICタグを内蔵したフードモデルをセンサーボックスに置くだけで、瞬時に栄養価を計算し、献立の栄養バランスを確認できる仕組みです。生徒たちは3~4人のグループに分かれ、1食分のフードモデルを選びながら、理想的な献立を目指して工夫しました。
中には1回で全ての栄養価を満たし、バランスの良い献立を完成させたグループもありましたが、多くのグループは栄養の過不足が生じ、完全な献立を考えることの難しさを体験しました。

「ビタミンが不足している」「糖質が多すぎる」といった指摘をSATシステムの画面で確認しながら、グループ内で話し合い、組み合わせを工夫していきました。献立の組み合わせによって栄養価が大きく変わることを、目に見える形で学ぶことができました。

在学中も卒業後も、健全な食生活を実践できるよう取り組んでもらいたいと思います。

薬物乱用防止・ネットモラル講演会(1~3年)

10月31日(金)、全校生徒を対象にした「薬物乱用防止・ネットモラル講演会」を実施しました。

今年度は、ネットモラルに対する正しい知識と社会に及ぼす影響等について学ぶことに力点を置いて、津山警察署生活安全課の加藤さんにお話していただきました。

近年、ますます巧妙化するネット詐欺など、高校生の身の回りにも危険が潜んでいることを、事例を紹介しながらの講演でした。このことをよく理解したうえで、スマホやインターネットを活用していくことの重要さを、生徒たちは再認識しました。

後半の質疑応答では、積極的な発言が相次ぎました。最近話題になることも多い「トクリュウ(匿名・流動型犯罪グループ)」の犯罪に巻き込まれないためにはどのような対策がとれるかという問いについて、警察も実態把握に苦慮しながら捜査しているというお話がありました。

将来、警察官を志望する生徒には、警察の試験についても親切に応答していただき、和やかな雰囲気で講演会を終えました。

みま咲く未来フォーラム2025(普通科2年)

10月25日(土)、ザ・シロヤマテラス津山別邸(津山市山下)において、みま咲く未来フォーラム2025が開催されました。

<地元高校生による活動発表>
津山市内県立4校による四校連携講座「地域創生学」の活動発表では、本校から普通科2年生の紙川なぎさん、武地柊音さん、福井心絆さんが参加しました。
7月19日から8月23日までの5日間で行われた津山高校・津山東高校・津山商業高校・津山工業高校の4校による取り組みについて発表しました。

「津山地域への誘客プロジェクト」という全体テーマのもと、「台湾人観光客向けツアープラン(津山~鏡野)」、「若き語り部が案内します!城下町の記憶を歩く。」というタイトルで2つの班が発表しました。
フィールドワークや講座での学びを活かして、わかりやすく発表することができました。

今後は12月25日に行われる「高校生夢育PBLフォーラム2025」での発表に向けて準備をしていきます。


また、本校の総合的な探究の時間「行学」での取り組みについて、普通科2年生の教育分野グループより菅谷千都さん、黒瀬春菜さん、髙野優良さん、山口巧さんが「Enjoy English ~『Global Tsuyama』を支える次世代型英語教育~」というタイトルで発表しました。

小学校における英語教育について教育現場の声を聞きながら、実践的な提案をすることができました。


<高校生たちによるトークセッション>
本校の黒瀬春菜さんと武地柊音さんがステージに上がり、パネルディスカッション形式でそれぞれの地域の魅力と改善していくべき点について高校生らしい視点で意見交換しました。

地域を支える方々の講演や高校生による地域活性化についての取り組みについての発表を聞き、有意義な時間を過ごすことができました。

大学訪問[岡山大学](普通科1年)

10月23日(木)、普通科1年生が岡山大学(岡山市北区)を訪問しました。
本活動は、国公立大学を実際に訪れることでその雰囲気を肌で感じ、さまざまな学問に触れることにより学習意欲を高め、自身の進路選択に役立てることを目的として実施されました。

午前中は、岡山大学の高大接続部門の方から、大学の概要についてご説明いただきました。岡山大学の特色や強み、入試制度、求める学生像など、幅広い内容をお話しいただきました。

昼休みには、多くの生徒がキャンパス内にある3つの学食で昼食をとりました。カレーライスやチキン南蛮など、岡山大学ならではの学食メニューを楽しむ姿が見られました。

午後は、8学部12学科に分かれて学部訪問を行いました。

各学部・学科の説明を聞いたり、模擬講義を受けたりする中で、生徒たちは大学の先生方の話に真剣に耳を傾け、専門的で高度な学問に触れる貴重な機会となりました。

学部訪問の後は、岡山大学50周年記念館・金光ホールにて卒業生との懇談会が行われました。
懇談会では、生徒たちが事前に提出した質問に卒業生が答える形式で進行されました。

高校時代の勉強方法や進路選択、大学生活についてなど、普段はなかなか聞くことのできない貴重なお話を、生徒たちはメモを取りながら真剣に聞いていました。

最後に、生徒代表が感謝の言葉を述べ、訪問を締めくくりました。

今後は、今回の大学訪問をLHRで振り返り、自身の進路についての見通しを持てるようにしていきます。また、2年生に向けて、学習方法を改めて見直していきたいと考えています。