「普通科」カテゴリーアーカイブ

1学期終業式

7月18日(金)、終業式では、山本校長が式辞の中で、4月の始業式の際に話された二つのことについての振り返りの言葉がありました。
一つ目の、挨拶については、笑顔で挨拶を返してくれる生徒が増え、人と繋がる第一歩としてのコミュニケーション力が向上しているとし、二つ目の「現状に満足せず、挑戦し続けること」については、授業だけでなく部活動、生徒会活動、ボランティア活動など、さまざまなことに対して、精一杯取り組めた人は、頑張った自分を「あっぱれ」と、しっかりほめてあげてほしいとありました。

また、今回新たに伝えたいこととして、「物事の本質を見抜く力をつけてほしい。心の目、心の耳で真実は何かをしっかりとらえてほしい。」と話されました。そして、高校1、2年は部活動のバレーボールに、3年は受験勉強に打ち込まれたご自身の体験を紹介されながら、「自己実現に向けて自分を磨く夏」、応援やボランティアを通じて「インターハイを肌で感じる夏」、「自身の洞察力や傾聴力を深めるチャンスの夏」、等、「充実した時間を送って、二学期の東雲祭を仲間と合意形成を図り、成功させてほしい。」と結ばれました。

式の最後には、校歌を斉唱しました。

連絡事項では、板谷教頭から6月から始めた本校公式インスタグラムについて、その目的、掲載内容について改めて連絡がありました。
次に清水生徒支援部長から、熱中症への対応をシミュレーションした上で部活動に取り組むことや、自転車の施錠の徹底などの注意喚起がありました。

最後に三谷生徒会長から、 現在、検討中の東雲祭におけるスマートフォンの使用についての経過報告と、 「意見の食い違いからぶつかり合うこともあると思いますが、いい東雲祭をつくっていきましょう。」と呼びかけがありました。

感謝Day(家庭クラブ)

本校では、5月9日(金)~6月23日(金)の期間を家庭クラブ週間とし、家族や日頃お世話になっている方々へ感謝の気持ちを込めて手作りの小物をプレゼントする「感謝デー」を行いました。

今年度は、コンパクトエコバッグに、各自が記入したメッセージカードを添えて手渡しました。

<生徒の感想より>
・とても喜んでくれて、その後の買い物で早速使ってくれた。
・中学生の頃にもエコバックを作ったので、それと比べると「真っ直ぐ縫うのも上手になった。」と言ってもらえた。
・エコバッグを作っていたのは秘密にしていたので、渡したときはすごく喜んでくれて「ありがとう!たくさん使うね!」と言ってくれた。頑張って作ったかいがあったと思ったし、本当に心の底から嬉しかった。
・「サイズが丁度良くて使いやすい。ほつれてたりするところもあるけど頑張って作ったのが伝わった。使いやすそうなエコバック。」と喜んでもらえた。

学部学科別ガイダンス(普通・食物調理科2年)

7月11日(金)、2年生の学部学科別ガイダンスが実施されました。
進路教育の一環として、大学や各種学校の高度な学びに対する意欲を高め、進路意識を高揚させることを目的として行われました。

HR教室、特別教室を使用し、学部学科ごとに分かれ、講義形式の授業を受けるという流れで、食物調理科は1講座、普通科は2講座受講しました。

講師の先生に積極的に質問をしながら、真摯に話を聞く姿が、各講座で見られました。

岡山大学の先生による教育分野の講座では、「学ぶとは何か」、「教えるとはどのようなことなのか」を考える場面があり、グループワークを通して、意見交換をする様子も見られました。

今後は、この学部学科別ガイダンスを踏まえて、自分の学びたいことや興味のある分野をさらに絞り、科目選択に向かいたいと思います。
また、夏季休業中は三者懇談もあり、進路について考える機会が多くなります。振り返りを丁寧に行いながら、進路意識をもちたいです。

東雲祭結団式(生徒会)

7月8日(火)、第41回東雲祭結団式をオンライン形式で実施しました。当初は体育館にて全校生徒で集まっての実施予定でしたが、暑さやテスト最終日といった状況を踏まえ変更となりました。

生徒会執行部や各団(ブロック)の責任者たちは、それでもどうにか東雲祭のスタートを盛り上げるべく、それぞれの役割を全うしていました。

団(ブロック)決めは、サイコロの出た目の合計が大きい順に、昨年の1位~3位のブロックカラーが割り当てられるというルールで行われ、昨年の各団長から今年の各団長へと団旗が渡されました。

これから本格的に東雲祭に向けての準備が始まります。熱中症対策にも気を配りながら熱く、思いやりのあふれる東雲祭へと向かっていきます。

防災訓練Ⅰ(1~3年)

6月27日(金)、第1回防災訓練を行いました。
今年度、他県で小学校への不審者の侵入及び傷害事件が発生した事案があったため、第1回目の避難訓練は、本校初、不審者が侵入し放火したとの想定で、生徒に告知せず実施しました。

不審者の侵入から訓練スタートです。複数での不審者への対応を基本に、生徒の安全確保を第一に動きの確認をしました。

部室へ放火され、初期消火不可能と判断したため、本部となった職員室で避難場所を決定します。避難経路は、放火場所を踏まえ、誘導する先生方に決定していただきました。
また、避難完了の目標時間を9分として、「お→押さない・は→走らない・し→しゃべらない・も→戻らない」を実践しながら、避難しました。
今回、 専攻科生は、病院実習中で参加できませんでしたが、本科生のみの避難は目標を達成することができました。

避難完了後、防災管理者である教頭から、取組み状況について講評がありました。
本校の自衛消防組織や任務について係からの説明も行いました。
また、全体の訓練終了後に、消火班の生徒たちは、消火器の設置場所や消火器の使用方法等を担当教員から説明を聞き、訓練を終了しました。

<スクールライフ・授業>数学Ⅰ・ジグソー法を用いた問題演習(普通科1年)

普通科1年生の数学Ⅰでジグソー法を用いた問題演習を行い、どのグループも活発に活動しました。

問題の解説を生徒同士で行うので、「なぜこの答えになるのか。」「なぜこの考えなのか。」と自分の考えを整理し言葉にする必要があります。また、友人の説明なので前向きに聞くことができ、より深く問題について考えて理解することができました。
今後も数学を通して言語活動の充実を図っていきます。

津山消防署訪問見学(普通科1・3年)

6月23日(月)放課後、消防士志望や、医療系志望、教員志望や公務員志望の3年生13名と1年生1名とで、津山圏域消防組合(津山市林田)を訪問させていただきました。
これは、消防士受験を控えた生徒や、災害救助、地域防災に興味のある生徒を中心に行っているものですが、今年度は災害医療に関心の強い看護志望の生徒を中心に、医療系志望の3年生も訪問しました。

まず、一般的な消防署の業務内容や救急搬送の内訳、美作圏域の現状をうかがった後、医療系と消防系に分かれた研修を行いました。

医療系の生徒は、救急救命士の方のご指導の下、実際に訓練で使用されている心肺蘇生トレーニングシミュレーターを使い、気道確保や胸骨圧迫の研修を最新の機器で行いました。

防護服も署員の方に手伝ってもらい試着させていただきましたが、「これで、ボンベも背負って一時間以上、活動を行う。」と言われた時には、まだまだ自分たちに足りないものがあると痛感しました。
また、救急車や工作車、消防車はもちろん、総務省消防庁の災害救助車にも試乗させていただきました。

<参加生徒の感想から>
私たちは、事前に送った質問事項に沿って、医療も消防も詳しい説明をうかがうことができました。業務のお忙しい時間の中で、私たちのために時間を作ってくださいったことに感謝し、学校に戻っても明確な目的意識の中で勉強を始め学校生活に真摯に取り組んでいます。
考査後には先生から、総務課の方が回答をメールで送ってくださったものをいただき、「ご恩に報いるように頑張ろう!」と、さらに精進できるよう頑張っていきます。

最後に「自分も津山東高生OBです。」と、体育コース出身の方々など、多くの方にお声がけいただき、地域に貢献されている先輩方に恥じないよう、自分も自分の夢の場所で社会に貢献したいという気持ちを新たにしました。
津山消防署の皆様、本当にありがとうございました。

国際理解講演会(1年)

6月6日(金)、変哲塾を主宰している中村哲也先生にお越しいただき、1年生を対象とした国際理解講演会が行われました。
中村先生は、JICAや青年海外協力隊などで実際に活動した経験のある方で、本校の地域協働活動コーディネーターでもあります。
この講演会を通じて、生徒が日本と海外の違いやSDGsと関連させながら、国際理解を深められるようにすることを目的としています。

本講演会のテーマは「自分の生活と海外の生活の比較」で、生徒は自身の生活を振り返り、海外の様々な地域との生活の違いについて深く考えました。

また、中村先生の「トイレに必要だと思う機能と必要でないと思う機能は?」という質問に対して、近くの生徒同士で意見を交換し、それぞれの価値観や考え方の違いを共有しました。

代表挨拶では、生徒が中村先生に対する感謝とともに、今回の講演で学んだことを自身の留学経験と絡めて感想を述べました。

今回の講演で国際理解を深めるとともに、自分たち自身が国際協力にどのように貢献していけるかを考えるきっかけになりました。

行学 地域プロジェクト[佐良山地区]Ⅰ(普通科2年)

6月1日(日)、津山市佐良山地区で皿川カヤック乗り体験会が開催されました。
本校から普通科2年生3名が参加し、小学生約60名と一緒に水遊びを通して交流しました。

参加者は、講師の先生にカヤックの乗り方を教えていただき、自然の中で活動しました。
そしてカヤック体験を終えた子どもたちが、地元の方々が草刈りをして整えてくださった広場で思いっきり体を動かして水遊びを楽しみました。

本校の生徒が子どもたちにルール説明をし、安全に体調管理にも気を付けて水遊びを行うことができました。

地域の方々・小学校の先生・保護者が協力してイベントを盛り上げておられる姿を見て、生徒たちも高校生として地域に貢献したいという気持ちを高めることができました。

今後も、総合的な探究の時間「行学」で佐良山地区の現状と課題について考えていきたいと思います。