「その他」カテゴリーアーカイブ

人権教育講演会(1~3年)

11月28日(金)、全校生徒を対象とした「人権教育講演会」をオンラインで実施しました。
今年度は、様々な人の人権について考えることを目的として、阪井土地開発株式会社代表取締役 阪井ひとみさんにお話していただきました。阪井先生は、DV被害者の方や障害のある方、罪を犯してしまった方への住居支援などを行っており、それらの活動を通して様々な人と関わったご経験をもとにリアルな話をしてくださいました。

自分たちの知らないところで差別を受けている人がいることを知り、差別は絶対にしてはいけないということ再確認しました。
他者を大切にすることだけではなく、自分のやりたいことや思いを伝え、自分らしく生きることの大切さについても生徒に伝えてくださいました。また、困ったときにはいつでも周囲に相談してよいことも伝えてくださり、安心した生徒の様子も見られました。

今日の講演で感じたことを忘れず、自分も他者も大切にできる人であってほしいと思います。

授業公開・部活動公開[中3年対象]

10月18日(土)、中学生3年生を対象に授業公開と部活動公開を行いました。
本校での授業や部活動の様子を中学生のみなさんに知っていただくため、実施しました。

当日は、約90名の中学生とその保護者の方が来校してくださり、午前中は授業、午後からは部活動を自由に見学されました。


授業見学の後は、本校生徒によるシンポジウムをご覧いただきました。

シンポジウムでは、各科の代表生徒がそれぞれ登場しました。
食物調理科の代表は、清水千賀さん(3年)、山本大貴さん(2年)。
看護科は、神谷愛依さん(3年)、髙橋拓大さん(2年)。
普通科は、久保風果さん(2年)、酒井加文さん(2年)です。
また、普通科2年の武地柊音さんと谷野菜花さんがコーディネーターを務め、楽しい雰囲気の中で行われました。

内容は、津山東高校の魅力や自分自身の成長についてだけではなく、受験勉強の方法や、中学生の皆さんに向けての一言など、その場で出された質問もありました。
代表者の6名は、コーディネーターのとっさの質問にも、ユーモアを交えながら答えていました。中には「ここだけの話ですが…」と始まるようなコメントもあり、 会場の中学生の皆さんや保護者の方に授業見学では見えない生徒の一面に親しみを持っていただけたのではないかと思います。


午後からの部活動見学では、本校1、2年のボランティア生徒が受付や部活動場所までの案内を担当しました。

天候にも恵まれた一日でした。ありがとうございました。

先生たちも勉強!ICT教員研修

2025年、GIGAスクール構想によって「1人1台端末」が教育現場の当たり前になって数年が経ちました。津山東高校の生徒や教員も当たり前のようにchromebookを、授業や探究活動で活用しています。しかし、私たちは日々進歩する最新のICT技術を本当に理解し使いこなせているでしょうか。

そこで10月7日(火)、津山東高校の先生が、授業力をアップさせるために岡山県教育庁教育情報化推進室の平松孝博指導主事をお招きして、ICTを授業で活用するための教員全員研修会が開かれました。

研修では現在話題になっている「生成AI」をいかに活用し、生徒の学びを深化させるかについて、平松指導主事から分かりやすい講義をしてもらいました。参加した先生は、実際に端末を操作して生成AIを試してみたり、他校の実践例を紹介してもらったりして、授業で活用する方法を学びました。

また、日ごろの業務の効率化にも役立つことが分かり、多忙な中にも生徒と向き合う時間を確保する便利なツールでもあることを再確認しました。

研修後、平松指導主事は「行学」で教育のICT活用について研究を進めている班の生徒からの質問に丁寧に答えてくれました。生徒たちは現在悩んでいることや聞いてみたいことのアドバイスをもらい、その分かりやすい説明に大変感動していました。

今後、教育における情報化はさらに進んでいきます。その進化を津山東高校の先生もしっかり受け止め、授業や学校行事に活用することで生徒たちの学びを深めていこうと思います。

PTA奉仕作業(PTA)

9月27日(土)にPTA奉仕作業を行いました。PTA本部役員や事業環境委員の方々が中心となって指揮をとり、保護者と教員が協力して学校周辺の草刈りや掃除をしました。
当日、保護者と教員合わせて96名が参加しました。

広大な敷地のため大変でしたが、声をかけ合いながら取り組み、作業がとてもスムーズに進みました。

皆様のご協力により、とても綺麗になり、生徒たちも心地よく学校生活を過ごすことができています。お忙しい中ありがとうございました。
今後とも本校PTA活動にご協力くださいますようお願い申し上げます。

交通LHR(1~3年・交通委員会)

5月16日(金)、交通LHRを実施しました。生徒が交通社会の一員であることを自覚し、交通安全意識と自転車の交通マナーの向上を図ることを目的として行いました。
交通委員の生徒が司会をし、生徒たちが主体的に活動することができました。

生徒は4~5人のグループを作り、危険が潜む登下校の写真や、自転車の危険な乗り方についての写真を見て、顛末について考え、どうすれば改善・回避ができるのかを検討しました。

生徒は普段通っている道路の写真ということもあり、活発に意見を出し、発表することができました。

最後に、生徒たちが考えたことをもとに交通安全や自転車の乗り方についての標語を作成し、発表しました。標語は後日、交通委員会で選定し、校内に掲示します。

このLHRで考えたことをきっかけに、自分自身の登下校や運転マナーについて見直し、交通社会の一員として、自覚と責任のある行動をしてほしいと思います。

授業参観・PTA総会(1~3年)

5月14日(水)、 授業参観とPTA総会を行いました。
授業参観に約160名、PTA総会に100名、クラス懇談に約190名と昨年度よりも多くの保護者の方においでいただきました。

授業参観では、生徒たちが真剣に取り組んでいる様子を見ていただくことができました。

中には、参観されている保護者の方も一緒に考えてくださる様子も見うけられました。

PTA総会では、昨年度の活動や会計報告、今年度の活動計画や会計予算案、役員の改選に加えて、女子トイレ洋式化改修工事や進路指導費の改訂など、新たな議案についても協議しました。
その後、学校からの近況報告として、昨年度の進路状況や生徒の学校での様子などについて担当が説明ました。

クラス懇談では、生徒の学校や家庭での様子について情報交換を行いました。
担任としてのクラス経営の方針を伝え、また保護者の方からのお話から、生徒が家庭でも頑張っている様子をうかがうことができました。

今年度も保護者の方々から頂戴したご意見を生かし、また、保護者の方の協力いただきながら生徒たちの学校生活をサポートしていきたいと思います。

教職員救急法講習会

5月13日(火)、津山圏域消防組合消防本部の方にお越しいただき、教職員対象の救急法講習会を実施しました。
いつどこで起こるかわからない緊急事態に備え、心肺蘇生法、AED使用方法の個人スキルの維持・向上を目的として、本校では毎年全教職員を対象として行っています。

呼吸の確認にかける時間は何秒がベストか、心臓マッサージの速さ(1分間に100~120回)にはどのような意味があるかなど、それぞれの手技の意味やポイントを聞きながら、参加者全員が心肺蘇生とAED操作を実習し、手順を再確認しました。
積極的に質問をしながら終始熱心に取り組みました。

講習の中で「救命だけでなく社会復帰を目指して処置をしている。」という講師の言葉が印象的でした。
心停止後の3分間の適切な処置が、その後の社会復帰の鍵になるそうです。

生徒の緊急事態に居合わせる可能性が高い教職員として、落ち着いて適切な対応ができるように今後も研修を重ねたいと思います。

PTA役員会Ⅰ(PTA)

4月25日(金)、 50名の役員の方々にお集まりいただき、第1回PTA役員会を開催しました。

櫛田PTA会長の挨拶の中で「総会に向けて協議する点などもあり、役員会で忌憚なく意見していただき、よい会議にいていきたい。」と話されました。

山本校長からは、「学校の近況を伝え、行事を通し、生徒が皆で楽しく過ごしている姿が生まれていたこと、役員の方々のは日頃から献身的に生徒のために尽力いただいていることに感謝したい。」と挨拶がありました。

全体会では、昨年度の事業や会計報告、役員の改選、今年度の事業計画と予算案、トイレの改修に関する提案について協議し、その後は学校からの近況報告などを行いました。

全体会後は、PTA事業の部署ごとに分かれて、年間の予定と内容の詳細を確認し、役員の方々と情報共有や意見交換を行いました。

美作地区高校生読後感想文コンクール[表彰式](普通科2年)

12月9日(月)、津山高校図書館にて、第14回美作地区高校生読後感想文コンクール(岡山県高等学校教育研究会学校図書館部門美作支部主催)の表彰式が行われました。

本校では、読書を通して人生を豊かにしていくために、毎年夏に、1・2年生が読書感想文に取り組んでいます。校内選考を経て、毎年、美作地区読後感想文コンクールに応募してきました。
今年度は、応募した生徒のうち、1名が入賞し、表彰を受けました。

最初に、入賞者一人ひとりの作品について講評があり、生徒たちは熱心に耳を傾けていました。続いて表彰があり、受賞者は緊張した面持ちで、表彰状と副賞を受け取りました。最後に、受賞者代表の挨拶がありました。生徒たちは、身の引き締まる時間を過ごすことができました。
これからも、本校の生徒たちが、読書に親しんでほしいと願っています。
【本校からの入賞者】
<優 秀> 彼らは生きている(『雨の日のイルカたち』読後感想文)
江美 果音 (普通科2年)

人権教育講演会(1~3年)

11月29日(金)、一般社団法人ヤングケアラー協会代表理事 宮崎成悟先生を講師にお迎えして人権教育講演会を行いました。

今年6月に子ども・若者育成支援推進法が改正され、ヤングケアラーの定義として対象とする人が広くなったことや、国・地方公共団体等が各種支援に努めるべき対象にヤングケアラーが明記されるなど、社会的にも動きがある「ヤングケアラー」についての理解を深めることを目的に実施しました。

講演会の中では、ヤングケアラーとはどのような人たちのことを言うのか、ということや、身近なコンテンツを例に家庭を取り巻く社会状況がどのように変わってきているのかを分かりやすく教えていただき、ヤングケアラーはこれから増えていくだろうということを考えることとなりました。

また、ご自身の体験談も詳細に伝えてくださり、生徒たちも様々なことを考えながら聴いていました。

宮崎先生から「ヤングケアラーは特別な存在ではなく、誰でもそうなる可能性がある」「自分がヤングケアラーだと思ったら、小さなことでも周りの大人に頼ってみよう」ということを伝えていただきました。

また、最後には生徒へのメッセージとして、「自分が歩む道がどれだけ暗く一本しかないものだと感じても、灯りをともせばそこには他の道がいくつかある。そしてその複数の道から自ら選び納得して歩むことが大切だ。相談は選択肢を増やすことだと考えてみる。」といった内容を伝えていただきました。

先入観や自分が持つ尺度のみで自分や他者について判断することなく生きていくことがどういうことなのか、どのように自分自身と他者と向き合い手を取り合っていけば良いのか、講演会を通じて考えていくきっかけになりました。