視覚障害者支援講座(看護科1年)

講演風景1 写真
視覚障害者体験階段1 写真


1月18日(水)、視覚障害者への理解を深め、盲導犬との交流を通して医療、福祉への興味関心を養い、望ましい職業観を育成することを目的として、「視覚障害者への支援方法について」と題し、講演会を開催しました。
講師の高取茂樹先生、盲導犬のテミスちゃんから実践を交えた内容を教えていただきました。

高取先生とテミスちゃん 写真
テミスちゃん 写真

最初に、高取先生より、表情が読み取れないので、声を出して意思表示をしてほしいと看護師を志す生徒たちに対してお願いがありました。
目が見えないからと言って、全てを介助しようとするのではなく、どこまでなら行うことができて、どこに介助が必要なのか確認しながら行ってほしいと話されました。
講演の間、盲導犬のテミスちゃんは、じっと伏せの状態で待っていました。

講演風景2 写真
講演風景3 写真
講演風景4 写真


生徒たちは興味深くお話を聞き、特にスマートフォンやパソコンの音声機能や読み上げ機能については、驚いたり、質問に対しては高取先生に伝わるように声を出して返事や意見を述べたりしました

視覚障害者体験 廊下 写真


講義の後半では、2人1組でペアになり、実際に視界が遮られた状態で介助してもらいながら、廊下や階段の昇降を行いました。

生徒代表お礼 写真


最後に生徒代表が、「患者さんが色々なことにチャレンジできるようなきっかけを作ったり、患者さん自身が『障害はアピールポイント』と思って前向きになってもらえるよう関わったりして、『この人となら頑張れる』と思ってもらえるような看護師になりたいです。」と、感想とお礼を伝えました。

あめ細工特別講座(食物調理科3年)


1月16日(月)、食物調理科3年生を対象に「あめ細工」特別講座を実施しました。講師は江原誠先生、パティスリーマコトエバラ×モンレアルのオーナー兼パティシエをされています。

砂糖の科学性と熟練した技により、芸術的な作品が生まれることを学びます。江原先生の技を近くで見ることができ、生徒は驚きの連続でした。


今回は「引きあめ」を教えていただきました。材料はグラニュー糖、パラチニット(あめの結晶化を防ぎ、伸ばしやすくする)、水という少ない材料ですが、温度管理や引き方など熟練の技術を要します。



毎年、本校に入学する前から楽しみにしている生徒もおり、積極的に先生に質問し作業を進めていきました。


「引きあめ」でバラを作りましたが、色付けや花びらの形、成型に苦戦し様々な形のバラが出来上がりました。
改めて江原先生のすごさとあめ細工の奥深さを知ることができ、極めることの大変さを味わうこともできました。
今回学んだ芸術性を今後調理する上で活かしていきたいと思います。

大学入学共通テスト激励会(普通科3年)


1月13日(金)、明日から2日間、大学入学共通テストが行われるにあたり、受験する普通科3年生に向け、教頭、進路支援部長、学年主任がオンラインで激励のメッセージを伝えました。
今年は89名が共通テストに挑みます。


激励会後は、各教室で担任から集合時間や持ち物等について最終的な連絡がありました。

共通テストに向けて努力を積み重ねてきた志願者には、感染症対策をしっかりとして最善を尽くしてもらいたいものです。

カナダ語学研修[報告式](1・2年)

1月13日(金)、カナダ語学研修の報告式を行いました。

最初に、UBC(ブリティッシュコロンビア大学 :カナダ ブリティッシュコロンビア州 )での語学研修の修了証書が園田校長から生徒たちに一人ずつ授与されました。
語学研修最終日が大雪のため休講となり、まとめ発表や修了式を行うことができなかったため、この日の授与となりました。

次に、生徒代表の大川翔大さんと酒井裕香さんが、カナダで学んだこと、感じたことをそれぞれ報告しました。
ホストファミリーと心を通わせる関係ができた喜びや、伝えたいことが伝わらないもどかしさを経験して、もっと英語力をつけたいと強く思ったことなどを語っていました。
もう一度、ケロウナを訪れる!という目標もできたようです。

生徒の報告を受けた園田校長は、「皆さん、結団式の時よりも一段と成長したように感じます。貴重な体験をしっかり記録に残し、これらの人生に確実に生かしてください。」とメッセージを贈りました。

4月には、今度はケロウナ高校の生徒のみなさんが来校する予定です。日本での再会を心待ちにしています。

行学 SIM津山PJプレゼンテーション講座(普通科1年)


1月10日(火)、普通科1年生がSIM津山プロジェクトの発表において、「話題に興味を持たせる」「わかりやすくスライドを見せる」方法を習得し、受け手に伝える技術を向上させるために、株式会社DREAMIX代表取締役 齋藤直人先生をお迎えし、プレゼンテーションについて学びました。

講座は生徒同士の自己紹介から始まり、発表をする際に注意すべき細かな点はもちろんのこと、受け手を共感させることの重要性や感動的なプレゼンテーションのすばらしさを教えていただきました。
生徒たちは終始メモを取りながら齋藤先生の言葉を真剣に聞き取っており、発表で上手く相手に伝えたいという思いがひしひしと感じられました。

講座の終わりには生徒代表がお礼の言葉を伝えると共に、今までの自分の認識と本日の講座で学んだことの違いや、感動させることのすばらしさを学んだ感想などを堂々と話し、会場にいる多くの人を共感させました。

今後は、本講座で学んだことを生かして、1月31日に行われるSIM津山プロジェクト新事業提案のスライド制作や発表練習を進めていきます。

3学期始業式

1月10日(火)3学期の始業式が、校長室をスタジオにしたオンライン形式で行われました。

園田校長は式辞で、新型コロナウイルス感染症の感染者数が増加している現在の状況を踏まえて、感染防止により一層努めるとともに、一日一日を大切にしながら、落ち着いて学校生活を送ってほしいと話しました。

また、特別講義「国際看護」を受講した専攻科2年生の「講義前は国際看護とは海外での看護のことと思っていたが、講義を聴いて、国内で日本語の不自由な外国人労働者の方に対して適切な医療を施すことも国際看護だということを知った。」という優れたレポートを紹介し、行学フィールドワークやカナダ語学研修等で生じた生徒の認識の変容にも触れた上で、「私たちは一面的な物の見方をしてしまいがちだが、少し角度をずらしたり、立場が異なる人の視点で考えたりすることで、本質が見えてくることがある。


本校のキャッチフレーズの『殻を破る』には、閉じた狭い世界で身に付いてしまった固定観念から自由になる、という意味もある。令和5年は、少し別の角度からアプローチする習慣をつけることで、自分の世界を広げる一年にしてほしい」とメッセージを送りました。

式後、石原進路支援部長、福島学習支援部長、石堂教育環境部長から、3学期の学校生活などについてお話がありました。

いよいよ令和5年がスタートしました。今年も「殻を破ろう、人と繋がろう」の超前向き東高スピリットを発揮し、広い視野を身に付けて伸び伸びと過ごす、ハッピーな年にしていきましょう!

書道パフォーマンス[イオン津山](書道部)


1月8日(日)、イオンモール津山(津山市河辺)において書道パフォーマンスイベントが開催され、 本校書道部と 勝山高校書道部が参加しました。

今回、午前・午後の二部公演での依頼で、本校は一部は教員とのコラボ企画、二部は書道部員のみの企画とし、どちらもお越しくださった方への幸運が訪れるメッセージにしました。

一部では、ノリの良いアップテンポと和を組み合わせた演技にし、違和感の中から生み出された作品を楽しんでいただきました。用紙が小さいので文字数を少なくし、華やかに書き上げました。

二部は新年のお祝いとし、ゆったりとした落ち着いたテンポを意識しました。また、色々なところで活躍して花開きますようにと願いを込め、それをイメージさせる動きを多く取り入れました。

都合が合わず部員全員での活動とはなりませんでしたが、1週間という短い期間での準備で、皆で協力しながら進めることができました。
生徒たちはリモートで動きの合わせを行い大変でしたが、当日、皆様の前で納得のいく演技ができました。
また、部員の保護者の方が手作りされたつまみ細工の髪飾りの可愛さに部員のテンションも上がり、気持ちよく伸びやかにパフォーマンスを行うことができました。ありがとうございました。

しばらくの間、 イオンモール津山に2回目の作品が飾られているとのことなので、よろしければ足を運んでみてください。

卒業制作展示発表会のお知らせ(食物調理科)

今年度の食物調理科卒業制作展示発表会を令和5年1月24日(火)12:00~18:00で開催いたします。一般公開並びにパウンドケーキの販売を予定しています。
なお、14:00~15:00ごろまでは表彰式のため展示会場に入場することができません。この間は、別室にてオンラインで様子をご覧いただけます。
ぜひ、3年生の集大成の作品をご覧ください。

高校生探究フォーラム2022(普通科2年)

12月24日(土)、「高校生探究フォーラム2022」が岡山コンベンションセンター(岡山市北区)で開催されました。
このフォーラムは、各校で取り組んだ探究活動の成果を発表するとともに、他校の取組みを共有することで、高校生一人ひとりの夢を育む契機とするために、岡山県教育委員会が行っているものです。県内の多くの高校がステージ発表やポスターセッションを行い、ステージ発表の様子はオンラインで配信されました。


本校からは、普通科2年生5名が代表で参加し、「知和を笑顔に!~持続可能な高校生のチカラ~」と題し、行学の地域PJのうち、知和地区(津山市加茂町)を活動フィールドとした取り組みや成果について、ステージ発表としてプレゼンテーションを行いました。


代表生徒たちは、この日に向けて、スライドや発表原稿づくり、事前収録、プレゼンテーションの練習など、熱心に活動を行ってきました。

発表当日も、ぎりぎりまで会場の片隅で練習し、本番では、その成果を十分に発揮した素晴らしい発表および質問への対応を見せてくれました。



その後のポスターセッションや他校間交流では、真剣に話を聞いたり、積極的に質問したり、意見を交換する場面が多くみられました。


本フォーラムで、自分たちの探究学習の意義を改めて認識するとともに、他校の探究活動の様子や素晴らしい成果について視聴することもでき、とても有意義な時間となりました。

この活動を通して学んだことを、今後の行学の活動や学習活動などに活かしていってほしいと思います。

中国高校少林寺拳法新人大会(少林寺拳法)

12月24日(土)、第4回中国高等学校少林寺拳法新人大会が広島県立総合体育館剣道場(広島市中区)で開催されました。
本校から岡山県代表として、女子単独演武の部に岸本莉実さん(普通科2年)が出場しました。

短期語学研修から帰国後すぐの試合で、2週間も練習できなかった中での大会でしたが、1位と同点260点と大健闘でした。主審のつけた点数が岸本さんの方が低く惜しくも2位となってしまいましたが、本人としては納得がいく結果でした。

岸本莉実 女子単独演武の部 2位

今回の大会は練習不足もあり、万全の態勢とは言えませんでしたが、普段通りの演武を披露することができました。
次回は3月下旬に香川県で行われる全国高等学校選抜大会に出場が決定しています。昨年度は予選を突破することができなかったので、まずは予選突破を目標に稽古に励んでいきたいと思います。

津山東高校の情報をお届けします! ~殻を破ろう 人と繋がろう~