校外研修[京都](食物調理科1年)

12月13日(金)、食物調理科1年生は、京都市勧業館「みやこめっせ」(京都市左京区)で開催された京料理展示大会の見学、その後松井本館(京都市中京区)にて日本料理のマナーを習いました。

来年度学習する日本料理の動機付けや卒業後の進路について意識を高める目的として実施しています。

最初に訪れた今年118回目となる京料理展示大会は、京料理の有名老舗が一堂に集まり料理を展示されたものです。

生徒たちはその一つずつの作品をメモを取りながら丁寧に見学していました。
また、同じ会場で料理教室も開催され、和食の基本だしの取り方紹介や京料理には欠かせない道具も見ることができました。

下鴨茶寮(本校卒業生が携わった展示作品)

松井本館では会席料理をいただきました。

前菜・向付・煮物椀代り・炊合せ・揚物・進肴・止椀・御飯・香物・水物が順番に提供され、どの料理も美しくお皿との調和がとれていました。
食材にもこだわっておられ京野菜やふかひれなど生徒は普段食べたことがないものもあり興味深く味わっていました。

最後に生徒代表がお礼の言葉を述べました。
料理長からは秘伝のレシピを教えていただき、働く上での心構えを経験談も交えながら話をしてくださいました。料理やマナーに加え、非常に貴重な体験となりました。

また、卒業生2名が調理師として働いておりその姿も見ることができ、今後の進路について考える際の参考になりました。

看護観講座(看護科3年)

12月13日(金)、看護科3年生を対象に津山第一病院看護師長 入澤美穂先生をお招きして、「私の看護観」というテーマで講演をしていただきました。

「看護職の倫理綱領」を用いて質の高い看護を提供するための「考え」や「行動 」について、わかりやすく説明していただきました。

それを踏まえて、生徒一人一人が「私の看護観」を発表する機会を設けてくださり、看護に対する思いを共有し、看護する者としての責任を実感できた講演会となりました。