行学 SIM津山PJ分野別発表(普通科1年)

普通科1年生 が2学期初めから続けてきた行学 SIM津山プロジェクト。津山市役所の方からお話を聞いたり、フィールドワークに出かけたりし、津山市の現状を知りさらに自分たちで調べてきました。
今回はそこで感じた課題を見つけ、自分たちなりに新事業を考え、 11月26日(金)に 津山市役所の方に各分野ごとに分かれて提案させていただきました。
市役所の方が見に来てくださることもあり、各グループは、今まで調べてきた内容をしっかりスライドを使って伝えることができました。


そして、スライドを指しながら発表したり、身振り手振りを入れながらみんなに伝わるように発表する人も少しずつ増えてきました。

同じ分野内容でも、違う視点で考えられており様々な可能性を実感することができました。

発表はまだまだ未熟な箇所も多く、市役所の方々にたくさん助言をいただきました。次回は選出された代表グループは全体発表会へ、それ以外のグループは3月の報告会に向け今の事業をさらにレベルアップできるように準備していきたいと思います。

人権学習第2回公開授業(専攻科2年)

11月26日(金)、専攻科2年生を対象に「人権学習充実拠点校事業」の一環で第二回公開授業を行いました。小児看護学実習を終えた生徒に、日常や看護の場面において、子どもの権利を意識した行動の実践意欲を高めることを目的としています。
11月は国が推進する「児童虐待防止推進月間(オレンジリボン運動月間)」ということもあり、事前にオレンジリボン運動について学習するとともに、この運動のシンボルマークであるオレンジリボンのバッチを手作りして、制服の胸に付けて授業に臨みました。


まずは、保育園や小児病棟実習を通して学んだ子どもとの関わりやケア内容を、生徒たちが個々にオレンジの付箋紙に書き出し、グループごとにKJ法を用いて同じ意味・内容ごとにまとめました。

まとめたものを子どもの権利条約や小児看護領域の看護業務基準に照らし合わせて分類していきました。

次に、臨床場面で大切にしたい子どもの権利を考え、グループとして最も大切にしたい子どもの権利を1つ選び、選んだ理由について話し合いました。
思考を深めるためにクラゲチャートを用いて、グループごとに子どもの権利を守るために必要な看護や関わり方を話し合い、意見をまとめました。
最後にクラゲチャートを提示しながらグループ発表を行い、お互いの発表をメモを取りながら真剣に聴きました。


発表後には、美作大学生活科学部児童学科准教授 蜂谷俊隆先生と、津山中央病院小児病棟指導看護師 河藤奈々先生より、生活の中や臨床場面での子どもとの関わり方や必要な看護について、生徒たちに指導助言をいただきました。


生徒たちは人権や子どもの権利についての関心を一層高め、今後の生活や看護場面においても、子どもを尊重し取り組んでいこうと強く思いました。