災害看護講演会(専攻科1年)



11月15日(月)、専攻科1年生を対象に特定非営利活動法人 そーる そーる訪問看護ステーション理事長 片岡奈津子先生をお迎えし、災害看護についての講演をしていただきました。

 

片岡先生は、倉敷市真備町(2018年6月28日から7月8日にかけて西日本を中心に全国的に広い範囲で発生した集中豪雨の被害を大きく受けた)で訪問看護ステーションを立ち上げ活動されています。

今回、真備地域での災害時の状況や災害対応を学ぶことで、災害時における対応や看護の在り方について深めます。

片岡先生から発災当時の人々の安全と健康の確保のために 必死に 活動された話を聞きました。

真備地域は施設や環境は復興しつつあるが、まだ元通りにはなっていない現状があり、災害に対する人々の意識を高め、「人とのつながり」を大切にしていかなければならないと繰り返し話されていました。
また、災害現場においては地位や職業は関係なく、自分ができることを探して何でもすることも必要だと教えていただきました。

災害に対し「今、自分たちにできることは何だろうか」と考えることが重要で、看護の知識だけでなく様々な人とつながり、そして様々な経験をし、事前に対策やどのように行動するかをしっかりと想像し考えておくことも大切だと学びました。

実際に被災された片岡先生の言葉は重く、生徒たちはお話に聞き入り心を揺さぶられ、看護師として、一人の人間としての在り方、災害にどう向き合うかという想いが強くなりました。

最後に生徒代表より、「災害は、普段何気なく感じている変化や幸せ、人を信頼する心や温かい家族関係や人間関係を揺るがすものでもあると感じました。災害看護において救急処置や安全の確保が大切だとは思っていたが、今在ることに感謝しながら、自分にできることを精一杯取り組み、『人とのつながり』を大切にしたい。また、何か自分たちにできることがあれば積極的に動き、そのために今後もしっかりと学びを今後も深めていきたい。」と、片岡先生にお礼を述べました。

中国大会壮行会(少林寺拳法)~普通科1年岸本莉実さん

11月3日(水・祝)に岡山工業高校で開催された第32回岡山県高等学校少林寺拳法新人大会女子自由単独演武の部で、普通科1年岸本莉実さん(勝央中出身)が見事2位となって中国大会出場権を獲得し、11月15日(月)校長室で壮行会が行われました。


岸本さんは、本校では陸上競技部に所属し、陸上競技のトレーニングによって体幹が鍛えられて芯がブレなくなり、少林寺拳法の技に磨きがかかったことが今回の好成績につながったのではと、専門の先生からも高い評価を受けています。


壮行会で園田校長は「鍛錬を続けて結果を出したことは素晴らしい。より大きな舞台でも力を発揮してください。」と激励しました。
岸本さんは「2位は私にとっては悔しい結果でした。中国大会では3位以内を目指します。」と力強く話しました。

中国大会は、12月25日(土)に広島県立総合体育館(広島市中区)で開催されます。