母子看護講座(看護科3年)


1月30日(月)看護科3年生を対象に、講師に赤堀クリニックの看護部長 妹尾雅代先生をお迎えし、母子看護についての理解を深めることを目的に、母子看護講座を開催しました。

当初、2回に分けての開催を予定していましたが、1月の記録的な大雪により学校が臨時休校となったため、残念なことに1回のみの開催となりました。



妹尾先生から、妊娠から出産までの産婦へのケア方法・胎児について等、たくさんのことを臨床での経験を交えながら、わかりやすくご講義いただきました。


終了後には生徒から、「専攻科2年生での母性の実習が楽しみになった。妊娠から出産、育児などお母さんの悩みや不安に寄り添うことで今後の母子の良好な関係に繋がるため、私も将来助産師として、女性の心に寄り添う存在になりたい。」等の感想が聞かれました。

医療リスクマネジメント講座(専攻科1年)


1月30日(月)、専攻科1年生が、津山中央病院医療安全管理室専門課長 松本裕子先生より、臨床における「医療リスクマネジメント」講座を聴講させていただきました。


まずは「医療安全」についての説明がありました。
臨床における医療事故は「事故を起こした当事に問題がある」「人は間違うべきではない」という考え方から、「人は誰しも間違うものであり、個人の問題ではなく、業務のシステム、組織の問題としてチームのあり方を変えるべき」という考え方に変化していることを学びました。


専攻科1年生での6週間の実習を終えている生徒たちにとって、実習中に発生したインシデントやアクシデントを報告することは恥ずかしいことではなく、入院されている患者さんや組織の安全のためにも、報告、連絡、相談の大切さが重要であることを松本先生のお話を通じて再認識することができました。


最後に生徒代表が、「看護師は患者さんに直接接する職業であり『人はミスをするもの』であることを認識し、その上で何を注意すべきなのかを考える必要があること、自分自身を守るためにも法的知識も必要であることを学びました。」と挨拶を述べました。

講義の中で、「医療安全」に関する国家試験問題も出され、とても有意義な時間を過ごすことができました。