12月17日(土)、知和地区(津山市加茂町)の空き家掃除の活動に普通科2年生2名が参加しました。
行学地域プロジェクト活動の一環として、医療・福祉分野の生徒がお手伝いしました。
空き家掃除には、7月にも1度参加させていただいているので、地域の方と協力して、慣れた手つきで次々と荷物を運び出し、ゴミは分別を行いました。
また、家の中には木工製品もあり、その扱いに生徒たちは緊張した様子で作業を進めました。
活動終了後、地域の方から、空き家の活用方法など、生徒たちに相談がありました。
現2年生の地域プロジェクト活動は終了しましたが、活動資料とともに次の学年にバトンタッチしていきます。
12月17日(土)、「おいしく減塩!高校生レシピコンテスト」が食物調理科2年生を対象に開催されました。
本来は9月に行う予定でしたが、台風の影響で延期となり、さらに今年も新型コロナウイルス感染拡大防止のため、一般公開は行わず関係者のみの開催となりました。
ほとんどのチームが夏~秋をイメージしたメニューだったため、今回、食材を多少変更しながらも難しい減塩というテーマに添ったプレゼンテーションを行いました。
1 減塩し隊
鶏肉のソテー ジンジャーソース・夏野菜のピンチョス
2 らぶ ちゃいな
しそぎょうざ・はるさめスープ
3 カレリーナ
スープカレー・ポテトサラダ
6 もぐもぐ まぐまぐ
ぶりの吸い物・紅白なます
8 岡山の「うまい」を伝え隊
岡山の「うまい」を閉じ込めた蒜山おこわ・瀬戸内レモン香る桃の油淋鶏
4 NaCl
最優秀賞
NaCl
「生姜かんじる出汁ビーンズ・ナッツ感じるチーズサラダ」
生姜かんじる出汁ビーンズ・ナッツ感じるチーズサラダ
<作品紹介>
家族みんなで楽しむ食事をテーマに、血圧を下げないといけない父親のことを考えた休日の夜飯です。出汁ビーンズは、多くの野菜を組み合わせ、うま味、栄養価の高い食べ応えのある料理です。サラダは、塩分の少ないチーズと満足感の得られる野菜を組み合わせています。
5 おじゃるまゆ
優秀賞(津山市)
おじゃるまゆ
「もち麦サムゲタン・自然薯とほうれん草のナムル」
もち麦サムゲタン・自然薯とほうれん草のナムル
<作品紹介>
最近の韓国ブームで誰でも食べれる料理を作りたいと思い考えました。2つのメニューとも調理工程が簡単で、地産地消に貢献できる料理です。
7 ユイマール
優秀賞(味の素)
ユイマール
「はちみつ香る照り焼きチキン・野菜たっぷりポトフ 」
はちみつ香る照り焼きチキン・野菜たっぷりポトフ
<作品紹介>
2つの料理とも減塩調味料を使用して味付けをし、照り焼きチキンには津山産のはちみつをソースに使用することで味にコクを追加しました。ポトフは野菜をたっぷり使用することでうま味を引き出し、津山産のショウガを使用し寒い冬場に体を温めてくれる一品にしました。
今年度で11回目を迎えたコンテストですが、関係皆様のお蔭で無事終えることができました。
毎年、生徒たちがテーマに添って新しいメニューを考え、それぞれの思いをしっかり込めています。今後、地域の皆さんに少しでもたくさんお披露目できるように普及活動をしていきたいです。
12月16日(金)、普通科2年生の地域企業プロモーションビデオ制作発表会(企業動画発表会)を開催しました。
生徒が取材させていただいた企業の方々も会場にお招きし、講師の榎田竜路先生の講義もあり大変充実した発表会となりました。
榎田先生による講義では、日本の企業の生産性について、人間の知覚的な視点から話されました。
榎田先生の物事の捉え方は、生徒や企業の方々にとって、これからの社会を考える上で参考になることが多く、新しい考え方に触れる機会となりました。
企業動画の生徒にとっては、今年1年を通して学んできた榎田先生の最後の講義であり、感慨深く聞いていました。また、この後に控えた発表を前にして緊張した面持ちでもありました。
発表会の進行はグループごとに、まず生徒たちが制作した2分間の動画を視聴し、それを制作した生徒、そして取材を受けた企業の方からそれぞれコメントをしていただきました。
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ザ・ランタンと、津山信用金庫のグループは、生徒がカナダ語学研修中で、事前に撮影したコメントでした。
しかし、どのグループも、動画の構成を考える大変さ、編集する大変さがあったことや榎田先生や取材させていただいた企業の方への感謝の気持ちを言葉にしていました。
全てのグループの発表が終了すると、榎田先生から全体の講評をいただき、園田校長から閉会の挨拶をもって終了しました。
最後に、生徒一人一人に榎田先生から修了証書が手渡されました。
新型コロナウイス感染防止の観点から、普通科1・2年生は、各HR教室にてオンラインで発表を視聴しました。
特に2年生の教室では、クラスメイトが制作した動画に思い思いの感想を抱き、次はどんな動画が上映されるかと楽しそうに 視聴する様子が見られました。
協力をいただいた企業の皆さま、津山市 仕事・移住支援室の皆さま、講師の榎田竜路先生、そして編集を指導してくださった太田龍馬先生、ありがとうございました。
今回制作した動画については、津山東高校YouTubeチャンネルで公開しています。
津山東高校YouTubeチャンネル はこちら
12月16日(金)岡山県議会場にて、岡山県高校生議会が開催されました。9月に参加を決定した日から生徒会執行部で議題を考え、質問内容を練ってきました。
本校から沼 颯介さん(普通科2年)、内田 聖人さん(食物調理科2年)、齋藤 正宗さん(食物調理科2年)、芦田 遥さん(普通科1年)の4名が参加しました。 参加校は17校で、本校は2部構成の第1部の6番目に質問しました。
本校からは、産業労働警察委員長へ2件の質問をさせていただきました。
1.企業のデジタル化について(沼 颯介さん)
岡山県は、小規模事業者を含む企業のデジタル化にどのように対応していくのか。
2.岡山県の自動車の交通マナーについて(齋藤 正宗さん)
今後岡山県は、自動車運転手の交通マナー対策についてどのように改善していくか。
産業労働警察委員長が丁寧に応えてくださいましたが、斎藤さんから再質問をさせてもらいました。
会議場では作法があり、生徒たちの表情は緊張していましたが、準備していった質問を無事に伝えることができました。
まもなく成人する生徒たちにとって、自分事として県政を考える機会になりました。
12月15日(木)、食物調理科3年生を対象にフラワーアレンジメントの特別講座を実施しました。
講師は、有限会社土井花店代表取締役専務 土井満美子先生と従業員の宮野夏海先生です。
食卓を演出することで、料理が華やかになり価値も高まります。その演出技術を習得することを目的として、フラワーアレンジメントを学びました。
今回の花材は、紅水木(ベニミズキ)・ガーベラ・コットンフラワー(ワタの木)・グニューユーカリ・クリスマスホーリーの5種類でクリスマスをテーマに生けていきました。
華道の授業と同じ花材を使いましたが、生け方が全く違いました。まず、オアシスに挿すのが難しく、華やかにバランスよく生けるのに苦労しました。
実習後、生徒がアレンジメントを家に持って帰ると「母が綺麗と、とても喜んでくれ、すぐに飾ってくれた。」とのことです。
12月15日(木)、精神看護の特徴を学ぶため、今回、希望ヶ丘ホスピタル看護部長 森田陽子先生をお迎えし「精神看護について」の講義をしていただきました。
本来であれば病院の見学実習を行っていましたが、昨今の新型コロナ禍の状況を鑑み、変更となりました。
以前に比べ精神疾患に対する看護師の需要が高まってきており、厚生労働省の調査でも精神疾患が五大疾患の一つとなっていること、誰でもかかり得るものであることを教えていただきました。
また、精神障害者の方と関わる上でのポイントや注意点についても教えていただき、生徒たちはメモを取りながら興味深く拝聴していました。
最後に生徒代表が、「患者さんの目線に立ち、日頃から家族や友達と関わるときにも、相談し合ったり、声を掛け合ったりして一人で抱え込まないようにし、コミュニケーション能力を向上できるよう日々の生活を意識していきたい。」と、森田先生にお礼を述べて終了しました。
12月14日(水)、食物調理科1年生が科目「生活産業基礎」の授業の一環で京都へ研修に行きました。
この期間は、京都市勧業館「みやこめっせ」では、京料理展示大会(京料理組合主催)が開催されており職業観を育成することを目的として行いました。
会場は、多くの企業が参加して京料理や細工寿司などが展示されており、プロの調理師の方が日頃の研鑽の技や成果を披露する場となっています。
生徒たちは実際にプロが作った料理に触れ、感銘を受けました。
午後からはホテルオークラ京都において日本料理のテーブルマナー講習会を受けました。
講師の先生からは日本料理に関する知識とテーブルマナーについて約2時間にわたり、実技を踏まえて教えていただきました。
生徒たちは、初めての経験で戸惑いや、緊張した様子でしたが、講師の先生のお話を聞きながらメモを取り、学んだことを実践しようと努力していました。
また、初めていただく料理にも感動していました。
最後に、「テーブルマナーでは上手くできない時もありましたが、日頃から今日学んだことを意識して活かしていきたい。」と、生徒代表が講師の先生やスタッフのみなさんにお礼の言葉を述べました。
来年から本格的に日本料理について学ぶようになりますが、今日の経験をしっかり活かしてくれることを期待しています。
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