ハイブリッド授業[倉敷中央高校](1年)

11月25日(金)、1年4組の音楽選択者による「音楽Ⅰ」の授業では、オンラインで倉敷中央高校の1年生と一緒に創作の合同発表会を行いました。

この創作の授業は10月から取り組んでおり、各自が選んだ写真や絵画などから音楽で表現したいイメージを具体化し、合いそうなコード進行を数パターンから選び、楽譜作成ソフトを活用してメロディーを創作してきました。

10月28日と11月4日には、それぞれの学校の音楽担当教員によるオンライン合同授業を実施し、メロディーを創作する上での非和声音の用い方や、モチーフをもとに音楽を構成する手法などを学びました。

本日の発表会は各校1名の作品発表となりましたが、伝えたいことを聴き手からも豊かに想像できるオリジナリティー溢れる作品に、自然と大きな拍手が起こりました。

発表者が作品を再生したあと、聴き手は合同グループに分かれて印象に残った点などについてJamboardを活用して共有しました。
似た内容を感じ取ったり想像していたり、同じ音楽を聴いても多様な感じ方があることに気付いたり、受け止めたことを聴き手からも活発に表現できていました。あとで、創作のもとになった画像や表現する上で意図したことを発表者が提示した時には、お互い「なるほど~!」という声が上がっていました。

音楽の授業での作曲というと、ワクワクするイメージとともに難しいイメージが付いてきますが、今回は他校の生徒の皆さんと共に学べたことで、楽しさ倍増、作品の良さもどんどん高まっていったように思います。今回発表できなかった生徒も大変素晴らしい作品を創作していますので、今後のクラス内発表会が楽しみです。
一緒に学んでくださった倉敷中央高校の該当クラスの皆さん、新しいことに挑戦させてくださった音楽担当の先生、本当にありがとうございました。

国際理解講演会(1年)


11月25日(金)、岡山県JICAデスク国際協力推進員北脇藍紗先生にお越しいただき、国際理解講演会を1年生対象に行いました。

JICAボランティア活動など、これまでの様々な経験から世界の現状やSDGsの取り組み方などについて講演してくださいました。

講演のはじめには、SDGsの17のアイコンと目標、具体策が載っている三種類のカードをグループごとに絵合わせしました。各グループ悩みながらも楽しみながらSDGsの取り組みについて学ぶことができました。

SDGsの取り組みは難しく考えるのではなく、持続可能な社会を作っていくために、高校生のうちからでもできる「買い物では手前取り」「マイバックを持ち歩く」など身近なことから挑戦してほしいと北脇先生は話されました。



最後に生徒代表が、「世界の現状を知ることができてよかった。今後の生活に生かしていきたい。」とお礼の言葉を述べました。