岡山県高校演劇発表会(演劇部)

11月12日(土)~13日(日)、勝央文化ホール(勝央町)において第46回岡山県高等学校総合文化祭演劇部門兼第72回岡山県高等学校演劇発表会が開催されました。
地区代表として本校演劇部が「プラヌラ」を12日に上演しました。トップバッターなので緊張や不安もありましたが、上演が始まると落ち着いて普段通りの演技ができました。夏休みから何十回何百回と繰り返してきた成果は十分に発揮できたと思います。

上演後にもらった他校の生徒たちからのメッセージを一部紹介します。

🔸初っ端から凄いものを観ました。演技はもちろん、照明とスモークの組み合わせや、音の使い方、白を基調と   した統一感のある舞台装置の作り出した世界観に圧倒されました。
🔸 高台や椅子を動かして様々な場面に転換するのが非常に巧みだった。
🔸 難しいテーマなのに伝わり易く工夫されていて素晴らしかった。
🔸 高校生ならではの葛藤や生き辛さを神秘的に美しく、それでいて生々しく描いていて、様々に交錯する気持ちや感情に心が震えました。素晴らしい作品をありがとうございました。
🔸 最後めちゃめちゃ泣けました。最高です。
🔸 役者の声が活舌もよく声量があって、客席まですごく通ってきて圧倒された。
🔸 今にも枯れそうなけいの叫び声と今にも消えてしまいそうなまひろの声が凄く印象的だった。本当に凄い劇でした。
🔸 モノローグの周りのストップモーションやスローモーションが上手すぎました。
🔸 うめの不自由な足の歩き方の演技が絶妙だった。
🔸 病室でのうめとまひろの喧嘩のシーンは迫力があって思わず涙が出ました。一番心に刺さりました。


賞はいただけませんでしたが、皆さんからいただいた多くの心のこもったメッセージが最大の勲章です。
これを糧に次を目指して頑張ります。ありがとうございました。

災害看護校外研修(専攻科1年)


11月12日(土)、専攻科1年生が阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター(神戸市中央区)において校外研修を行いました。
科目「統合分野・災害看護」の一環として記念館の見学を通し、災害看護について理解を深めます。

語り部ボランティアの方のお話は、「自分だったらどうしていただろう」と当事者意識を持って考えるきっかけとなりました。発生する状況や場所、時間によって、対応や避難方法は全く違います。日頃の危機感の低さを生徒たちは痛感していました。

また、「自助」だけでなく「共助」の視点で、人や地域との繋がりを持つことの大切さを教えていただきました。このことは看護を学ぶ上でも重要であり、再確認する機会となりました。


地震発生の瞬間を再現した迫力ある映像や展示を見学し、改めて災害被害の過酷さを実感しました。
また同時に、復旧、復興の様子も知ることができ、人々が助け合い、力強く生活を再建していく姿に勇気をもらいました。


今回の研修を通して、いつ起こるかわからない災害に対し、災害による被害を最小限にするための「減災」という考え方を意識することが大切だと学びました。減災という視点で立つと、日頃から自分たちにできることはたくさんあります。「今できることを実行し続ける」ということを看護の立場でも考え、私たちができることを実行していきます。