9月8日(水)、東雲祭文化の部の第2日を行いました。
昨年と同様、各クラスで「有志バンド・特技披露大会」の動画を視聴しました。昨年よりも発表するグループも増え、周りの友人の新しい一面を発見することができました。
個性豊かな歌唱、ダンス、バンドと多様な特技が披露され楽しむことができました。
また、サプライズで教員から2グループが参加し、素敵な歌とカッコいい楽曲の披露に大いに盛り上がりました。
最後にこれまでの準備を含めて、文化の部の一日目までの活動の様子各ブロックが作成しスライドショーで振り返りました。
みんなで協力して取り組んできたことを振り返ると同時に、翌日の体育の部に向け、各ブロックとも「優勝するぞ!」という想いが詰まったスライドショーとなりました。
9月8日(水)、専攻科1・2年生を対象に、特定医療法人和風会中島病院緩和ケア認定看護師 竹内奈々恵先生をお迎えし、緩和ケアと看護の実際についてご講演いただきました。
竹内先生の優しいお人柄がにじみ出る語りかけに、様々な体験を乗り越えてこられた力強さも感じました。
講演の中で、患者さんが感じる痛みには様々な痛みがあり様々な角度でとらえることが大切で、その全人的苦痛(トータルペイン)を緩和するために、看護師として何ができるかを教えていただき、緩和ケアにおける看護の重要性を改めて痛感しました。
緩和ケアは生命を脅かす疾患に直面する患者とその家族の方が、その人らしく最後まで生きる支援をすることだと教えていただきました。
そして、どんな時でも人は前を向く力があり、看護師は、患者さんやその家族、援助する自分自身が持つその力を信じて最後まで関わっていくことが大切だと学ぶことができました。
最後に、がんで闘病された方のブログを紹介していただき、生命を脅かす疾患に直面していなくても、普段、当たり前だと思っていることがとても尊く大切にすべきだと実感し、今在ることに感謝し、大切に過ごしていきたいと思いました。
玄関前大階段下の広場では、吹奏楽部が「十人十音~We need your sounds~」と題して、「Sing Sing Sing」など4曲を演奏しました。響き渡る音色に教室棟の窓から見守る生徒たちも楽しみました。
書道部は「Walking with you」という曲をもとに書道パフォーマンスを行いました。曲と動きが見事にマッチし、チームワークの良さが表れた作品となりました。 作り上げられていく作品に生徒たちも魅入っていました。
演劇部は、「夏芙蓉」という卒業式の夜の教室を舞台にした四人の少女たちの演技を披露しました。6月の大会も中止となっていたため、新入部員たちは今回が初舞台となりました。舞台セットの教室の黒板もリアルに仕上がっていました。
英語部は、「皆さん!!英語部存続させて下さい!!ディベートを見ていってください!!」と題して、ステージ上で模擬討論を披露しました。
試合と同様、英語での討論に、日本語で解説をつけながら発表しました。今回の論題は「首都機能を東京の外に移転すべきか。是か非か。」という普段の討論でも難しい内容を、英語で賛成、反対に分かれ議論しました。
看護クラブは、「One for all All for one~みんなで守ろう!健康を~」をテーマに、日々の学習の成果を展示し、体験コーナーでは血圧測定を行いました。また、看護クラブ作成のオリジナル冊子を見学者に配布し、日頃の健康についても呼びかけました。
部活動・委員会の展示では、写真同好会、美術部、書道部が思い思いの作品を展示し生徒たちは一点一点見て回りました。
美術部は、総文祭(全国大会)に出展した作品や、この学校祭に向けて制作した作品、ステンドグラスをイメージした共同制作、教員をモデルにしたものなどを展示しました。 写真同好会は、夏をテーマに切り撮った写真を展示しました。
また、図書委員会の展示ではミニ・ビブリオバトルで紹介された本のコメント一覧や、図書委員のおススメ本を展示し、多くの生徒がポップを見て本を手にしていました。 生徒会主催の「未成年の主張」も行われ、たくさんのコメントが寄せられました。
各クラスでの展示・催し物では、コロナ禍の限られた中で工夫し、来場者が楽しめるようにと協力しながら夏休み明けから準備に取り組んできました。縁日やメイドカフェ、フォトスポットなど見応えのあるものばかりとなりました。
9月7日(火)、第37回東雲祭が「戮力協心~全ての思いを今ここで~」のテーマのもとの幕開けしました。
総合開会式はオンライン形式で行われ、生徒たちは教室で今か今かと待ちわびました。園田校長の挨拶後、近藤生徒会長から「東雲祭が開催できるかわからなかったが、開催できることになり、すべての関わってくれた人に感謝したい。今、出来るのが当たり前ではない。東雲祭をいい思い出にしていきましょう。」と生徒たちに呼びかけました。
その後、生徒たちの生徒のための学校祭が、各教室にて展示・催し、体育館や野外では発表が始まりました。
第一体育館では、ステージ発表が開催され、演劇やダンスなどが披露されました。入場時のアルコール消毒や、ソーシャルディスタンスを図り、感染症対策を行いながらの実施となりました。
特に1年生は初めての高校の学校祭というものに心を躍らせ、しっかり準備をしてきた発表を生徒たちは一生懸命やり切っていました。そして、観客の生徒たちも、楽しむことができました。
9月6日(月)、東雲祭体育の部の予行を行いました。感染症対策を行いながらの予行は、例年と違いやりにくさも感じられましたが、反省点なども見つかり、充実したものとなりました。
2年ぶりに行われる体育の部に向けて、感染症対策をしっかり行いながら準備を進めていきたいと思います。
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