6月26日(月)、食物調理科3年生が備前焼を体験しました。講師は杉坂焼窯元円光窯 圓東秀章先生です。
料理にはかかせないお皿(陶器)の作陶を通じて、料理とのバランスなど感性を磨きプロの調理師としての意識を高めることを目的として行っています。
圓東先生が作りながら、工程を説明してくださいました。
圓東先生はとても簡単そうに作品を完成させていかれたので、私たちにもできると思い生徒たちは作陶していきましたが、とても難しく粘土をひも状にして積み上げていくところから大変な作業でした。
圓東先生に助けていただきながら、なんとか完成することができました。
作品は乾燥させた後、10月頃圓東先生の登り窯で1週間ほど夜通しで焼いていきます。
1月の卒業制作展示発表会で自分が作った作品を使用する生徒もいるので、出来上がりを楽しみにしています。
6月23日(金)、第1回防災訓練を行いました。
最近、全国で地震が多発しており、5月は震度5弱以上の地震が6回を数えました。津山市内にも影響を及ぼすとされる南海トラフや那岐山断層帯などがあり、地震が発生した場合、最大震度は6と予想されています。日頃からの備えが重要であり予測できない災害に対応できるように、生徒に告知せず実施しました。
緊急地震速報から訓練スタートです。速報が流れたら、教員の指示で机の下に身を隠し、机の脚を持ち固定することで頭部等の安全確保をします。
地震が収まり、防災管理者に指示を受けた教員が被害状況を確認して報告します。被害状況を確認し、本部となった職員室で避難場所を決定します。
避難完了の目標時間を9分として、「お→押さない・は→走らない・し→しゃべらない・も→戻らない」を実践しながら、避難しました。
避難場所では、防災管理者の山﨑教頭より、災害時の退避行動や取り組み状況などの講評をいただき、その後、本校の自衛消防組織や任務についての説明を行いました。
消火班の生徒たちは消火器の設置場所や消火器の使用方法等の説明を担当教員から行われ、訓練を終了しました。
6月13日(火)~16日(金)の日程で、2年生が関東方面への修学旅行に行ってきました。
1日目の午後は①東京の大学生と交流、②日本の中枢機関を見学、③ANAなどの企業を見学、④国立競技場等での体験等、4コースに分かれて研修しました。
2日目は班別自主研修とナイトプログラム。
3日目は東京ディズニーリゾートで思う存分楽しみ、4日目は東京スカイツリーから広大な関東平野を見下ろしました。
一生の思い出に残る、充実した4日間を過ごしました。
6月16日(金)、1年生を対象に「自分たちの生活と海外の生活の比較」をテーマに、本校の地域コーディネーターでもある中村哲也先生(一般社団法人まなびと代表理事)から国際理解について講演をしていただきました。
日本と海外との違いを知り、SDGsと関連させながら国際理解を深め、また、どのように国際貢献ができるか考える機会とします。
講話の最初に「今日の講話から何を学び取るか?」を生徒たち自身が考え、自ら目標を設定しました。
中村先生から「気候変動とモンゴルのトイレ事情」について語られ、生徒たちはメモを取り、目標と照らしながら話を聞きました。
中村先生の発問から、各々が考え、近くの生徒とグループになり考えを共有しました。
テーマが誰にとっても身近な必要不可欠なものだったので、生徒たちも活発に話ができ、積極的に意見も発表できました。
最後に、生徒代表が「 トイレを比べるだけでも地域によって大きな差があり、持続可能ということを自分のこととして考える機会になりました。 」とお礼を述べました。
講演を通じて、世界を知り、日本との違いを学ぶことができ、国際理解に向けて一歩前進できました。
この先、生徒一人一人が中村先生が問いかけられたことに対して、どのように行動していくか期待します。
6月16日(金)に、3年生が「クリーン作戦」を行いました。
日々、学校施設を使用させていただいていることへの感謝の気持ちを込めて学校敷地内や学校周辺の清掃を行いました。ゴミを拾ったり、草を抜いたりしてクラス毎に決められた分担区域をきれいに整備しました。
気温が高く日差しも強いなかでしたが、どのクラスも熱心に清掃に取り組みました。どの区域でもたくさんのゴミが回収されました。
各クラスで回収されたゴミはゴミステーションで美化委員を中心に分別し整理しました。
大量のゴミが集まり、クリーン作戦に取り組んだ成果が出ました。
6月16日(金)に食物調理科3年が神戸で校外研修を行いました。
ホテルオークラ神戸「桃花林」では中国料理のテーブルマナーを学び、学校法人育成学園神戸国際調理製菓専門学校で実習を行いました。
今回の研修では、調理の学習において中国料理の献立構成を知り、料理のマナーや知識を深め、調理師としての感性を養い、また、コーヒーなどの提供方法や細工菓子の手法をスペシャリストから学び、レストラン等における給仕サービスに関する知識と技術を習得します。
中国料理「桃花林」では、フルコースをいただきました。
初めて食べる食材がいくつかあり、高級食材のフカヒレは姿煮で提供され味わって食べました。特に大皿で提供される料理に生徒たちは驚き、その料理をウェイター・ウェイトレスの方が素早く取り分ける姿に感動しました。
最後に生徒代表が「これから、中国料理の実技テストや卒業制作展示発表会も控えています。今回体験させていただいた、盛り付けや味を覚えておき自分たちの作品に活かしていきたいと思います。また、接客も学んでいるのでサービスの方の立ち振る舞いがとても参考になりました。」と、料理長へ感謝の言葉を伝えました。
専門学校での実習は、2つのコースに分かれて行われました。
マジパンとラテアートのコースでは、 マジパンは、本校卒業生である森本先生から教えていただきました。 マジパン生地は粉末のアーモンドに砂糖や卵白などを混ぜ合わせて作るデコレーション菓子です。今回はかわいい豚を教えていただきました。着色も事前にしていただいており、形を成型していくだけでしたが、とても細かい作業で生徒たちは大変苦戦しました。
ラテアートでは、まず機械の凄さに感動しました。 実習ではミルクの注ぎ方が難しく、講師の先生に手を添えてもらっての作品となりましたが、上手くハート模様が描くことができた時は、喜びに包まれていました。
和菓子のコースでは、色鮮やかな練り切りを教えていただきました。練り切りの生地は白のこしあんがベースでそこに着色をしていきました。
繊細な技術と色使いが必要で苦戦する生徒もいましたが、講師の先生方がわかりやすく丁寧にご指導くださり、きれいな作品を仕上げることができました。
今回の神戸研修では、普段の実習や学校生活では味わうことのできない体験をすることができました。これからの進路決定の際や、社会人となったときにこの経験が活かされてくると思います。
家庭クラブとは、「家庭基礎」・「家庭総合」を履修している生徒が加入しています。本校では、食物調理科1年、看護科1年、2年生全クラス、食物調理科3年の8クラス317名が該当します。
今年度は、5月30日~6月3日が家庭クラブ週間で、お世話になっている方へ手作り小物をプレゼントする行事を行いました。感謝の気持ちを伝えるため、各自が記入したメッセージカードを添えて手渡します。
4月から授業の中で製作してきたのは「あずま袋」で、手ぬぐいの形の布を三等分に折り、二辺を縫うだけで袋の形になるものです。
ちょっとしたコツをつかめば仕上がりが美しくなることも学んで、生徒たちは丁寧にミシンかけに取り組みました。
校内では、5月31日(水)昼休みに、家庭クラブ役員が制作した作品を日ごろお世話になっている校長先生、教頭先生、学年主任の先生、校務助手の方に手渡しました。
喜んで受け取ってくださったので、家庭クラブ員として、うれしい活動になりました。
家族にプレゼントした感想アンケートから、「家族がとても喜んでくれた。」「感謝の気持ちを表現する良い機会になった。」などの回答が多く寄せられました。
エコバッグとして活用してくださるご家族もおられるようでした。
5月27日(土)、あわくら会館(西粟倉村)で、もち麦料理コンテストが開催されました。
このコンテストは、大阪経済大学地方創生サークルが、美作市の特産である「もち麦」を通して地域活性化をはかることを目的とした企画で、西粟倉小学校・大原小学校の小学生が地元の食材や小学生が考えたもち麦を利用した料理を紹介してくれ、それらを最大限取り入れた料理を本校の調理研究同好会3年生8名が4チームに分かれて考えました。
出来上がった料理は、あまごのフライと焼き野菜を添えた「あまごのキーマカレー」、もち麦と中華麺を混ぜたご飯にあんをかけた見た目はラーメンの「しいたけらぁーめんどーん」、シカ肉をはちみつに漬けて柔らかくしたカツを使った「しかツ丼」、もち麦と米粉で作った生地を小さめに焼いた「もちフワミニパンケーキ」の4作品です。
当日10名の審査員の方が調理工程から試食、プレゼンまで審査してくださり、さらに招待された小学生・保護者の方の投票が行われました。
最優秀賞に「あまごのキーマカレー」が選ばれました。
少しピリ辛ではありましたが、いろんな食感が楽しめ、もち麦とも相性も良く、魚が苦手な方でもさくっとしたフライなので食べることができたと大変好評でした。
あまごのキーマカレー
もちフワミニパンケーキ
しいたけらぁーめんどーん
しかツ丼
今後、期間限定ですが大阪経済大学の学食で提供される予定です。また、各小学校での給食や保護者の方へのレシピ提供等もしていただけるということで、生徒たちが頑張って取り組んだかいがありました。
5月26日(金)に、1年生のミニ・ビブリオバトルを図書委員会主催のホームルーム活動として行いました。
このビブリオバトルとは、「人を通して本を知る。本を通して人を知る。」ことを目的とした、本の紹介コミュニケーションゲームです。今回は、一人2分間のミニ・ビブリオバトルの形式で行いました。
前半は、4人の小グループに分かれて、本を紹介し合いました。
後半は、各グループから一人ずつ選ばれた代表者が全体への発表を行い、一番読みたくなった本(チャンプ本)をクラス投票で決定しました。
《1年生のチャンプ本》
📙1年1組「変な家」雨穴 著(飛鳥新社)
📙1年2組「夏の終わりに君が死ねば完璧だったから」斜線堂有紀 著(KADOKAWA)
📙1年3組「あと少し、もう少し」瀬尾まいこ 著(新潮社)
「死にたがりの君に贈る物語」綾崎隼 著(ポプラ社)
「変な絵」雨穴 著(双葉社)
📙1年4組「君の膵臓をたべたい」住野よる 著(双葉社)
📙1年5組「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」汐見夏樹 著(スターツ出版)
生徒たちは和やかな雰囲気でお互いに持参した本を見せ合い、楽しく充実したひと時を過ごすことができました。これからも、読書に親しんでほしいと願っています。
5月19日(金)に、3年生のミニ・ビブリオバトルを図書委員会主催のホームルーム活動として行いました。
このビブリオバトルとは、「人を通して本を知る。本を通して人を知る。」ことを目的とした、本の紹介コミュニケーションゲームです。
今回は、一人2分間のミニ・ビブリオバトルの形式で行いました。
前半は、4人の小グループに分かれて、本を紹介し合いました。後半は、各グループから一人ずつ選ばれた代表者が全体への発表を行い、一番読みたくなった本(チャンプ本)をクラス投票で決定しました。
生徒たちは和やかな雰囲気でお互いに持参した本を見せ合い、楽しく充実したひと時を過ごすことができました。これからも、読書に親しんでいってほしいと願っています。
《3年生のチャンプ本》
📘3年1組「老害の人」 内館牧子 著(講談社)
📘3年2組「屍人荘の殺人」 今村昌弘 著 (東京創元社)
📘3年3組「安倍晋三回顧録」 安倍晋三 著(中央公論新社)
📘3年4組「私が大好きな小説家を殺すまで」 斜線堂有紀 著 (メディアワークス)
「俺か、俺以外か。ローランドという生き方」 ローランド 著(KADOKAWA)
📘3年5組「推し、燃ゆ」 宇佐美りん 著(河出書房新社)
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