10月21日(金)、硬式野球部 坂本奈々香さん(食物調理科3年)が岡山県高校OB野球連盟から「努力賞」の表彰を受けました。
過去の受賞者は、ノーヒット・ノーランなどの大記録を残しており、坂本さんは高野連の規定で公式戦に出場できないながらも3年間男子部員と一緒に必死に努力を続けてきた過程が、今回の受賞につながりました。
受賞を受けた坂本さんは「高校野球を3年間やり遂げられたのも、チームメイトや家族などの周りの方の支えがあったから。本当に感謝しています。」と述べ、「今後も野球を続けていきたい。」と話してくれました。
岡山県高校OB野球連盟の綾野会長から激励の言葉もいただき、次なるステージへの想いをより一層強くしました。
10月21日(金)に3年ぶりの開催となる芸術鑑賞会が行われました。新型コロナウイルス感染症対策もあり、1・2年と3年に分かれた2部公演となりました。
春風亭昇也さん「寄席入門」
本年は、学校寄席として、春風亭昇也さんの「寄席入門」、鏡味味千代さんの「太神楽曲芸」、桂かい枝さんの「英語落語」が公演されました。
本物の古典芸術に触れることができ、日本の伝統文化を肌で感じることができる貴重な体験となりました。
鏡味味千代さん「太神楽曲芸」
桂かい枝さん「英語落語」
第1部では、考査最終日での開催でもあり、若干疲れ気味の空気感が漂う中でのスタートでしたが、演者のみなさんの素晴らしい話術とパフォーマンスで一気に消え去り、笑いの渦へと引き込まれていきました。
傘回しの曲芸や高座に上がっての落語体験をした生徒にとっては忘れられない経験となりました。そうした生徒を応援する拍子と笑いが会場全体を包み、とても暖かい雰囲気にしてくれました。
第2部でも、生徒が舞台に上がる場面がありました。落語教室では野球部の2人が桂かい枝さんの掛け声に合わせ、身振り手振りでお題を表現するのですが、上手くいかず。その絶妙なタイミングでの突っ込みが見事で生徒も大笑いでした。
また、曲芸では番傘が開いただけで歓声が上がり、日本文化を伝えていくことの大切さを感じました。まり回しでは、生徒と教員が紙風船を回しました。初めてでしたが、持つ姿勢や傘の持ち方を教えていただき、何とか紙風船が傘の上を転がりました。
3年生は、コロナ禍の影響もあり、最初で最後の芸術鑑賞会となりましたが、本物の古典芸能に触れ、日本の歴史と文化を感じ会場が一体となって楽しむ良い機会となりました。
10月8日(土)に、本校第一体育館で行われた進学説明会の中で、生徒会執行部が、令和5年度から採用する新制服のファッションショーを行いました。
この新制服は、生徒会が中心となり、生徒参画型でデザインを行って誕生しました。
生徒会新旧執行部は、昨年度末から、これまでの男性像や女性像にとらわれないジェンダーレスのコンセプトに基づいて、何度も話し合いを重ねてきました。その結果、スカート・スラックス、リボン・ネクタイの選択制など、多様な生徒へのきめこまやかな配慮がなされ、猛暑でも涼しく、換気をしても暖かく、手入れがしやすく、交通安全にも配慮された、この新制服が完成しました。
各アイテムにはスクールカラーの緑色を取り入れ、東高らしさを表現しました。
エンブレムとボタンや襟のマークは、在校生からの公募により決定しました。
エンブレムのデザインは、普通科3年生の寺坂真帆さんによるものです。スイートピーの花弁とモンステラの木の葉をあしらった校章を植物で囲み、自然豊かな津山東高校をイメージしてデザインしました。
ボタンや襟のマークは、普通科2年生の大野木陽果さんによるものです。ドイツのフラクトゥールという装飾文字をアレンジして、津山東のイニシャルTとHをかたどりました。
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なお、この新制服は、SDGsの理念に沿った環境配慮型制服(「Re-Ring School」明石スクールユニフォームカンパニー)です。
梱包・包装資材は環境に配慮しつつできるだけ減らし、着用済みの制服については回収し、修繕して再利用したり、リサイクルをして再資源化したりすることもできます。
東高は、新制服を通して学校の魅力を高め、イメージを一新して、更に進化していきたいと考えています。
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