9月30日(金)、1年生を対象に思春期サポート講演会が行われました。講師は、本校のスクールカウンセラーの矢作小百合先生です。
「思春期の心と体を理解し、メンタルヘルスをどうコントロールするか」を目的として、『心と体のパワーアップ』と題した45分間の講演でした。
人間の心と体には「不安サイクル」と「安心サイクル」があり、不安を感じているときに分泌されているホルモンや脳波が私たちの心にどのような影響をもたらすのかについて、わかりやすく説明していただきました。
また、「不安サイクル」から「安心サイクル」に切り替える具体的な方法も教えていただくことができました。
腹式呼吸法について、生徒たちは実際に体験しながらレクチャーしていただき、楽しみながら習得し、すぐに実践できる内容となりました。
心と体の仕組みを理解し、自分自身でコントロールすることの大切さを学ぶことができた講演会でした。
9月30日(金)、普通科2年生を対象に、一般社団法人大学イノベーション研究所所長 山内太地先生のオンライン形式による進路講演会を行いました。
内容は学習方法、大学と専門学校の違い、大学入試の方法などでした。
[生徒の感想]
・受動的な勉強ではなくて能動的な勉強をしようと思った。
・今まで志望校をずっと迷っていたので考えるきっかけになった。
・志望理由の参考になるよう、アドミッションポリシーなどを読もうと思う。
進路決定に向けて、やる気の出る講演内容でした。
9月16日(金)には食物調理科と普通科の2年生、30日(金)には看護科2年生のミニ・ビブリオバトルを、図書委員会主催で開催しました。
ビブリオバトルとは、「人を通して本を知る。本を通して人を知る。」ことを目的とした、本の紹介コミュニケーションゲームです。今回は、一人2分間のミニ・ビブリオバトルの形式で行いました。
前半は、4人の小グループで本を紹介し合いました。後半は、各グループから選ばれた代表者が全体への発表を行い、一番読みたくなった本(チャンプ本)をクラス投票で決定しました。
生徒たちは、持参した本をお互いに見せ合って、楽しそうに感想を語りあっていました。
《2年生のチャンプ本》
📙 2年1組 「アリス殺し」小林泰三 著(東京創元社)
「君か、君以外か。君へ贈るローランドの言葉 」ROLAND 著(KADOKAWA)
📙 2年2組 「病院というヘンテコな場所が教えてくれたコト。」仲本りさ 著(いろは出版)
📙 2年3組 「余命10年」小坂流加 著(文芸社)
📙 2年4組 「オルタネート」加藤シゲアキ 著(新潮社)
📙 2年5組 「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」ブレイディみかこ 著(新潮社)
各クラスで2年生が紹介した本は、読書週間中に、廊下に展示する予定です。これからも、読書に親しんでほしいと願っています。
式の直前には専攻科1年生からお祝いの言葉と共に胸にコサージュをつけてもらいました。
継灯生からは、式を迎えられた喜びと共に、この式を成功させたい、という思いが伝わってきました。
9月29日(木)、看護科2年生の第57回継灯式が厳粛に行われました。
ナースキャップは、看護師の象徴であり、看護者としての責任の重さを自覚するものとして、本校でも長年にわたり戴帽を行ってきました。しかし、院内感染や業務に支障があるなどを理由にナースキャップを廃止する医療施設が増加し、看護師を養成している学校においてもその傾向にあります。
本校も、時代の流れに沿い、今年度から「戴帽」を取り止め、「継灯」を行うことで看護の精神を引き継ぐこととし、名称も「継灯式」と改めることにしました。
園田校長より燭台が小林看護科長に託されました。その後、継灯生が小林看護科長から一人ずつ灯火を受けとりました。
ナイチンゲールよりいただいた灯火を持ち、ナイチンゲール誓詞を皆で唱和しました。
園田校長は式辞で、「私は、今、社会で最も必要とされている職業である看護師を目指す皆さんを心から尊敬しています。そして、皆さんが看護実習を通じて確かな知識と技術を身に付け、将来立派な看護師として活躍してくれることを期待しています。頑張ってください。」とメッセージを送りました。
継灯生を代表して横尾 綾さんが「今後、辛いことや苦しいことが訪れると思いますが、自分の志をしっかりと持ち、クラスのみんなで力を合わせて乗り越えていきたいと思います。理想の看護師に近づけるよう努力を怠らず、一歩ずつ前進していくことをここに誓います。」と決意を述べました。
継灯生は、11月8日から、3週間の看護臨地実習に臨みます。
直接、患者様と関わり看護をさせていただくことへの緊張感でいっぱいですが、市内の実習病院のご協力のもとに、看護師になるという目標に向かってさらに一歩を踏み出します。
9月27日(火)、食物調理科3年が7月の校外実習について1・2年生の教室で発表を行いました。
1・2年生へ向けて校外実習での内容を説明すると共に、実習までに、今何をしておくべきか、学校生活において3年生になる準備や心得などを含めて発表しました。
3年生は、1・2年生にわかりやすく伝えるためにスライドを作成したり、事前にリハーサルを行ったり、工夫して発表に臨みました。
当日は、1・2年生も真剣に発表を聞き、質問も多く出ました。3年生も一生懸命質問に答え、お互いに良い学びの機会となりました。
9月30日から山口県で開催される第31回中国高等学校新人陸上競技対校選手権大会に県代表として出場する陸上競技部の部員2名の壮行会が9月26日(月)に校長室で行われました。
県予選を突破して中国大会に出場するのは、女子400mハードルの釜口心菜さん(普通科2年・津山東中出身)と、女子三段跳の松川真結さん(普通科1年・久米南中出身)です。
園田校長は「全ての選手が目指した大会の出場権を獲得できたのは、日頃の努力の成果であり素晴らしいことです。自身の記録との勝負という面の大きい種目だと思いますから、今まで培ってきた力をしっかり出してきてください。」と激励しました。
2名の選手はそれぞれ、決勝進出や自己記録更新を誓って力強く意気込みを述べました。
大会は山口県山口市の維新みらいふスタジアムで10月2日まで開催されます。
感染症対策をしっかりと講じて開催してくださる主催団体の方々に感謝しながら、岡山県代表として悔いのないパフォーマンスをしてきてください。
今年度ボランティア委員会では、コンタクトレンズのアイシティが2010年から活動している「アイシティecoプロジェクト」に参加し、全校で使い捨てレンズの空ケース回収を呼びかけています。
回収された空ケースは、アイシティに送られリサイクルされます。空ケースは、ポリプロピレンという再資源化に適している素材で、回収後はリサイクルメーカーに買い取ってもらい、その収益を日本アイバンク協会へ寄付されています。
教室に設置している小型の回収ボトルにたまったものを、ボランティア委員が大型の回収BOXに集めています。
購買前と生徒会室前に設置している大型回収BOXが空ケースでいっぱいになってきたので、9月15日(木)、発送の準備を委員たちで行いました。集まった量は、ちょうど段ボール箱2箱分でした。
少しでもゴミが減少し、二酸化炭素の削減に貢献できたらと思います。
今年度、引き続き回収を行っていきます。空ケースのアルミシールは完全にはがしていただき、ご協力をお願いします。
9月20日(火)、普通科1年生はまなびプロジェクトを終了し、次のプロジェクトとなるSIM津山プロジェクトをスタートしました。
SIM津山プロジェクトは様々な活動を通して津山の現状を知り、課題を発見し、よりよい地域にしていくためのアイデアをチームで提案するというプロジェクトです。
今回は、津山市役所の方々をお招きし、分散会という形でお話を伺いました。
生徒たちは10分野の内、自分のチームの分野について、どのような現状であり、市民生活がよりよいものになるようにどのような取り組みをされているかを教えていただきました。
生徒たちはメモを取りながら、真剣な眼差しで取り組んでいました。
会が終了した後には、伺った話を翌週からの分野分析にどのようにしてつなげていくかをチームで話し合う姿も見られました。
最後に、代表生徒が各教室でお礼の挨拶を行いました。
お忙しい中、多くの方々に来校していただき実際にお話を聞くことで、津山の実態を実感できる機会となりました。ありがとうございました。
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