地域未来創造会議Ⅱ

津山東高校地域未来創造会議が、12月1日(月)に開催されました。 この会議は、高校生が中山間地域に出向き、地域の方々と協働して課題解決に取り組むことを目的とした「おかやま高校生地域未来創造事業(県教委主管)」の一環として設置されたもので、7月に続き今回が2回目の開催となります。
今回は、大学・自治体・地域団体・地域コーディネーターの方々のほか、会議の前に開催された行学成果発表会の参観者、発表した普通科2年生など、約50名が出席しました。

会議では、園田校長の挨拶、吉田主幹教諭の事業中間報告の後、生徒から「フィールドワークに入らせていただいた知和地区は、住民同士のつながりが深く、いい地域だなと感じました。その地域ならではの自然や人間関係を生かした知和地区のような活動が、津山市全体に広がっていけばいいと思います。」「フィールドワークは自分たちが知らなかった課題について深く考えることにつながりました。僕たちの発表が今の1年生にとって来年度に向けての手本になったらいいと思います。」などの発言がありました。


委員の方々からは「前回の会議から今日の発表までの間に、生徒が大きく成長したことが伺えた。」「発表を聞いて東高生の問題意識の高さに驚いた。」「地域づくりにはリーダーが必要。行学を通じて地域の課題に取り組むことでリーダーがたくさん育つと頼もしく感じた。」などの講評をいただきました。


出席した生徒たちは、今後の活動への委員の方々からのアドヴァイスなどを、メモをとりながらじっくりと聞いていました。
会議で得たたくさんの財産を自らしっかり生かし、同級生や後輩にも伝えていってほしいと思います。

この会議は3学期にも開催される予定です。

行学 地域PJ全体発表会(普通科2年)

12月1日(水)普通科2年生の行学地域プロジェクトの全体発表会を行いました。
年度当初から総合的な探究の時間で地域課題を改善していくために高校生の力で何ができるかを探究してきました。校内での調べ学習だけでなく実際に地域に出向き、地域の現状をより深く知ることができました。そんな活動を行う中で、改善に改善を重ねたそれぞれの提案を11月下旬に分野ごとに発表(プレ発表)をし、今回は発表(プレ発表)で選ばれた代表7グループが全体発表を行いました。

生徒たちは多くの人前で発表することに少し緊張をしていましたが、代表で選ばれたということもあり、堂々とした発表できました。発表スライドにはそれぞれのグループの工夫やアイデアが詰まっており、見ている人たちの興味を引くものとなりました。
1年次に行った発表の時とは比べものにならないくらい自信をもって発表をしている姿に、非常に成長を感じました。


発表後には2名(岡山大学・吉川 幸先生 美作大学・武田先生)の方から指導講評をいただきました。

発表態度や活動内容についてのお褒めの言葉や、今後、発表した提案を実現するために自分たちは何ができるのかを考える必要があるといった今後に向けてのアドバイスもいただきました。



地域プロジェクトの活動は2学期で終了しますが、今回の経験を最大限に活かし、さらに深い探究学習を今後も行っていきたいと思います。

本校の見学に来校していた旭中学校のみなさんと、放課後、交流会を行いました。本校の1年生8名が中学生と学校生活について意見交換しました。
最初に、中学生に高校生のイメージを紙に書いてもらいました。「かっこいい」「しっかりしている」「勉強を頑張っている」といった言葉が多くみられました。
高校生たちは「中学生と高校生はまったく違って見えるかもしれないけど、私たちも入学してから少しずつ高校生活に慣れてきました。皆さんも頑張ってください。」とメッセージを送りました。


少人数に分かれての座談会では、高校入試や高校生活について活発に意見交換が行われました。
本校の生徒たちも、高校で頑張っていることを中学生に伝えることで自信が持てたのではないでしょうか。