1月29日(土)、英語部の3名(2年 山際くん、國米くん、小山さん)が、Zoomを利用してオンラインで開催された英語ディベート講習会に参加しました。 この会は2月6日(日)にオンラインで開催される英語即興ディベートの岡山県大会に向けたルールの確認と英語ディベートの技術の向上を目的に、HPDU四国・九州の後援をいただき開催されました。
*HPDU:一般社団法人日本高校生パーラメンタリーディベート連盟の略称で、即興型英語ディベートの全国団体
講師にはHPDU四国・九州の代表であり東京大学英語ディベート部元部長・現在九州大学講師の加藤彰さんをお迎えし、県内からは本校のほかに岡山朝日高校、岡山城東高校、岡山大安寺中等教育学校が参加しました。
即興ディベートは論題(テーマ)の発表から20分後に各5分間のスピーチを行うという非常に難しい形式の競技です。 また、試合の途中には、準備時間が存在しないため、反論や再反論、議論のまとめを、相手の議論を聞きながらその場で行い、すぐにスピーチを行うという高度な技術が求められます。
論題(テーマ)も毎試合代わるためその場で意見を考えて英語に直さなければならず、加えて、「整形手術の禁止」や「脂肪税の導入」、「未成年者に向けた広告の禁止」など高校生にとっては日本語で意見を考えることも難しいものが多くあります。
そういった中で、講師の方から論題の解説や今後に向けた助言をたくさんいただき、県大会に向けてとても参考になる会となりました。 特に、論題の解説では、アジア大会でも決勝トーナメント進出経験のある加藤彰さんの、専門的でありながら大変具体的で分かりやすい説明を受け、大変刺激になったようでした。
英語部は、1月28日(金)放課後に岡山朝日高校と、31日(月)に岡山城東高校とそれぞれオンラインでの合同練習をさせていただきました。さらに、2月4日(金)に岡山大安寺中等教育学校とオンラインでの合同練習を行う予定です。
感染症予防のため、練習の人数を最大限制限し、県大会のレギュラーメンバー3人のみでの練習となっていますが、学校に配備されたChromebookやヘッドセット、Wi-Fi環境などのオンライン設備を活用して他校のご協力もいただきながら精一杯スキルの向上に取り組むことができています。
引き続き応援をよろしくお願いいたします。
1月25日(火)、食物調理科3年生の卒業制作展示発表会を開催しました。
新型コロナウイルス感染症の対策として、密を避けるために展示会場への入場は人数制限を行い、表彰式はオンライン中継で会場を分けて行いました。
生徒たちはこの日のために、試行錯誤しながらレシピを考え、何度も試作を重ねてきました。失敗を繰り返すなど思うように調理ができずに苦労することもありましたが、精一杯に努力し、当日はそれぞれの想いが詰まった素晴らしい作品が完成しました。
表彰式では、審査委員長の中西先生より、最優秀賞1名、優秀賞2名、審査員特別賞5名が発表され、作品についての講評をいただきました。
受賞者は園田校長より一人ずつ表彰状と表彰盾を受け取りました。
また、生徒代表のあいさつとして、高山くるみさんより、今までお世話になった講師の先生方やいつも近くで支えてくれた家族や先生、共に歩んできたクラスの友人に感謝の気持ちを述べました。
さらに3年間培ってきた経験をもとに、これからもそれぞれの道で頑張っていきたいという決意も述べました。
閉会のあいさつとして食物調理科長の河本先生より、これからも社会で活躍するために、3年間で培った強い精神力、忍耐力、素直で謙虚な気持ちを大切にして頑張ってほしいと激励の言葉がありました。
1月25日(火)、普通科1年生を対象に株式会社グローバルキャリア 的場亮先生をお招きしオンライン進路講演会を行いました。
豊富な体験に基づいたお話を聴くことで、現在のあり方や進路への意識が高まることを願って企画されました。
分かりやすい写真や動画を交え、熱心に語りかけてくださる的場先生の話に、生徒たちは対面と変わらないような真剣さで聴き入っていました。
振り返りには、「たとえ点が悪くてもその教科を諦めず、学ぶ姿勢を高めたい。」、「イヤな気持ちを区切る技術を身に付ける。」、「できないことも”今は”できないだけと捉え努力する。」といったものが見られ、講演を聴いたことでそれぞれに変化があったことがわかります。
明日からの生活に良い形で生かしていってください。
1月24日(月)、普通科2年生の行学福祉グループは、NPO法人スマイル・ちわ(津山市加茂町)の10周年を祝うイベントの打ち合わせをリモートで行いました。
具体的には、10周年記念の動画を制作したり、知和特産の竹塩を使った料理を食べることなど、当日の段取り、準備物を含めて詳細に話し合うことができました。
当初は2・3月にイベントを開催予定でしたが、コロナウイルス感染症の流行もあり、今年の夏の開催が妥当ではないかという話になりました。
現在、生徒たちは2年生なので、8月の開催となると3年の受験勉強等が本格的になっている頃になります。
2・3月の休みを上手に使って、10周年のイベントを盛り上げることができるよう準備を行いたいと思います。
12月24日(金)、1月17日(月)、24日(月)の放課後に2年生、3年生の希望者14名が韓国の柳韓工業高校(大韓民国・ソウル市)、岡山市の後楽館高校とのZoomを利用したオンライン交流会に参加しました。 柳韓工業高校はもともと後楽館高校の姉妹校で交流をされていたところ、津山東高校にもお誘いをいただき一緒に交流をさせていただいています。
いずれの回も、「共通点探し」をテーマに柳韓工業高校の生徒の皆さんと少人数のグループに分かれてフリートークを行いました。
柳韓工業高校の生徒の皆さんは日本語を学んでおり、主に日本語で、お互いの文化や食生活、学校生活などの話をしました。
普通の日常会話のスピードで日本語会話を行うことができる韓国の高校生の日本語力の高さに、本校の生徒たちは大変刺激を受けていました。 また、本校の生徒にとっても身近な韓国の音楽やドラマ文化の話では非常に盛り上がっていました。 各回、Zoomのブレイクアウト機能を利用してグループを変えながら毎回1時間以上交流することができました。
今後は3月にまた交流予定です。
<生徒の感想(抜粋)>
〇色々な話ができてすごく楽しかったです。共通点を互いに発見してもっと韓国のことを知りたいなと思いました。
〇最初は少し、ちゃんと話すことができるのか不安だったけど、慣れてくるとたくさん話ができて楽しかったです。1対1で話をできたので、いろいろな質問や雑談もできて良かったです。今、韓国に興味を持っているので、良い経験になりました。韓国の高校生がたくさん日本語を話してくれてうれしかったです。
〇自分たちが英語を分からないのと同じで、日本語を覚えていって聞けるようになるまでとても時間がかかり大変だと思うけれど、(韓国の生徒の皆さんが)笑顔で日本語を聞き取ってスラスラ話していたのがすごいなと思った。他言語の人と会話するのは言葉も違うし、価値観も違うから大変だと感じるけれど、その違いが逆に面白くて話をするのが楽しかった。韓国の人が笑顔でコミュニケーションを取ってくれて話しやすかった。機会があればまた参加したいと思った。
〇韓国の学生が日本のことをよく知っていて、とても話しやすかった。韓国語を教えてもらう良い機会にもなり、日本語をどうやって覚えたかを聞くことで英語の勉強に活かせると思った。
〇韓国人の方がけっこうフレンドリーだし、日本語がすごく上手で楽しく交流会ができました。韓国の学生さんが言っていた韓国の食べものをたくさん食べてみたいです。韓国旅行にいった気分になりました。今度は日本の食べものを食べたりしながら交流会がしてみたいなとも思いました。
〇交流会を通して韓国の人たちの日本語の能力があまりにも高くて本当にびっくりした。日本が大好きと言ってくれる人が多くて、なぜか日本に住んでいることが誇らしく感じた。韓国の人たちは気さくで面白い人が多かった。私は韓国が好きだったので、実際の現地の同い年の子たちと話すことができたのは良い機会だった。また機会があればぜひ参加したい、他の国の人達とも交流してみたいと思った。
【城西公民館ボランティア 】
1月15日(土)に、城西公民館で行われた小学生対象のお正月遊びに、サポート役として本校の2年生2名が参加し、かるた遊びの他、ボードゲームなどを一緒に楽しみました。
また、1月22日(土)は、2年生2名が学習支援ボランティアの後、ドッジボールなどで小学生と交流しました。
1月22日(土)、うまいっしょ北海道 全国高校生料理選手権2021がオンラインで開催され、本校から食物調理科3年金子恭子さん、髙橋未菜美さんの「こんぺいとう」チームが出場しました。
本来は、北海道の三笠高校にある三笠高校生レストラン「MIKASA COOKING ESSOR」キッチンスタジアムに行き本選に出場予定でしたが、新型コロナウイルス感染症急拡大により、競技が中止となりオンライン交流会という形になりました。
冬休み中、毎日のように試作をしプレゼンテーションを考えていたため、とても残念でしたが、気持ちを切り替え、全国の皆さんに津山の美味しい食材をPRしようと思うことにしました。
「笑顔さくらンチ~えぇとこじゃで。春は津山へ~」と題し、春の津山へ桜を見に来られた20代の女性を対象にした作品を考案しました。
「桜咲くままかり城」は、ゆず香る酢飯にままかりをのせ、津山城の石垣を表現しました。
「姫とうがらしで召し上がれ天ぷら」は素材の甘みを引き立てるための、姫とうがらし塩を添えました。
「なぎビーフのステーキ&干し肉のハーブスモーク&よめなかせの唐揚げ」は、牛肉の様々な部位を異なる調理法で食感と味が楽しめます。
他にも2年生の時、日本料理で身に付けた技術を生かした春野菜の煮物とだし巻き卵を入れ、女性に欠かせないデザートとして桜もちを入れました。
そして、美作地域のお正月のお雑煮からヒントを得たスルメ出汁のすまし汁を添えました。
オンライン交流会まで多くの先生方に試食いただき、プレゼンテーションをさせてもらい、様々なアドバイスをいただいたことで、当日は緊張しましたが自分たちの伝えたいことを思う存分伝えることができました。
審査員の方々に実際に食べていただくことができずに本当に残念でしたが、卒業を前に3年間学んだ調理技術や、津山地域の食文化を披露し、伝えることができてとてもうれしく思いました。
卒業後も調理師としての使命を忘れず活躍していきたいです。
1月19日(水)、体育分野3年生のチャレンジ42.195kmを開催しました。津山市加茂地区を折り返しとするコースで、今回、過酷な気象条件(コンディション)となりました。
8時30分、友人たちからの激励メッセージ入りのTシャツを着て、自己の限界に挑むスタートを切りました。
総合1位 (男子歴代6位)
北野 ひかるくん 2時間52分16秒
【コメント】陸上競技部の中距離選手。 2時間50分切りを目標に走っていたが、ラスト5kmで足にきて遅くなってしまった。体育分野の2年生が残り6kmで並走してくれ、また、「頑張って」と沿道の地域の方からの声援でネガティブ思考にならなかった。 42.195kmを走り終え、「後悔があるとすれば、心肺機能を高めるより足腰の筋トレをすれば良かった。前半はリズムよく走れたが、もし、今後、走ることがあれば前半のペースを落とし、平均的に走りたい。」と、「もう、42.195kmは走らない」と言いつつも、走りについて語ってくれました。
【コメント】野球部員で8月から練習を行い、3時間を切ることが目標だった。 折り返しで、メンバーの顔を見ると元気になり、 地域の方の声援がなかったら完走できなかったと思う。 42.195kmを走って、「努力すれば、結果もだが、経験や体力など得られるものがある。目標を立てて一つのことを頑張れば、自分に負けない心が身につく。」と語ってくれました。
女子1位
原田 寿美伶さん・本田 萌衣さん
5時間13分55秒
【コメント】
本田さん:自分のペースで走っていたら、残り15kmで原田さんに追いつき、原田さんと並走を始めた。霰・雪が痛く、冷たかった。 地域の方の応援があり、その応援が自分の支えになった。最後の10kmで一緒にゴールしようとなった。応援に来られなかった親の代わりに、知り合いの方が応援に来てくれうれしかった。
原田さん:知らない方や仲間、後輩の応援が励みになり力になった。剣道部で体力はあるのだが、足が重かった。 最後まで自分自身に負けないように、走り切れた。
生徒たちは、時折雪が降る中、長い道のりを一歩一歩力強く走り抜き、全員が完走することができました。ゴールをする生徒の表情は、清々しく、達成感にあふれていました。
報道部のお昼の放送では、全校生徒にゴールした選手の速報が流れました。
今回で36回目を迎えたチャレンジ42.195kmですが、毎回のようにご支援、ご声援をくださる地域の方々、関係各所の方々にこの場を借りて感謝申し上げます。
ありがとうございました。
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