レストランサービス実習(食物調理科3年)



10月18日(月)、総合調理実習の一環で、食物調理科3年生が津山鶴山ホテル(津山市)においてサービスの実習を行いました。



最初に講師の石原先生から、レストランサービスの流れについて講義を受けました。  
お出迎えから始まり、ご案内・着席確認・メニューの提示・飲み物や料理の提供・退席・お会計・お見送りまでを説明していただきました。


ケーキセットが注文されたという設定で実技実習を行いました。  
学校で実物なしでの練習は少ししていましたが、実際に飲み物やケーキがあると緊張し手が震えている生徒もいました。特に難しさを感じていたのは、飲み物を注いだり、ケーキを運びお客様のテーブルに置くところでした。お客様を待たせないようある程度のスピードも必要になります。


石原先生の授業は今回が最後ということもあり、生徒代表が4月からの感謝も伝えました。

総合調理実習では、実技的なことだけでなく、働く上で大切にしないといけない考え方など多くのことを教えていただきました。それぞれの進路先で生かしていきます。



特別に会場だったホテルのチャペル見学をさせていただきました。神聖な場所であること、ステンドグラスの美しさや重厚感に生徒は感動していました。

出張図書館(図書委員会)

11月4日(木)・8日(月)、図書委員会主催の出張図書館を行いました。この出張図書館では読書週間に合わせて、普段図書室に行く機会のない生徒でも気軽に本が借りられるよう、教室棟で本の貸し出しを行いました。
移動式書架に図書委員のおすすめの本を並べたところ、通行する生徒たちは楽しそうに自由に手に取って本を見ていました。2日間で延べ16冊の貸し出しがありました。


また、読書期間中には、生徒昇降口とコモンホール前の廊下で、1学期に全校生徒が行った「ミニ・ビブリオバトル」で生徒一人ひとりが紹介した本の紹介カードも掲示しました。
これからも読書に親しんでいってほしいと願っています。

看護観講演会(看護科3年)

10月28日(木)、看護科3年生を対象に、津山第一病院師長 井上富弥江先生をお迎えして、「私の看護観」についてお話いただき、地域医療に貢献されている先輩看護師の看護観を聞くことで、生徒たちの職業観を育成しました。
「看護観」とは何かという疑問を、ナイチンゲールを始めとする歴史に名の残る偉人たちの看護理論、看護に対する見方や信念といった自己の看護行為の基盤となるものを教えていただき、さらに井上先生の経験を基にお話いただきました。

今回の臨地実習で初めて患者さんを受けもった生徒たちは、実習場面を振り返りながら、その患者さんにとって必要な看護を今一度考えてみる機会となりました。
生徒は、「患者さんの意志を大切に、満足していただける看護援助が提供できるように取り組みたい。そのためには、基本的な知識や技術を身に付け、広い視野を持って細かな気付きができるような関わりを大切にしたい。」と感想を記しています。
生徒たちは「自分」の看護観を見つけていきたいと、新たな目標をもつことができました。

ジュニア料理選手権(食物調理科2年)


11月3日(水・祝)、オレンジページと味の素(株)が共催する、国内最大級の学生向け料理コンテスト「第9回ジュニア料理選手権」の最終審査がオンラインで開催されました。

本校からオリジナルレシピ部門高校生の部に食物調理科2年の筈尾向陽くんが一次選考を突破し出場しました。

今回「がんばる人へチカラになるごはん」がテーマで、筈尾くんは、特定の誰かではなく、自分が調理師になる者としての視点で、コロナ禍で行き場を失い、廃棄せざるを得なかった食材や、食品ロスの増加で困っている生産者の方を元気にしたいと思い、レシピを考えました。
考案したレシピ「岡山の恵み~棚田米のリゾットとなぎビーフのパイ包み~」は、棚田米のトマトリゾットをレタスで包み、その上にマッシュポテトを置き、さらにビーフの赤ワイン煮込み、パプリカと黄ニラのソテーをのせ、パイ生地で包んで焼いたものです。


バルサミコ酢のソースとピオーネのマリネを添えて一緒に食べていただきます。
地元岡山県北のなぎビーフ、棚田米、ピオーネ、黄ニラなどを使い、ひと皿に岡山のおいしいものを詰め込み、全国の人へ発信することで岡山の食材を知ってもらい、購入してもらい、少しでも食品廃棄が減ってもらいたいと、熱くプレゼンテーションを行いました。



オンラインでプレゼンテーションをするのは初めてで、とても緊張しましたが、津山東高校を背負って出場したといった意気込みも伝えることができました。

審査の結果、準グランプリをいただくことができました。審査員の方々にも筈尾くんの思いが届き、とてもうれしく思います。

将来的には生産者の方と協力して、私たちが考えたレシピや活用方法を商品とともにお届けしたり、SNSを活用し、食材の廃棄を減らしていきたいと思います。

英語スピーチコンテスト(普通科2年)



11月2日(火)、普通科2年生の英語スピーチコンテストが開催され予選会を通過した6名が、自分たちが決めたテーマのもと英語でスピーチを行いました。


発表の生徒は、体育館での発表に緊張した様子でしたが、これまでの練習成果を出そうと、堂々と分かりやすいスピーチを行いました。 内容もバラエティに富んでおり、時おり笑いも起こる発表会となりました。


1・2年生の投票の結果、竹本光成くん(5組)が1位、山本彩音さん(3組)が2位、植月美結さん(4組)が3位となり表彰されました。おめでとうございます。

聴いている皆にとって刺激となるスピーチコンテストでした、引き続き英語力の向上に努めます。