キャンプ実習(体育分野2年)

10月6日(水)・7日(木)、体育分野2年生がのとろ原キャンプ場で1泊2日のキャンプ実習を行いました。

体育分野2年生にとっては、入学してから初めての校外実習となります。 キャンプ実習では大自然の中で、自然を愛することを養い、野外活動での安全について理解し、自己の責任を果たすことにより、相互理解や協調性を養うことなどを目的として行いました。


テント設営では感染症対策として、使用人数を減らし、1つのテントを2人で使用したため、設営に大変苦労しましたが、早くできたペアがまだできていないところを手伝う姿があり、協力して行うことができました。


炊事では感染症や食中毒の対策など、大変注意を払い準備を行いました。出発前、校内で事前実習をし準備はしてきたものの、なかなか火をつけることが出来ないグループや、材料を切ることに苦戦をしていました。ただ、自分たちで作った食事は言葉では表すことのできないおいしさがあり、日々の食事のありがたみを感じました。

キャンプファイヤーは3部構成で実施しました。2部のボンファイヤーではスタンツやフォークダンスなどを行い、生徒たちは火のありがたみを感じながら、楽しんでいました。
キャンプファイヤーの最後にみんなで見た、空いっぱいに広がる星はいつまでも忘れることのない思い出となりました。

2日目は早朝から標高1,205mの富栄山登山を行いました。登山の途中には道が険しいところや、足場が悪いところもありましたが、12人全員無事に下山まですることができました。

登山後は、ヒラメ(あまご)のつかみ取りも行いました。生きた魚を素手で捕まえることなどなかなか経験できない貴重な経験でした。捕ったヒラメは焼き魚にし、おいしくいただきました。

体育コース、体育分野と長く続いてきたキャンプ実習も今年が最後となってしまいました。 活動の中で使用した用具には長く使われてきたものがたくさんあり、先輩方の想いが詰まっていました。その想いを次の学年に継承することはできませんが、私たちがこれからの学校生活や行事に活かしていきたいと思います。
実習を行うにあたって、キャンプ場の整備や薪など私たちが使用する物品を準備してくださった、のとろ原キャンプ場の方々にも感謝をしたいと思います。ありがとうございました。

<フォトギャラリー>戴帽式(看護科2年)


戴帽式前、専攻科1年生が戴帽生にコサージュをつけてくれました。先輩よりお祝いの言葉をかけていただきながら、一人一人丁寧に対応してもらいました。


看護科の1年生から、2年生へのサプライズをしたいとの申し出があり、前日の放課後に、1年生が黒板アートを作成してくれました。
当日の朝、2年生はびっくりしつつも、感動とうれしさで一杯の様子でした。

戴帽式(看護科2年)


10月7日(木)、看護科2年生の第56回戴帽式が保護者が見守る中、厳粛に行われました。

園田校長よりナースキャップが白石看護科長に託されました。その後、戴帽生が白石科長から一人ずつキャッピングをしてもらいました。



キャッピングの後、戴帽生は、ナイチンゲール像から看護の象徴である灯火を一人一人いただいていきました。



ナースキャップは、実際はとても軽いものですが、そこに込められた責任の重さは大きいものです。今後、人の命と向き合う職業に就く生徒たちは決意を新たにしました。


コロナウイルス感染症対策のため、マスクを着用してのナイチンゲール誓詞の唱和を行いました。練習時から、生徒全員息を合わせることに意識をしてきました。
当日は、声や息遣いが本当によく合い、感動を生んだ唱和となりました。



園田校長からの式辞では、「今、社会で最も必要とされている看護師を目指す皆さんを心から尊敬しています。実習では確かな知識、技術を身に付けてほしい。」と、激励をいただきました。



戴帽生の代表として豊福咲花さんが「逃げ出したくなる苦しいこともあると思いますが、努力を怠らず常に前進を続けます。」と謝辞を述べました。

コロナ禍で、今年度も制限を設けた戴帽式の開催となりましたが、生徒、保護者、職員一同、心に残る厳かで感動的な式となりました。
生徒たちは、11月8日から3週間の看護臨地実習が始まります。現場に出て学べることの感謝をかみしめつつ、知識、技術、看護師としての姿勢を身に付けていきたいと思います。