「子どもの権利」講演会(専攻科2年)

7月16日(金)、専攻科2年生が、美作大学生活科学部児童学科 准教授 蜂谷 俊隆先生をお招きし、子どもが持つ人権について知識や実態などの学びを深めることで、小児の臨床場面において、子どもの権利を尊重した看護を考えることができる資質・能力の育成を目的に「子どもの権利」講演会を行いました。

子どもの権利条約までの歴史的経緯を学び、また、赤ちゃんポストについても講義をいただき、その賛否について子どもの権利を踏まえてじっくり考えることができました。

岡山県出身の石井十次氏の「岡山孤児院経営談」のお話では、一生を孤児に捧げた生涯に、生徒たちは大きな感銘を受けました。

先生からの質問には、3色のカードで意思表示をしたり、クロスワードで子どもの意見表明権に関するキーワードを考えたりと、リラックスした雰囲気で講義は進みました。 8月中旬から臨地実習が始まりますが、本日の学びを生かし、子どもの権利を尊重した看護や関わりを具体的に考え、実践に繋げていきたいと思います。

行学 SIM津山PJ分散会(普通科1年)


7月16日(金)、普通科1年生は行学まなびプロジェクトを終了し、次のプロジェクトとなるSIM津山をスタートしました。今回は、津山市役所の方々をお招きし分散会という形でお話を伺いました。

市役所の部署を10分野に分け、市役所の各分野では、どのような現状であり、さらにより良く市民生活が送れるよう、どのように取り組まれているか教えていただきました。

教育分野では教育委員会学校教育課の方から、地域資源を活用した親子で学ぶ参加型学習講座の取り組みや、防災分野では総務部危機管理室の方から、災害にどう備えるか、また、自分たちができる防災についても学びました。
また、観光・文化分野では、産業文化部観光振興課の方から、宿泊して体験型レジャーを楽しんでもらう滞在型観光のまちづくりを具体的に説明していただきました。

生徒たちは自分の気になる分野を選択し、データを見ながら市役所の方から学びました。尋ねたいことなども事前に市役所の方にお伝えしていたので、その内容も合わせて直接教えていていただき、有意義な時間を過ごすことができました。
最後に、代表生徒がお礼の挨拶を各教室で行いました。お忙しい中、多くの部署の方々に 来校していただき実際にお話を聞くことで、ますます現場を実感できる機会となりました。ありがとうございました。

次回は、各グループに戻り、今回学んだ分散会の内容を共有する発表会をもちます。