地域未来創造会議2022Ⅰ(普通科2年)

今年度の第1回地域未来創造会議が、7月12日(火)に会議室で開催されました。
この会議は、高校生が中山間地域に出向き、地域の方々と協働して課題解決に取り組むことを目的とした「おかやま高校生地域未来創造事業(県教委主管)」の一環として開催されたものです。本校は昨年度に続いてこの事業の実施校に指定されています。
第1回のこの日は、大学・地元企業・自治体・地域団体・地域コーディネーターの方々のほか、活動報告のため普通科2年生6名が出席しました。

会議では、担当者が今年度事業の概要を説明した後、「行学」で地域をフィールドに探究活動を行なっている生徒が、6月に行った中山間地域でのフィールドワークについて報告し、出席者からさまざまな問いかけやご助言をいただきました。



出席者からは、「人口減少が進む中、地域住民が半ばあきらめ気分になっていたところに、高校生が入ってくれたことで目覚めたように感じ感謝している。」などの発言がありました。

また、「生徒の皆さんには行学の探究を通じてどんな変容があったか」という出席者からの質問に、生徒が「体験を記録する中で、文章の作り方を前よりもしっかり考えるようになったり、ぴったりくる言葉をいろいろ探したりするようになった。」と答えるなど、行学の学びを通して生徒が大きく成長していることを地域の方々に知っていただけた会となりました。


この会議は今後2学期と3学期にも開催される予定です。

行学 地域企業PV制作講座2022Ⅲ(普通科2年)


7月12日(火)、第3回目となる今回の講座では、動画と静画での撮影の仕方の違いや、自分の伝えたいものを撮り方で表現する方法を講師の榎田竜路先生から教えていただきました。



榎田先生が持参されたカメラで生徒たちも実際に撮らせてもらい、同じ被写体でも撮る角度によって与える印象が全く違うことを実感しました。


また、前回の与えられた「顔に見える写真を撮ってくる」という課題では、生徒一人一人の個性が感じられるものが多く、生徒自身も、自分以外の人が撮ってきた写真を見て刺激を受けました。

いよいよ夏休みに入ると、企業への取材が待っています。

歯科指導(保健室)


7月12日(火)、学校歯科医 渡部佳郎先生にお越しいただき、歯科指導を実施しました。
今年度の歯科検診でう歯(むし歯)や歯肉炎等の歯周疾患のあった生徒が、その原因や予防方法について学びました。

<渡部先生より>(抜粋)
●歯ブラシは“鉛筆持ち”で軽く小刻みに動かす。歯を1本ずつ磨くイメージで。
●歯間ブラシやデンタルフロスも効果的。ただし、入らないところには無理して入れないように。つまようじは歯ぐきが傷つきやすいため要注意。
●歯周病原菌は、妊娠トラブルなど様々な疾患に関係があると言われている。

< 生徒の感想より>
●普段、歯を磨くのに困っていたことが解決したので、実践してみようと思った。
●歯ブラシの持ち方が少し違ったので正しく持てるようにしたい。
●食後の歯磨きの大切さがわかるよい機会だった。
●時間がないから雑になりがちだけど、少しでも意識しながら磨いていきたい。
●早く受診しないと取り返しのつかないことになると分かった。
●すぐに歯医者に行きます。

今回はコロナ対策のため、生徒たちは実際にその場でブラッシングを行いませんでしたが、渡部先生からは歯間ブラシや歯磨き粉をお土産にいただきました。

参加した生徒は、正しい歯磨きの方法を学ぶことで、普段の自分の歯磨きがどうだったか振り返るよい機会となりました。
今後は検診で見つかった異常を早く治療するとともに、正しい歯磨きを習慣化し、歯の健康を維持してもらいたいと思います。