行学 地域PJ[仮提案発表](普通科2年)

9月17日(火)、普通科2年生が行学 地域プロジェクトの仮提案ポスターセッションを行いました。

知和(津山市加茂)・香北(鏡野町)・上山(美作市)・津山市の計4つの地域から自分の興味ある分野を選択し、2年生の1学期から地域の課題を発見し、その解決方法を模索しながら活動してきました。

発表も生徒たちは1年生から行っているため、かなり慣れてきた様子で、プレゼンテーションの技術はかなり上がってきました。お互いに質問もしながら、付箋で健闘をたたえ合い、次につなげていこうとする様子がみられました。

まだ現地に行くことができていない班も多く、調査不足や情報不足の箇所も多いので、本提案に向け、さらにブラッシュアップしてきたいと思います。

発表後の講評を、地域コーディネーターの方々にしていただきました。発表姿勢や高校生ならではの発想は評価していただきましたが、根拠の乏しさのご指摘もいただきました。

10月に予定しているフィールドワークでは、さらに聞き取りなどの情報収集を行い、企画の実施に向けて活動していきたいと思います。

つやまの日[津山商工会議所青年部](調理研究同好会)

9月8日(日)、津山商工会議所青年部(津山YEG)の創立45周年記念事業として「未来のつやまへ~故郷について考える~」がリージョンセンター(津山市大田)で開催され、本校から調理研究同好会がマルシェのブースに出店しました。

今回、黒豆とショウガとユズで作ったシロップを炭酸水で割ったジンジャエール「しののめスカッシュ」を販売しました。
マルシェでは、フードロス削減をテーマとしており、本校の販売した「しののめスカッシュ」はショウガを皮ごと使い、黒豆は虫食いのもの、ユズは皮ごと絞ったものなどテーマに沿ったもので作りました。

また、シロップで使用した黒豆やショウガは捨てずに乾煎りすると、砂糖衣が吹いてくるので、お客様にご自由にお持ち帰りいただきました。

来場された皆さんが珍しさと暑さもあり、たくさん買ってくださり、生徒たちに 「しののめスカッシュ」 の「しののめ」の意味や、どうやってこの色になるのかなど質問をされ、精一杯生徒は答えていました。

また、パネルディスカッションでは本校から食物調理科3年生が2名参加し、津山中学校、津山商業高校の生徒、美作大学の学生と一緒に「20年後の津山」「つやまの日制定に向けて」のテーマで意見を出し合いました。

時間いっぱいさまざまな提案が出され、谷口市長や津山商工会議所青年部の会長が聞いてくださり、一緒にディスカッションすることができました。

東雲祭体育の部

9月5日(木)に東雲祭3日目体育の部を開催しました。
台風の影響で体育の部の予行がグラウンドでできず、準備も間に合うのか不安でしたが、当日は天候に恵まれ、晴天の中で開催することができました。
まずは開会式で全校生徒による行進から始まり、安東校長、生徒会長のあいさつと続きました。
そして、3名のブロック団長がユーモアたっぷりの選手宣誓を行い、競技が始まっていきました。

専攻科学習交流会(専攻科)

9月4日(水)、専攻科1・2年生合同で学習交流会を行いました。

解剖生理や疾患の病態など各グループで学習のテーマを事前に話し合って決定し、学習会に挑みました。先輩、後輩関係なく、皆「学びを深めたい」という一つの目標に向かって真剣に取り組みました。

各グループで学習したことを模造紙などにまとめ、その後プレゼンテーションしました。
学んだことを友人にわかりやすく説明したり、質問を受けたりすることで更に学びが深まり有意義な時間となりました。

東雲祭文化の部Ⅱ

東雲祭文化の部2日目は、1日目に引き続き、各クラス展示の実施や有志ステージの発表が行われました。
各クラスではお化け屋敷やフォトスポット、脱出ゲームなどを行い、クラスの特色が出た展示物の発表やゲームを行いました。有志ステージも昨年よりも多い数の団体が参加し、歌やダンス、筋肉パフォーマンスやバンド演奏を行いました。

吹奏楽部は2日目の体育館ステージ発表のトップバッターを務めました。クラシックから流行の曲まで幅広いジャンルの演奏を行い、楽器の演奏だけでなく、演奏に合わせたダンスもあり会場を盛り上げました。
書道部は青空の元、第2体育館横で書道パフォーマンスを行いました。曲が途中で止まってしまったハプニングもありましたが、一人一人が練習の成果を発揮し、大きな素晴らしい作品を完成させました。
演劇部は第2体育館で朗読劇を行いました。次の大会に向けて、東高生に練習の成果を発表しました。

東雲祭文化の部の最後には文化の部の閉会式を行いました。

閉会式では展示団体の表彰式を行いました。「各クラス展示」と「部活動・クラブ・委員会」の2部門に分けて、それぞれ最優秀賞が発表され安東校長から表彰されました。
受賞した「2年5組」と「看護クラブ」のみなさん、おめでとうございました。

東雲祭文化の部は2日間行われました。
どのクラスの展示も内容が凝っており、どこを見に行ってもワクワクしました。食物調理科の食堂や喫茶、看護科主催の展示などは日頃の授業の成果を保護者のみなさんや他の科の生徒に知っていただく良い機会になったのではないかと思います。

生徒会では東高校のみなさんがクラスや学年を超えてつながっていけるように、楽しめるようにと東雲祭を企画してきました。そこで、今年は全校生徒で何か作り上げようと全校制作を行いました。約600人の全校生徒の手形を押した横断幕は今年のテーマの「つながる」を表したものになりました。
全校生徒のみなさんの協力があったからこそ東雲祭文化の部は成功したと思います。ありがとうございました。

東雲祭文化の部Ⅰ

9月3日(火)、東雲祭文化の部1日目が開催されました。
今年度は東高生一人一人が輝き、つながって東高を盛り上げていけるようにという意味をこめて「We can Shine ~Sun Happy Impress Nexus East~」をテーマに取り組みました。

1日目は東雲祭開会式を行いました。初の試みとして、ランウェイを実施し、ブロックの団長や各クラス展示の代表者、部活動などがランウェイを歩きました。団長は団への思いを、各団体は展示・ステージのアピールを、それぞれ行いました。 また、今年は1日目から有志ステージを行い、漫才や歌のパフォーマンスで東雲祭を盛り上げました。

食物調理科による食堂や喫茶、パウンドケーキの販売も行われ、また、看護クラブも「防災」をテーマに取り組み、展示発表や体験コーナーも設置し、在校生のみならず保護者のみなさまにも日頃の成果を発揮できました。

1日目だけでもおおいに盛り上がり、2日目に勢いをつけました。

摂食・嚥下障害看護講座(専攻科1年)

8月27日(火)に、医療法人東浩会石川病院看護師長 横川正行先生を講師にお迎えし、「摂食・嚥下障害の看護」と題して講演をしていただきました。

摂食・嚥下機能のメカニズムを知り、基本的な援助技術について摂食・嚥下障害看護認定看護師としてご活躍されている横川先生から、直接学ぶ機会となりました。

まず解剖生理を理解した上で、どこの部位が障害されているかを把握し、その障害に合ったケアを行うこと、間違ったケアは、逆に誤嚥のリスクを高めてしまうことにつながることを教えていただきました。

多くの高齢者が誤嚥性肺炎に罹患しており、摂食嚥下訓練などの予防的介入の必要性とその具体的方法について教えていただきました。

最後に、生徒代表が「嚥下について改めて考える機会になりました。患者さんの障害のある部分の機能を知り、患者さんのできない部分を援助するためには脳の障害も関係してくるため、脳の解剖生理の勉強も必要だと改めて思いました。今後、嚥下障害があったり、高齢の方で嚥下機能の低下がみられたりする患者さんを受け持たさせていただくときには、患者さんの状態や希望などを含めて姿勢が崩れるとされる車椅子を最初から選択するのではなく椅子で食べられないかを考え、援助をしていきたいと思いました。

また、落ち着いて食事をしてもらえるように環境を整えたり、患者さんにあったポジショニングをしたり、食事形態や食器の選択、口腔ケアをするなど誤嚥を予防するために看護師ができることはたくさんあるということが改めてわかり、今後の実習に活かしていきたいと思います。」と、お礼の言葉を述べました。

オープンスクール[中2・3年対象]

8月22日(木)に中学2・3年生を対象としたオープンスクールを実施し、午前の部・午後の部を合わせて約550名の中学生が来校してくれました。
当日は、本校生徒スタッフが受付や案内・誘導、座談会を担当し中学生を迎えました。今回の内容は、学校紹介動画の視聴、入試説明、体験講座、実習見学、座談会を行いました。

食物調理科では各部屋に別れて、3年生がデモンストレーションを行いました。
西洋料理では、野菜の切り方・ステーキ、日本料理ではかつらむき、だし巻き卵・鮎の串打ち、中国料理ではチャーハン、製菓ではロールケーキ、集団調理ではスチームコンベクションオーブンやブラストチラーを使用した調理を見てもらいました。説明も生徒たちが行い中学生に実習内容を伝えました。
座談会では食物調理科での勉強や実習内容、行事など学校生活について説明をした後、中学生からの質問に答えていきました。どのグループも多くの質問が出て盛り上がりました。

看護科では、血圧測定と胸・腹部の聴診を体験してもらいました。
中学生の皆さんに専門用語を使わずわかりやすく伝えるために物品の使用方法なども加えて説明し、中学生一人ひとりと関わりを持つことができました。
中学生も身体から発せられる音について理解が深まったと答えてくれていました。

学校紹介では、安東校長の挨拶と生徒会が制作したインタビュー動画を視聴してもらいました。また、来年度実施される入試概要について日程や内容を含め説明しました。

普通科の体験講座では、「高校古典入門」(国語)、「高校入試問題と身近な数学」(数学)、「英語を使ってみよう!」(英語)、「顕微鏡を作って、身近なものを見てみよう!!」(理科)、「経済学の基礎のキソ」(社会)、「古代の文字を書いてみよう!」(社会)、と各教科それぞれのテーマでの授業が行われました。数学の授業では保護者の方も一緒に問題に取り組んでくださっていました。

普通科座談会では、生徒会の生徒がファシリテーターとして会を進行しました。

バースデイラインから始まり、自己紹介ゲームで場を和ませ、3年生の動画(津山東高校を選び、進路が決定するまでの経緯)を視聴してもらいました。その後のルーレットトーキングで盛り上がり、1・2年生の生徒スタッフが丁寧に答えていきました。最後は津山東高校〇×クイズで座談会を終了しました。

全国高校生ガストロノミー甲子園2024(食物調理科2年)

8月20日(火)、全国高校生ガストロノミー甲子園が商業リゾート施設VISON(三重県多気郡多気町)で開催されました。
全国高校生ガストロノミー甲子園とは、地域の誇る豊かな食材と食文化の振興を図り、若い料理人たちが互いに高め合い、交流し合う機会づくりと、次世代を担う料理人の育成を図るために初めて三重県多気郡多気町のVISONで開催された料理の大会です。
本校は、中国四国ブロック代表として選ばれ、食物調理科2年生の島村湧さんと清水千賀さんが出場しました。

今回のテーマは「伊勢真鯛とヴィソンの食材を組み合わせたセットメニュー」というもので100分間で3人前を仕上げます。

食材は前日準備されたものの中からと、VISON内で購入できるもののみ使用が可能で、食器も用意されたものから選ぶといった他の料理コンクールと違い、かなりの応用力が試されるものでした。また、原価3,000円以内でその場で計算し、販売価格も決定しなくてはいけません。

あらかじめ大まかなメニューは考えて時間内に仕上げることができるように練習をしましたが、当日は思った食材がなく、また、厨房の勝手も違い、テレビカメラやインタビューなどを受けながらの作業で思ったように作業が進みませんでしたが、何とか時間内に仕上げることができました。

審査員の方は「賛否両論」の笠原将弘さん、日本ガストロノミー協会会長 柏原光太郎さん、「モンサンクレール」の辻口博啓さんでした。

試食をしていただきながら料理についてのプレゼンテーションを聞いていただき、質疑応答が行われました。
今回作った料理は、三重県の郷土料理のめはりずしと伊勢真鯛の塩釜焼き、土瓶蒸し風すまし汁です。

めはりずしは、目を見張るほど大きな口を開けて食べることから名前がつき、本来漬け物でご飯を巻いていますが、アレンジを加え、ご飯を酢飯にし、鯛や薄焼き卵を入れ、のりやレタスで巻きました。

塩釜焼きは、伊勢真鯛のえさにもなっているお茶の葉、レモンをはさみ、昆布で巻いて塩で包みオーブンで焼き、塩釜をあけたときの香りを楽しんでもらえるようにしました。

土瓶蒸し風すまし汁は、だしのゼリーに野菜や魚介を盛り付け、土瓶蒸しの濃厚なだしをかけゼリーを溶かしながら食べていただくように考えました。
この献立はお客様に提供したとき、お客様の手で料理の仕上げをしていただき、見た目や味、香りを楽しんでいただけるようにしました。

残念ながら、入賞することはできませんでしたが、ガストロノミーの趣旨は十分理解しプレゼンテーションをすることはできたと思います。

審査員の方からお一人ずつ講評をいただくことができ、皆さんから塩釜焼きの鯛に時間がなく十分火が入っていなかったことを指摘され、もし火が入っていたら入賞もあったことを伺い、悔しい気持ちになりましたが、それと同時に次の大会への意欲が増してきました。

今回、全国大会に参加することができ、他校のレベルの高さを知ることができ、ますますやる気が湧きました。
また、同じ調理師を目指す全国の仲間ができてとれもうれしかったです。今回出場した生徒は2年生のため、チャンスはたくさんあります。一つ一つのチャンスをしっかりものにしていきたいと思います。

2学期始業式

8月20日(火)、2学期の始業式を行いました。

安東校長は式辞で、「夏休みの予定でうまくいかなかった部分があったとしたら、今日からしっかりやってほしい。」と述べたのち、オリンピック、インターハイ、高校野球での選手たちを挙げ、「努力したとしても報われるとは限らない。しかし、努力しないと報われない。」という言葉を紹介し、成功を手に入れるために何度も報われないこともあっただろうと、話しました。

また、人、学問、本、言葉、趣味、どこに出会いがあるかわからない、人生の指針となる場合もあるので「出会いを大切にしてほしい」、東雲祭の準備を通して、リーダーシップ、フォロワーシップ、いろんな役割があるが、みんなで成功させてほしい、と呼びかけました。
最後に、7月末に学校情報化優良校として認定されたことから、本校の教育の質が情報化によって向上していることの表れであるとして、これからもさらにICTを有効に活用してほしいと結びました。

式後は、生徒支援部長からの話がありました。
今日から東雲祭の準備が再開。コロナ後の新たな東雲祭をつくってほしい、と呼びかけました。貴重品の管理や自転車施錠の徹底など、ルールやマナーの向上の呼びかけとともに正門近くの細い道路を通らないように協力してくれているおかげで危ない場面がなくなったという地域の方からうれしい言葉も紹介されました。

まだまだ暑い日が続きますが、一人一人が輝ける東雲祭をつくっていきましょう。

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