
<フォトギャラリー>卒業証書・修了証書授与式

3月1日(土)、春のような日差しにつつまれ、温かでかつ厳粛な雰囲気の中、令和6年度卒業証書・修了証書授与式がとり行われました。
それぞれの夢や目標に向かって新たに進み始める卒業生たちは、ほんの少しの緊張と輝かしい未来への希望に満ちた表情をしていました。
各科の代表生徒は、クラスメートの思いと共に、安東校長から卒業、修了証書を受け取る大役を務めました。
食物調理科生は調理師免許証を受け取りました。3年間の集大成として取得する大切な証書です。
安東校長の式辞で、「徳は弧ならず、必ず隣り有り:徳のある人には孤立することなく自然と人が集まってきて、必ず成功する。」という言葉を卒業生たちに送り、「この言葉とともにこの東高校で身に付けた力を存分に発揮し、『殻を破り、人とつながる』という東高精神を胸に次のステージへ歩みを進めてほしい。」とエールを送りました。
また櫛田PTA会長より、「ありがとう、当たり前と思えることにも感謝を忘れずに。うれしいことかなしいこと感謝したことなど言葉で伝えることを忘れないでほしい。不安で心が暗くなっている時は感謝の心を忘れていないかを思い出してください。」と温かいご祝辞をいただきました。
送辞、答辞はそれぞれの生徒の思いが詰まったメッセージを、代表生徒が読み上げました。その内容は保護者、友人、教職員への感謝の気持ちに溢れたものでした。
保護者、在校生、教職員の大きな拍手の中、退場する卒業生・修了生たちは笑顔で誇らしげに見えました。
式のあとは、保護者代表より保護者・教職員へ向けて感謝のメッセージを、3年学年主任からは、これまで生徒をともに見守り、支えてくださった保護者への感謝を伝えました。
これからの人生が笑顔で満ちた輝かしいものになりますように。それぞれの新しい世界への旅立ちを祝って、心からエールを送りたいと思います。
2月28日(金)、丹嶺賞及び各種団体から贈られた表彰状の表彰式を行いました。
学業や特別活動等の成果、校内外における功績、全国を舞台に健闘したことなどを称え表彰されました。 表彰式では一人ずつ壇上で安東校長から表彰状を手渡され、生徒たちに披露されました。
■専門高校等御下賜金優良卒業生
木元 芹奈(食物調理科) 妹尾 優愛(専攻科)
■岡山県産業教育振興会 会長表彰
藤本 麻央(食物調理科) 岸本 侑弥(専攻科)
■岡山県産業教育振興会 特別表彰
齋藤 一葉(専攻科)
■岡山県産業教育振興会 成績優秀生徒表彰
木元 芹奈(食物調理科)
■全国家庭クラブ連盟表彰
安藤 妃菜(食物調理科)
■全国看護高等学校長協会 会長表彰
赤木 紗英(専攻科)
丹嶺賞とは、 平成5年度に故高橋一二 第四代校長の寄付によって設立され、3年間の活動の中で全国大会や中国大会等で顕著な活躍が見られた生徒に対して贈られる本校独自の表彰制度で、卒業時に全校生徒に披露して表彰しています。
■丹嶺賞表彰
井上 美嶺(食物調理科) 川原 環楽(食物調理科) 木元 芹奈(食物調理科)
長尾 実果(食物調理科) 藤本 麻央(食物調理科) 柴内 隆明(空手道)
松川 真結(陸上競技部)
本校の看護科・専攻科で発足した「看護男子会」。その中でも恒例行事となりつつある解剖生理学講座の第2回目が開催されました。今回も専攻科1年生男子が、高校1年生男子に向けて実施し、テーマは循環器系でした。
専攻科1年生は「前回よりもさらに分かりやすく」を目標に、スライドを使いながら要点をまとめ、学年末考査や継灯認定試験、看護師国家試験に役立つ知識を伝えました。高校1年生たちは、真剣な表情でメモを取っていました。
講座を受けた生徒からは「細かい部分まで教えてもらって助かった。」といった声が聞かれました。終始楽しそうな雰囲気の中でも、学びに対する真剣さが伝わってくる時間でした。
今回の活動を通じて、専攻科生と高校生の学年を超えたつながりがさらに深まりました。「看護男子会」は、ただの勉強会ではなく、お互いに支えあい、成長しあう場として発展しています。今後も新たな交流・活動を企画していく予定です。
次回の看護男子会もお楽しみに!
2月15日(土)、専攻科2年生は第114回看護師国家試験受験のため、受験地広島へ出発しました。
当日は天候にも恵まれ、校長、教頭をはじめ多くの先生方、先輩、後輩、父母等のみなさんに見送っていただきました。
「今日できることを明日にのばすな」をスローガンに毎日努力を積み重ね、出発前には、円陣を組んで心一つに一致団結し、頑張り抜くことができました。
1月28日(火)~1月31日(金)の4日間、専攻科1年生が臨地実習のまとめとして症例についての発表会を行いました。
臨地実習でお世話になった実習病院の指導者の方をお迎えし、緊張感をもちながらも最後まで堂々と発表を行いました。
緊張感が張り詰める中、手元資料やスライドを使用して、実習の成果を一人ずつ発表しました。
また、生徒は主体的に司会や記録の係をつとめ、スムーズに進行できました。
発表後は、生徒からの質疑応答も活発に行われ、会場からの質問に対しても落ち着いて答えることができました。
症例をまとめて発表することにより、自分の実践した看護を振り返る貴重な機会になりました。
また、限られた時間の中で自分が伝えたいことをまとめて発表することの難しさを感じました。
病院の指導者の方が、生徒一人ひとりの発表に対して丁寧に講評してくださり、生徒にとって励みになりました。
教員および指導者の方からの助言、講評も生徒たちは全員真剣な表情で聞いていました。
症例をまとめるにあたり、ご指導・ご協力くださいました患者様や医療スタッフの皆様に深く感謝いたします。
専攻科2年生は、2月16日(日)に第115回看護師国家試験を受験します。全員合格を願って専攻科1年生から激励をしました。クラスのみんなで願いを込めて毛糸で『なると編み』でお守りを作ったり、メッセージを書いたりしてプレゼントしました。先輩たちがとても喜んでくれたので良かったです。全員合格目指して頑張れ!
現在、専攻科1年生は基礎看護学方法論Ⅰという科目の中で採血の実習を行っています。2月中旬には実技テストを行います。
実際、看護師役は採血針を使用し、患者役の生徒は「血管くん」という道具を腕に付けて行います。血液検査はとても重要な検査ですが、採血を行うにあたり、さまざまなリスクも伴います。多くの知識と技術が必要です。事前に学習を重ね、針を持たない状態で練習をして、それから針を取り扱いながら練習を重ねています。安全に、また正確に検査が行えるようにお互い注意し合いながら実習を行っています。
専攻科になると知識も技術も難しくなりますが、理想の看護師になれるよう1日1日頑張っていきます!
1月30日(木)、専攻科1年生を対象に、津山中央病院医療安全管理室専門課長 松本裕子先生より臨床における「医療リスクマネジメントについて」の講演をしていただきました。
医療安全について過去に発生した実際の事故事例から医療事故や医療過誤を防ぐためには、自分一人だけではなく医療者同士のコミュニケーションをしっかりと図ることや周りの力も必要であることも教えていただきました。
医療事故は誰でも起こす可能性があるため、チーム全体で患者の安全を守っていく必要があります。
臨地実習では日々記入しているインシデントレポートなどを活用し、様々な視点から客観的に振り返りを行うことの大切さも改めて考え直すことができました。
コミュニケーションエラーの背景要因としてあげられる「思い込み」を防止するためには、言葉に出してはっきりと伝え、言葉に出して確認することがどれだけ大切であるかを実践を通じて改めて感じることができました。
講演会では今までに起きたことのある医療事故について、医療事故を防ぐために病院で行っていることや法律について学ぶことができました。
医療者同士のコミュニケーションをしっかりとることや看護師のダブルチェック、指差し呼称を行うことでインシデントやアクシデントを未然に防いでいくことが医療事故を起こさないためにとても重要だと思いました。
講演での学びを今後の実習にいかしていきたいと思います。
12月24日(火)、2学期終業式に先立ち収納報告を オンライン形式で行いました。
2学期に表彰された生徒たちが全校生徒に報告し、安東校長に収納しました。
大会、コンクールに入賞した生徒は成績とともに今後の活動に対する意欲や後輩へのエールを述べました。
教室では、選手たちの健闘を大きな拍手で称えました。
引き続き、全国大会に出場する生徒への壮行式を行いました。
令和7年1月11日(土)に武蔵野調理師専門学校(東京都豊島区)で開催される、平成6年度食肉惣菜創作発表会全国大会「2024ミートデリカコンテスト」 に、 県大会で最優秀賞に輝いた長尾実果さん (食物調理科3年) が、岡山県代表として出場します。
安東校長からの激励の言葉の後、長尾さんから生徒の皆さんへ挨拶がありました。
大会への出場を祝し、教室から拍手が送られました。