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卒業制作展示発表会(食物調理科3年)

1月21日(火)、第35回食物調理科卒業制作展示発表会を開催しました。3年間学んできた成果と、支えてくださった方々への感謝の気持ちを料理で表現しました。

当日は、午前中に講師の先生方による審査が行われ、午後からは表彰式を行い、安東校長の式辞の後、優秀作品を発表し、講師の先生方から講評をいただきました。

また、中西審査委員長(日本料理 織部 店主)が「一番お世話になったお父さんお母さんにまず挨拶しなさい!」と声をかけてくださり、優秀作品発表前に見に来てくださった保護者の方々へクラス全員で感謝の気持ちを伝えました。

講師の先生方からの講評では、一作品ずつ丁寧に、より良いものを提供するためにはどうしたらいいのかといったプロの目線からの改善案をいただき、現状に満足することなくさらなる高みを目指してほしいといった思いが込められていました。

安東校長より、優秀作品に選ばれた生徒一人ひとりに表彰状と盾が手渡されました。

井口侑哉さんが生徒代表あいさつを述べました。
講師の先生方に調理師としての基礎やプロとして働くことの厳しさを教えていただいたことや、クラスメイトや保護者、先生方、地域の方などたくさんの人に支えられてきたこと、東雲祭や校外実習などの学校行事でクラスメイトとぶつかり合いながらも切磋琢磨してきたことなど、この3年間でどれだけ自分たちが成長することができたのかといった生徒たちの素直な気持ちが綴られていました。

最後に、河本食物調理科長から生徒たちに、入学当初の様子から現在の成長した姿、この3年間で身に付けた強い精神力・忍耐力そして素直で謙虚な気持ちを忘れずに一人前になるためにまだまだ修行に励んでほしいと伝え、この会に携わってくださったすべての方にお礼を述べました。

最 優 秀 賞

森本 さくら【日本料理】

~春暖花開 花が咲くように自分が成長できたことを今までお世話になった方へ感謝する~

最優秀賞を受賞した森本さくらさんは、「3年間の成果が最優秀賞というかたちに残すことができてとても嬉しく思います。中西先生からもよくやったと声をかけていただき、これからに生かしていきたいです。」と語っていました。

優 秀 賞

内山 美咲【製菓】le souvenir

~思い出という意味 3年間の思いを振り返り今までお世話になった方に感謝の気持ちを込めました~

優 秀 賞

土井 麻理奈【日本料理】桜花爛漫

~春をイメージして、桜が咲き誇るように、今まで培かったものを発揮する~

審査員特別賞

井口 侑哉【西洋料理】  川原 環楽【製菓】  木元 芹奈【中国料理】
西尾 佳純【日本料理】  横尾 純【西洋料理】

今年も保護者の方のみならず地域の方や、生徒たちが小学校や中学校でお世話になった恩師、特別講座の講師の先生、進学就職先の方といった様々な方にご来場いただき、3年間の集大成を見ていただきました。

お忙しい中、ご来場いただきましてありがとうございました。これから生徒たちは社会へと羽ばたいていきます。この3年間の経験を忘れることなく、それぞれの場所で活躍してくれることを期待しています。

<スクールライフ・LHR>お正月リレー大会(2年)

お正月リレースタート
カルタ
応援

1月17日(金)、2年生の生徒集会を行いました。生徒が企画し実行する「生徒集会」と呼んでいるもので、幹事はクラス単位で順番に行っています。
今回は、2組が担当し、リレーを企画しました。スタート後、くじを引いて、くじに書かれたお正月遊びをします。くじには、「けん玉を〇回以上」など様々なクリア条件が記入されており、全クラス1位を目指して団結して楽しみました。

百人一首大会(1年)

1月17日(金)、1年生全員による百人一首大会を武道場で行いました。
この百人一首大会は、毎年、1月に行う、本校1年生の伝統行事です。新春にあたって、日本の古典文化に触れながら学年の親睦を深めることを目的としています。
1年生の生徒全員が17班に分かれてクラス対抗戦を行い、取った枚数の合計を競いました。

この年末年始に百人一首を覚えてきた生徒も多く、上の句を読み始めたらすぐに、取り札めぐる白熱した闘いが繰り広げられました。
武道場のあちこちから、お互いの健闘を称え合う拍手が沸き起こり、大いに盛り上がりました。

競技終了後、その場ですぐにクラス対抗戦の集計を行い、優勝した3組には、優勝トロフィーが授与されました。また、後日、個人の部の上位5名には賞状が授与されました。

厳しい寒さにも負けず、笑顔のはじける楽しい時間を過ごすことができました。

【結果】
〇クラス対抗の部
第1位 3組(320枚)
第2位 4組(314枚)
第3位 2組(249枚)
〇個人の部
第1位 及川 明莉(1組)39枚
第2位 酒井 加文(3組)27枚
第3位 秋久 あすか(2組)21枚
第4位 定森 心香(4組)・宗元 恵蒔(4組)19枚
第5位 福井 心絆(3組)17枚



<スクールライフ・昼休み>数学(普通科2年)

週に1回、昼休みに普通科2年生の希望者が集い、数学の発展問題にチャレンジしています。個々が持っている知識とセンスを活かし、解法の突破口を見出していきます。
時折、昼食を食べる手が止まり、考えたり、相談したり…。答えが合えばスッキリ。数学の面白さを感じるひとときです。

スーツ着こなし講座(普通科3年)

1月14日(火)、普通科3年生を対象に洋服の青山津山院庄店から岩田さんにお越しいただき、ビジネスマナーやスーツの選び方、着こなし方についてご講演いただきました。

スーツを美しく着こなすためのポイントや、礼法について詳しく学びました。また、ネクタイの締め方も実践しました。

ネクタイを綺麗に締めた生徒は、ジャケットを羽織らせていただき、卒業後の新生活に向けてのイメージをさらに膨らませることができました。

先月末には、岡山商科大学の海宝先生にお越しいただき、マネープランニングについて学習しました。
卒業後に役立ててほしいと思います。

食肉惣菜創作発表会全国大会(食物調理科3年)

1月11日(土)、 武蔵野調理師専門学校(東京都豊島区)において、 平成6年度食肉惣菜創作発表会全国大会「2024ミートデリカコンテスト」 が開催され、岡山県代表として食物調理科3年生長尾実果さんが 実技調理・試食審査に臨みました。

このコンテストは、「こんなお惣菜がお肉屋さんにあったらいいな」と思う国産食肉を使った食肉惣菜をテーマ とする大会です。

初めての全国大会出場で、調理場の勝手も違いとても緊張しましたが、家でもたくさん練習をして臨み、調理中は審査委員の質問に答えながらも、手際よく時間に余裕を持って仕上げることができました。

この料理は、ヘルシーなささみのまわりに天かすを付けて揚げているので、時間が経ってもサクサクで別添えのソースもからみやすいのが特徴です。

審査員特別賞

味や普及性・独創性・部位の特徴の活かし方などの項目で審査され、審査委員長でもある学校法人後藤学園理事 中村昌次先生より審査委員特別賞をいただくことができました。

岡山県代表としては何度か本校からも参加したことはありますが、賞をいただくことはなかったので岡山県の食肉事業協同組合連合会の方も喜んでくださり、本当にうれしかったです。

今後も栄養価や作りやすさ、SDGsなども意識して料理を考えていきたいと思います。

卒業生特別講演会〜世界一への道のり〜(食物調理科)

1月10日(金)、食物調理科1~3年生を対象に「世界一への道のり」と題して、特別講座を実施しました。
講師は株式会社シュゼット・ホールディングス パティシエの鈴鹿成年先生です。
世界で活躍する卒業生からこれまでの経験を聞くことで、料理に向かう姿勢や調理師としての働き方、また社会人としての心構えを学ぶことを目的として行いました。

鈴鹿先生は、2009年3月に本校食物調理科を卒業後、2023年1月、フランス リヨンで開催された「第18回クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー」においてリーダーを務め、日本チームとして世界1位に輝きました。

講演会では生徒からも多くの質問があり、一つ一つ丁寧に答えていただきました。
夢を持つことや苦手なことに対してどう立ち向かっていくかなど、現在の悩み、将来についての質問がありました。
鈴鹿先生の高校時代や就職してからの経験を踏まえ、アドバイスや物事の進め方、力になる言葉を沢山いただきました。生徒たちはメモをとりながら興味深く聞いていました。

最後に「目の前の物事を大切に一歩一歩成長できるように」とお言葉をいただき会が終了しました。

終了後も鈴鹿先生と話をしたいと生徒たちが職員室に詰めかけました。世界一の栄冠を獲た先輩からたくさんの刺激を受けることができた講演会となりました。

3学期始業式

1月8日(火)、始業式をオンラインで行いました。

安東校長からは、始業式の式辞として、岡山県高校生会議や高校生夢育PBLに参加した生徒の様子が紹介され、自分の言葉で聴衆に熱く語りかける力は、日々の授業によって培われている成果であるとして、「散歩のついでに富士山に登った人はいない」という小宮一慶さんの言葉とともに、「計画・準備なくして目標は達成しない、是非今年は目標を定め、その目標に向けて計画・準備を行い、達成してほしい。」との言葉がありました。

生徒活動報告では、令和6年度ケロウナ・カナダ語学研修に参加した生徒を代表して、2年生普通科の立田吏紗さんが12月8日~21日の2週間の研修報告を行いました。
報告の中で立田さんはスライドを使って様子を紹介しながら、「言葉が違うにもかかわらず気軽に話しかけられたことで、とても温かい気持ちになりました。」と、多国籍の方々が共に暮らしていても、国や言語の違いによる壁がないことを実感したことから、「人とつながり合うことの大切さを学んだ。」と報告しました。

最後に、諸連絡として、
教育環境部長の石堂先生からは、換気、手洗い、咳エチケット、とインフルエンザ等の感染症対策を徹底すること、
進路支援部長の射場先生からは、課題や提出物を必ず出すこと、資格取得に力を注ぐ、そのために手帳を有効に活用すること、
生徒支援部長の清水先生からは、引き続き元気な挨拶をすること、校内だけでなく校外でも自転車の施錠を習慣化すること、早めに安全に登校すること(送迎の場合は保護者の方へのご協力のもと)、部活動についても大切な試合に向け寒さに負けず頑張ってほしい、

と呼びかけがありました。

巳年にちなんで、たくさん脱皮をし、すばらしい成長の年にしていきましょう。