1月26日(火)、食物調理科3年生の卒業制作展示発表会を開催しました。
この発表会は、卒業にあたり、3年間の学習成果を発表することで、身に付けた技術を確認するととともに、一般の方々や中学生の皆さん、関係する皆様に食物調理科の教育内容を知っていただく機会とすることを目的として開催しており、今年で31回を数えます。
この日のために生徒たちは、自分の力を精一杯振り絞って準備を重ねてきました。また今回は感染症対策として、会場の密を避けた開催形式となりました。
午前中に講師の先生方に生徒の作品を審査していただき、午後に表彰式を行いました。審査の結果、最優秀賞は松山尋音さんの製菓「Merci」に贈られました。
生徒代表挨拶では、日下京華さんが涙でつまりながら家族や友人、先生方への感謝を述べ、会場中が感動に包まれました。
東高の3年間で目を見張るほど大きく成長した生徒たち。卒業後も東高食物調理科で磨いた腕を生かして存分に活躍してください。
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1月22日(金)、普通科2年生の地域企業プロモーションビデオ制作発表会を開催しました。
今年度は新型コロナウイルスの影響で例年の1か月遅れの6月からのスタートとなり、 参加生徒は、例年より4名多い24名が12社の企業を紹介する動画の制作に取り組みました。
発表会では1作品ごとに上映し、来校された企業の方に実際に見ていただきそれぞれコメントをいただきました。 また、生徒の発表に先立ち、合同会社アースボイスプロジェクト代表の榎田竜路先生の講演も行われました。榎田先生は、オンラインでの参加です。
それぞれの作品は生徒が夏に企業に取材に行き2~3時間かけてインタビューを行い、すべて文字起こしをし、100枚以上の写真の中から選択し2分間の動画にしたものです。 どの作品も、企業の方の仕事に対する熱い想いが込められていて、視聴した企業の方から感動や感謝の言葉をいただきました。
生徒はそれぞれ苦労したところ工夫したところなどをコメントしました。
企業の方の想いをいかに2分間にまとめるか、伝えたい多くの言葉からどの言葉をチョイスするか、タイミングをどうするか細部にこだわった作品で完成した時には達成感でいっぱいでしたというコメントもありました。
<企業の方から>
・こんなに素晴らしい作品になっているとは…私たちの伝えてほしいことがちゃんと入っている。
・取材をしてもらうことで私自身にとっても原点を振り返るいい機会になった。
一般の生徒は、各HR教室でZoomによるオンラインでの参加となりましたが、それぞれプロモーションビデオを見た感想をメモに取りながら熱心に視聴できました。
閉講式では、各生徒に卒業証書が津山市の明楽智雄 産業文化部長から手渡されました。
最後は生徒と参加企業の方々と、記念撮影を行いました。撮影のバックには、今回の動画制作でご指導いただいた映像プロデューサーの榎田先生と技術指導の太田先生もZoomで参加しての撮影となりました。
1月22日(金)、地域企業プロモーションビデオ制作発表会が本校で開催されました。この発表会は「高校生のためのグローカルメディアプロデューサー養成講座」の成果発表会です。生徒たちが企業にインタビューに行き、約半年かけて2分間に編集したものです。
「行学」企業動画分野の普通科2年生24名が2人1組になり、津山圏域の12の企業や団体に取材に行かせていただき制作した各2分間のPR動画を、協力していただいた企業の方々の前で上映しました。
まず講師の榎田竜路先生にオンラインで講演いただきました。榎田先生は「今までにない価値を創造し、論理に先立つ直感的判断力を養うには、映像の力を活用することが有効である。」と力説されました。
その後、各企業の方のご臨席のもとPR動画を上映し、企業の方から心温まる称賛や感謝の言葉をいただきました。
厳しい状況下にもかかわらず快く協力してくださった各企業のみなさん、リモートと対面の両方で熱く粘り強く指導してくださった榎田先生と太田先生、貴重な機会を与えてくださいました津山市に感謝いたします。
津山圏域の優れた企業と、そこで働かれている輝く大人の方々に出会い、東高生はかけがえのない体験ができました。津山を、そして地域を支える人材が本校卒業生から続々と生まれてくると期待しています。
1月20日(水)、体育分野3年生のチャレンジ42.195kmを開催しました。 コースは本校から津山市加茂地区までの道のりです。今年は快晴で、とても走りやすい天気になりました。
生徒たちは自己の限界に挑むべく、この日のために準備してきた心と身体の全てを出し切りました。
沿道では、地域の方々や保護者からの声援をいただきながら走り続け、折り返し地点では保育園の園児たちからの応援もあり、気持ちを新たにして走ることができました。
また、同級生や体育分野の後輩たちも応援に駆けつけてくれ、挫けそうな心を支えてくれました。
総合1位
廣戸 拓海くん
3時間24分52秒
<コメント>前半飛ばし過ぎて足にきたので、目標としていた3時間15分を切ることができなかった。周りの応援や、(体育分野であり)野球部の後輩が肩を貸してくれゴールできた。一人ではゴールできなかった。絶対1位を取ると走り続け、支えてくれた仲間に恩返しすることができた。
総合2位・女子1位
森岡 史江さん
3時間57分27秒
1か月程、足の故障で練習ができない時期があったとのことで、<コメント>後半の坂がきつく足が痛くなり、目標としていた先輩の歴代タイムには届かなかった。チャレンジを終えて…、 最後まであきらめずにやれば必ず結果はついてくるとわかりました。
体育分野3年生で最終ランナーを出迎え、全員が無事完走することができました。これで3年間の体育分野としての行事が全て終了しました。
開催にあたり尽力してくださった全ての方々に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
1月20日(水)チャレンジ42.195kmが開催され、絶好のコンディションのもと、体育分野3年生は参加者全員が見事完走を果たしました。
総合1位の3時間24分52秒でゴールした廣戸拓海くんは「仲間や後輩、卒園した加茂保育園の園児たちの応援が励みになりました。」と語りました。
また、総合2位で女子1位の森岡史江さんは3時間57分27秒でゴールし「最後まであきらめずにやれば必ず結果はついてくるとわかりました。」と話しました。
今回は感染症拡大防止に配慮しながらの開催となりました。加茂保育園の園児たちや職員の方々、津山圏域消防組合加茂出張所のみなさんほか、開催にご協力いただいたみなさん、応援していただいたみなさん、本当にありがとうございました。
1月19日(火)、1年生の百人一首大会を開催しました。各クラス2人ずつで10人1チームとなり100枚の札を取ります。そして最後に何枚取れたかの数をクラスの合計で競い合うクラス対抗としました。
事前に各クラスで練習をしました。皆、あの札だけは絶対に手にすると意気込んでいました。
もちろん“ちはやぶる 神代も聞かず 龍田川 からくれなゐに 水くくるとは”の札です。
さて、誰が手にしたのでしょう?
先生方も読み手となり個性あふれる声が響きました。
各グループでは、それぞれが拮抗しており、結果は翌日にならないとわかりませんでした。合計枚数を競います。
集計の結果、優勝は3組でした。そして準優勝は4組です。覚えている人も、反射神経で取る人も、皆が一堂に会し楽しく日本文化を満喫しました。
みなさん、よく頑張りました。
1月18日(月)、視覚障がい者への理解を深め支援方法を学ぶため、高取茂樹先生と盲導犬のテミスちゃんを講師にお招きしました。高取先生は生まれつき目が見えず辛い時期もあったとのことですが、いつも、明るく、元気に毎年本校に来ていただいています。
「勇気」「元気」「優しさ」を大切にすること、言葉と力の暴力は絶対にいけないことを何度も教えてくださいました。
盲導犬のテミスちゃんは、厳しい訓練を積み重ね狭き門をくぐり、盲導犬となって高取先生をサポートしています。
お仕事中
講演では、情報の取り方(聞く:音声など、見る:点字など)、声のかけ方やサポートの具体的な方法などを教えていただきました。
実際の生活場面から、このような支援方法が良いというポイントを教えていただき、食事や料理、お金の判別、携帯電話やパソコンなどの実演や、生徒たちも体験しながらわかりやすく学びました。
盲導犬のテミスちゃん♡
また、盲導犬については、まだまだ盲導犬が少ないこと、盲導犬ユーザーとの相性や管理の問題、盲導犬を連れて一緒に入れないところが多いなど、現状の問題を知ることができました。
次に、実際にタオルとアイマスクを着けて、目が見えない方の体験をしました。
友達に手を引いてもらい廊下を歩いたり、階段を昇降しましたが、いつも慣れている廊下や階段でさえとても怖く、一歩一歩が長い時間に感じ友達にしがみついてしまいました。 友達のちょっとしたサポートや声かけ一つ一つがとてもありがたく安心できました。
この体験から、視覚障がい者の方がおられたら自分たちのできる支援を行いたいと、どの生徒たちも感じていました。
<生徒の感想>
・「見えない」ことを体験してみると、鳥肌が立つくらい怖くてサポートの存在がすごく大きかった。私も、視覚障がい者の助けになりたい。
・視覚は失っても、生き生きと生活している人も多くいることを知った。様々なことができるようになるまでとても時間がかかったと思うが、それでも必死で前を見て進んでこられた生き方に感動した。その方が一番望む援助ができるように努力したい。
・努力をすれば何でもできると言われ、すごく心に響いた。高取先生から教えていただいた多くのことや、「優しさ」「笑顔」「元気」「声」「勇気」のキーワードを大切にして、素敵な看護師を目指そうと思う。
第2回津山国際環境映画祭で来月上映される映画「十六夜の月子」に演劇部員6名がエキストラ出演することになり、1月14日(木)、城東むかし町一帯でロケが行われました。
これは、津山の魅力発信に資するため市民参加型のオール津山ロケで撮影される今回の映画に、地元の高校生役でぜひ出演してほしい、という映画祭実行委員会からの依頼に、東高として協力する趣旨で参加したものです。
頃安祐良監督にご挨拶した園田校長が、高校生は全員演劇部員であることを伝えると、監督は「それは心強いですね。」と笑顔で応えてくださいました。
また当日は多くのマスコミが集まり、部員たちもテレビ局や新聞の記者の取材を盛んに受け、インタビューがRSKの夕方のニュースで放映されるなどしました。
で、どんな場面で出演するか??それは2月14日の上映会でのお楽しみです(笑)。
1月8日(金)普通科1年生を対象に行学プレゼン講座を開催しました。 一般社団法人まなびと代表理事 江森真矢子先生を講師にお迎えし、より伝わりやすいプレゼン方法について学びました。
講座の最初には普通科2・3年生の先輩方が実際のプレゼンテーションをお手本として発表してくれました。
先輩方の発表は、言葉やスライドから伝えたい思いが届くよう工夫がたくさんされており、大変感心しました。
その発表をもとに江森先生がどんなところが良かったのか、実際に発表するならどういうことに気を付ければ良いかなど生徒と一緒の目線になって考えてくださいました。
生徒たちは先輩たちの発表を聞いた後、自分がプレゼンを行う上で大切にする3か条を決めました。一人ひとり、大切にしたい点や、自分色を出せるようにどうしたら良いかといったことを考え、3か条を決めている生徒もいました。今回の講座を通してプレゼンに対して改めて考えるきっかけになりました。
江森先生は講座の中で生徒が発言した意見をすぐに視覚化してくださり、どういったことがプレゼンを行う上で大切なことなのかを参加した全員で考えられる場を作ってくださいました。
寒い中ではありましたが、生徒たちも非常に楽しそうな表情で学ぶことができました。
1月8日(金)、3学期始業式が行われました。
今回も感染防止のため校長室をスタジオにしたオンライン形式での式となりました。
園田校長は式辞で、今は何でもネットで検索できることから知識の習得を軽視する風潮があるが、深い思考や適切な判断の基盤となるのはしっかりと身に付いた知識であり、感染症予防も正しい知識や科学的根拠に基づくことが大切、などと述べ、東高生には令和3年を豊富な知識をしっかりと身に付ける一年にしてもらいたいと呼びかけました。
また、受験を控えている生徒に対して、気持ちをしっかり持って悔いのないように準備して臨んでください、とメッセージを送りました。
式後、生徒の活動についての報告がありました。
冷え込みの厳しい朝でした。暖かい教室での始業式にGIGAスクール化の恩恵を実感しましたが、全校生徒一堂に会して新学期を始められる日が待ち遠しくも感じられます。
東高生はそれぞれの決意を新 たに新しい年を迎えました。
津山東高校の情報をお届けします! ~殻を破ろう 人と繋がろう~