「食物調理科」カテゴリーアーカイブ

校内料理&クリエイティブコンクール(家庭クラブ)

1位 食物調理科3年 畝本莉奈「カボチャのモンブランタルト」

9月29日(月)、家庭クラブ主催による「校内料理&クリエイティブコンクール」を開催しました。
本コンクールでは、生徒たちが授業で習得した知識や技術を活かし、小麦粉を使用した創作料理や被服作品を展示しました。
対象となったのは、家庭科を学ぶ1年食物調理科・看護科、2年全クラス、3年食物調理科の生徒たちで、当日は多くの力作が並びました。 休み時間を利用して、生徒および教員による投票が行われ、作品の魅力をみんなで評価しました。

<料理部門>
料理部門では、食物調理科3年の畝本さんが最優秀賞を受賞しました。
【畝本さんより受賞コメント 】
このような素晴らしい賞をいただいてとても嬉しいです。
今回、旬の食材であるカボチャを使用し、ハロウィーンをイメージしたおばけタルトを作りました。ココア生地のタルトの上にカボチャのフィーリングを流し、オーブンで焼き、その上に生クリームとココア生地のスポンジを重ねました。チョコレートでクモの巣やコウモリを描いて見た目も可愛く仕上げたのがポイントです。
これからも見た目でも味でも誰かを笑顔にするお菓子を作りたいと思います。

2位 食物調理科3年 藤井明奈
「マジパンケーキ」
3位 食物調理科2年 國司梨楓
「秋のminiフルーツタルト」

料理部門では1位から7位まで、クリエイティブ部門では1位から3位までの入賞者が選ばれました。 さらに、審査員特別賞として10名が選出され、11月に開催予定の家庭クラブ総会にて表彰を行う予定です。
どの作品も創意工夫に富み、個性豊かな展示となりました。生徒たちの学びの成果が形となった、素晴らしいコンクールとなりました。

<クリエイティブ部門>  画像を加工しています。

ビブリオバトル(2年・図書委員会)

9月26日(金)に2年のビブリオバトルを、図書委員会主催のホームルーム活動として行いました。

このビブリオバトルとは、「人を通して本を知る。本を通して人を知る。」ことを目的とした、本の紹介コミュニケーションゲームです。今回は一人2分間の形式で行い、各クラスの図書委員が進行役を務めました。

前半は、4人の小グループに分かれて、本を紹介し合いました。後半は、各グループから一人ずつ選ばれた代表者が全体への発表を行いました。

最後に、一番読みたくなった本(チャンプ本)をクラス投票で決定しました。

生徒たちは、笑顔で持参した本を見せ合ったり、本について語り合ったりして、楽しく充実したひと時を過ごすことができました。

<2年生チャンプ本>

2年1組「人生でいちばん美味しい至高のレシピ」 リュウジ著 (ライツ社)
2年2組「大恋愛~僕を忘れる君と~」 大石静 脚本 高橋和昭 ノベライズ (扶桑社) 
2年3組「それいけ!平安部」 宮島未奈著(小学館)
2年4組「アルジャーノンに花束を」 ダニエル・キイス著(早川書房)
2年5組「ノンタンがんばるもん」 キヨノサチコ著(偕成社)

厳しい暑さも少しずつ和らいできました。いよいよ読書の秋、到来です。これからも、読書に親しんでほしいと願っています。


脱!野菜不足「だしのチカラで野菜をもっと美味しく!」高校生レシピコンテスト(食物調理科2年)

9月23日(火)に、地産地消や食育の推進を目的とした高校生レシピコンテストが開催されました。
今年度で14回目を迎えるコンテストで、津山市、味の素株式会社、株式会社マルイと、津山東高校が連携して行われ、今回のテーマは “脱!野菜不足「だしのチカラで野菜をもっと美味しく!」”です。
地元の食材と味の素の商品を活用しながら、生徒たちが学校で学んだ成果を発表しました。
その結果、グランプリに輝いたチームが1組、優秀賞が2組、そして保護者の方々の投票によって最も多くの票を獲得したチームに贈られるギャラリー賞1組が選出されました。

プレゼン前には、各チームとも真剣に、緊張しながらも協力して調理を行いました。

プレゼンでは、グループごとにテーマを設定し、だしを活かした野菜がたくさんとれる料理を審査員に試食していただきました。
各グループは、これまで準備してきた思いを発表することができました。


グランプリ 
チーム名:ぺんたごん

「白菜と豚肉のミルフィーユ」は、白菜・水菜・豚肉を交互に重ねてだしなどで煮るだけで完成し、手順が少なく、作りやすい料理となっています。また、つけるタレによっても味変ができ、津山産ショウガを使っているところもポイントです。
     
「白だしきんぴら」は、普通のきんぴらと材料が違い、主菜とも合わせて考え、色が少なかったので、黄色のパプリカを加えることで彩りを良くしました。また、津山産ショウガ使って、ご飯にも合う味にしています。

グランプリを受賞して、 「まさかグランプリに選ばれると思っていなかったので、嬉しかったです。これから開催される様々なコンテストでも、上を目指せるように頑張りたいと思います。 」



優秀賞(津山市) 
チーム名:うちら”ヘルシンジャー”

「VEGELOVE BOWL」は、野菜とお肉、魚がたくさん入ったカラフルなVEGELOVE BOWLで、ドレッシングは津山産のショウガを使ってさっぱりするものにしました。栄養が豊富なので食べながら健康的なダイエットができます!作り方も簡単で手軽に沢山の野菜を美味しく摂れます。

「やさいとらんといけんでしょうが〜!スープ」は、野菜たっぷりで津山産のショウガを使うことで、地元の農家さんを応援できて環境にもやさしく、栄養たっぷりで体をぽかぽか温めてくれダイエット中でも安心して飲めます。毎日飲んでも飽きない、体にやさしいスープです。


優秀賞(味の素) 
チーム名:#DASHtag

「和風米粉グラタ」は、小学生が嫌いな野菜と不足しがちな野菜を取り入れ、苦手克服+野菜不足解消ができます。また、米粉を使いグルテンフリーにしたことで、消化に優しく、小麦粉アレルギーの方でも食べることができます。牛乳が苦手なお子様でもだしを使うことでホワイトソースの牛乳感をなくし、日本人の口に馴染みのあるものになっています。

「サーモンのタルタルサラダ」は、層にすることで見た目を良くし、食欲をかきたてるようにしました。やさしお®を使うことでなるべく減塩し、レモンを使うことでサッパリ感を出しました。潰したゆで卵にマヨネーズを和えることでしっとり感を出し、ペーストにした人参に出汁を加えることで、人参の風味を減らし、食べやすくしました。   


ギャラリー賞
チーム名:難消化性多糖類     

「とろふわ梅しそお好み焼き」は、お好み焼きの生地は、4種類の野菜と芋で生地が成り立っており、野菜を千切りにすることで消化吸収が良くなります。自分の好きな食材を使って、アレンジをしたりできるので夜食やおかずの一品として活躍し、アレンジ次第で、子供から大人まで食べることができます。

「百香煮〜豆乳仕立ての揚げナス〜」は、栄養を閉じ込めた「揚げナス」を皿に盛ってから、スープを入れることでナスの色がスープに出ないようにしました。揚げナスやマッシュルーム以外にも他の食材を入れてアレンジをすることで他の効果を得ることができるので、お酒のおつまみやおかずの一品として活躍します。”



審査員の先生方からは、「どの作品も甲乙つけがたく僅差だった。」「各チームプレゼン力があり内容が伝わった。」と総評していただきました。今回のレシピ考案で、地域の食材や食材の持つ力についてさらに考えるきっかけになりました。また、チームで共同してアイディアを生み出す面白さにも気付くことができました。

今後、グランプリレシピはスーパーマーケットMARUIの店頭にパネル展示され、レシピの配付、商品化していただく予定です。また、 MARUIフードフェスタ2025が、11月1日(土)と2日(日)にグリーンヒルズ津山・リージョンセンターで開催されます。1日は、グランプリを獲得したチームの「白菜と豚肉の鍋」が、2日は、優秀賞を受賞したチームの「米粉グラタン」がともに500食試食提供されます。

教育相談講演会(1年)

9月19日(金)、1年生を対象とした教育相談講演会が行われました。講師は本校にてスクールカウンセラーを担当してくださっている矢萩小百合先生です。
矢萩先生は、本校のスクールカウンセラーとして8年間お世話になっており、これまで多くの生徒たちの学習・人格・社会・健康面における発達をサポートされてきました。

今回は、生徒それぞれの発達に即して、自己理解を深めさせ、人格の成長への援助を図ることを目標に、「心と体のパワーアップ」と題してご講演いただきました。

講演では、人間の心には「不安サイクル」と「安心サイクル」があることを説明され、「不安サイクル」を「安心サイクル」に変えるための具体的な方法も教えていただきました。
生徒たちはその方法を実践し、自分にはどの方法が合っているのか、どのような考え方をするのが良いのかなど、お互いの意見を共有しました。

生徒代表挨拶では、代表生徒が今回学んだことを今後の生活において意識的に行っていく旨とともに、講師の矢萩先生に感謝を述べました。

今回の講演で生徒たちは、気持ちの切り替え方や、前向き・肯定的な考え方を学び、自身の気持ちと向き合うきっかけにもなりました。

留学生交流会(食物調理科3年)

9月10日(水)食物調理科3年生の課題研究の時間に、津山工業高等専門学校の留学生レクシーさん(インドネシア出身)とドリアンさん(クロアチア出身)が参加して、一緒に和菓子作りをしました。

初めに二人から、自己紹介も兼ねて母国の紹介をしてもらいましたが、どちらもとても工夫されたプレゼンテーションで、一同感動しました。

実際の調理では、「フルーツ大福」と「うさぎの桃山」作りに挑戦。食物調理科3年生の慣れた手つきに比べて、二人の留学生は慣れない調理に苦戦しつつも、やり方やコツを教えてもらいながら無事完成することができました。
和菓子作りをしながら、お互いの国のことや学校生活のこと、好きな音楽、アニメの話など食以外の話でも大盛り上がり!楽しく充実した国際交流をすることができたと思います。

最後は自分たちが作成した和菓子を、みんなでテーブルを囲んでおいしくいただきました。

今回の交流を通して国や文化が違っても、「おいしい」という気持ちは世界共通だということ、そして一緒に何かを作り上げることで、心の距離が縮まるという大切なことを学びました。
この貴重な経験を忘れずに、これからも食を通して人を笑顔にできる調理師を目指して、日々の勉強や実習に励んでいきたいと思います。レクシーさん、ドリアンさん、本当にありがとうございました!

<スクールライフ>東雲祭体育の部[予行]

8月28日(木)、東雲祭体育の部の予行を行い、 開会式から閉会式までを通し、競技や入退場の確認を行いました。

暑い中ではありましたが、係の仕事等、責任を持って果たすことができました。
本番まで1週間を切りました。体調を管理し、素晴らしい体育の部になるように残りの期間の準備を頑張ります。

オープンスクール[中2・3年対象]

8月22日(金)に中学2・3年生を対象としたオープンスクールを実施し、午前の部・午後の部を合わせて約720名の中学生が来校してくれました。
受付では、本校の生徒がスタッフとして中学生の対応をしました。生徒たちは来校した中学生や保護者の方に笑顔で声をかけ、名簿を確認しながら落ち着いて説明や案内をしました。誘導の生徒たちは中学生が迷わないように、教室や会場への行き方を丁寧に説明し、時には付き添い案内を行いました。
教室では、山本校長、三谷生徒会長のあいさつを動画で視聴しました。


普通科では、登校から授業・昼休み・放課後・帰宅までの一日の流れについて作成した動画や、卒業生が「行学」で学んだことで進学につながったことや志望校を決めた時期や大学で東高校の学びを活かせていることなどについて話や進路支援部からの進路についての動画を視聴しました。
後半は、ボランティアとして参加した本校の1、2年の生徒がファシリテーターとして会を進行しました。最初に、バースデーチェーンで教室ごとに輪をつくり、そこから5から6人ごとのグループン別れ、在校生との座談会を行いました。
最初は、ぎこちない雰囲気が漂いましたが、自己紹介ゲームや、その後のルーレットトーキングと内容が進んでいくにつれて、教室の緊張した雰囲気もほぐれ、中学生からの質問に、高校生スタッフが答え、和気藹々とした雰囲気になっていきました。


食物調理科の3年生が西洋料理・日本料理・中国料理・製菓・集団調理にわかれ、各実習室でデモンストレーションを行い中学生に見てもらいました。
内容の説明も生徒が考え、中学生に説明をしました。高校生が調理に取り組む姿を通して、実習の雰囲気や学びの内容を感じてもらえたと思います。
座談会では、3年間の様子をスライドで説明した後、中学生が質問しやすいように少人数のグループにわかれ、高校生の生の声を聞いてもらいました。また、日頃使用している道具や教科書を手に取って見てもらいました。



総勢約100名の中学生が看護科に参加してくれました。7月下旬から練習を重ねた生徒約50名で、血圧測定や新生児の抱き方・オムツ交換など中学生に説明しました。
実技の体験をした中学生は、ややぎこちない様子でしたが、先輩からの指導を受けながら一生懸命取り組んでいました。
座談会では、看護の勉強や実習についての話を先輩から聞き、中学生は興味深い様子で聞き入っていました。
オープンスクールに来てくれた中学生の皆さん、ぜひ東高校看護科に来てください。待っています。

<フォトギャラリー>校外実習(食物調理科3年)

7月9日(水)~27日(日)、食物調理科3年生が津山市内の9社13施設で校外実習を行いました。期間のうち10日間、各実習場所で新入社員と同じように指導をしていただきました。

この校外実習では、校内で学習した知識や技術をもとに、さらに調理技術の向上、応用力、実践力を身に付けることを目的としています。

生徒は最初緊張した様子もありましたが、実習を重ねるにつれ社会人としての自覚が芽生え、働くことを意識しながらの実習となりました。

今回の実習を通して、自分の力不足や課題に気づき、もっと上手くなりたい、もっと勉強したいと調理に対する意欲を今まで以上に向上させることができました。

大変なこともありましたが、調理師としてのやりがいを強く感じ、将来の進路選択にもつながりました。
受け入れてくださった9社の実習先には心より感謝申し上げます。

今回学んだことを、これから東雲祭での食堂や喫茶、卒業制作展示発表会などで生かして活躍してくれることを楽しみにしています。

1学期終業式

7月18日(金)、終業式では、山本校長が式辞の中で、4月の始業式の際に話された二つのことについての振り返りの言葉がありました。
一つ目の、挨拶については、笑顔で挨拶を返してくれる生徒が増え、人と繋がる第一歩としてのコミュニケーション力が向上しているとし、二つ目の「現状に満足せず、挑戦し続けること」については、授業だけでなく部活動、生徒会活動、ボランティア活動など、さまざまなことに対して、精一杯取り組めた人は、頑張った自分を「あっぱれ」と、しっかりほめてあげてほしいとありました。

また、今回新たに伝えたいこととして、「物事の本質を見抜く力をつけてほしい。心の目、心の耳で真実は何かをしっかりとらえてほしい。」と話されました。そして、高校1、2年は部活動のバレーボールに、3年は受験勉強に打ち込まれたご自身の体験を紹介されながら、「自己実現に向けて自分を磨く夏」、応援やボランティアを通じて「インターハイを肌で感じる夏」、「自身の洞察力や傾聴力を深めるチャンスの夏」、等、「充実した時間を送って、二学期の東雲祭を仲間と合意形成を図り、成功させてほしい。」と結ばれました。

式の最後には、校歌を斉唱しました。

連絡事項では、板谷教頭から6月から始めた本校公式インスタグラムについて、その目的、掲載内容について改めて連絡がありました。
次に清水生徒支援部長から、熱中症への対応をシミュレーションした上で部活動に取り組むことや、自転車の施錠の徹底などの注意喚起がありました。

最後に三谷生徒会長から、 現在、検討中の東雲祭におけるスマートフォンの使用についての経過報告と、 「意見の食い違いからぶつかり合うこともあると思いますが、いい東雲祭をつくっていきましょう。」と呼びかけがありました。

感謝Day(家庭クラブ)

本校では、5月9日(金)~6月23日(金)の期間を家庭クラブ週間とし、家族や日頃お世話になっている方々へ感謝の気持ちを込めて手作りの小物をプレゼントする「感謝デー」を行いました。

今年度は、コンパクトエコバッグに、各自が記入したメッセージカードを添えて手渡しました。

<生徒の感想より>
・とても喜んでくれて、その後の買い物で早速使ってくれた。
・中学生の頃にもエコバックを作ったので、それと比べると「真っ直ぐ縫うのも上手になった。」と言ってもらえた。
・エコバッグを作っていたのは秘密にしていたので、渡したときはすごく喜んでくれて「ありがとう!たくさん使うね!」と言ってくれた。頑張って作ったかいがあったと思ったし、本当に心の底から嬉しかった。
・「サイズが丁度良くて使いやすい。ほつれてたりするところもあるけど頑張って作ったのが伝わった。使いやすそうなエコバック。」と喜んでもらえた。